セールスライティングとは?24時間インターネットで働く営業マンを作るスキル

仙道達也

どうも仙道です。

セールスライティングと言われてもどのようなスキルかわからないと言われることがあります。

セールスライティングのスキルはインターネット上でマーケティングを行うのであれば必要なスキルです。チラシやニュースレターなどの紙媒体、ホームページやブログなどのWEB媒体、YouTubeなどの動画など。様々な媒体を用いてのマーケティング活動がありますが、実は全てに共通してセールスライティングは使われています。

セールスライティングのスキルを取り入れることで、売上が数倍~数十倍になるということも実は当たり前に起こっていることです。そんなセールスライティングについて解説していくのと合わせて、コピーライティングとはそもそもなんなのかから解説をしていきます。

セールスライティングとは

セールスライティングとは

起業をしてブログやSNSを用いてリスト獲得を行い、メルマガを発行し集客をしてバックエンドに繋げる。

こうした流れは個人起業家として売上を継続して上げていきたいと考えた際に使われるものです。

基本的にインターネットで商品やサービスを提供してるので、ほとんどコピーライティング、文章の力で売っているということになります。

ではそうしたコピーライティグとは一体どんなものなのかを完結に解説すると下記のようになります。

コピーライティグ
=ダイレクトレスポンスマーケティングで売るスキル
=インターネット上における売るスキル

ここでは、売るという言葉を使っていますが、人を動かすスキルとして考えることもできます。

インターネットは基本的に文字の文化で成り立っています。

その為、文字が書けないとマーケティングは出来ないということに繋がります。

他のダイレクトレスポンスマーケティングでも同じことだと思うのですが、、ダイレクトレスポンスマーケティングというのは基本的に売り手側からアクションを起こし、見込客が直接反応するマーケティングの手法です。

セールスライティングは2つの目的で使われる

セールスライティングは2つの目的で使われる

  • イメージアップ・・・企業や商品の認知を拡大させる、ブランディングを築くコピー
  • セールスプロモーション・・・商品やサービスを販売するコピー

イメージアップで使われるコピー(以下イメージ広告)は、テレビのCMや駅に貼られているようなポスター、電車の中吊り広告などが該当します。

イメージ広告の場合は、ダイレクトレスポンスマーケティングとは違い、その広告を見て見込客が行動してくれているかがわからないものです。

その反面で、商品やサービス、企業のことを知らない人に対して、知ってもらうということが期待できます。

セールスプロモーションで使われるコピーは(以下セールスコピー )は、ブログやホームページ、ランディングページなどの他に、新聞の折り込み広告やダイレクトメールなどが該当します。

売り手側からのメッセージを見て、見込客が行動をしているのかを計測することができます。

ダイレクトレスポンスマーケティングにおいては、セールスコピーが使われていて反応を見ながらアクションの改善ができるという強みがあります。

しかし、2つの目的があったとしても言葉を扱っていることには違いありません。

その際に使われる言語化、文章化するスキルがコピーライティングとなります。

個人起業家の場合は、インターネット上で活動するケースが大半です。

つまり、コピーライティングのスキルを使うことができなければ、インターネット上で売上を上げることが難しくなってしまいます。

YouTubeを使っている人もコピーライティングスキルが必要

動画になっていても、コピーライティング力は絶対に必要になります。

現在は、動画を使ったプロモーションも様々ありますが、基本的にコピーライティングで書いた文章を動画で喋っています。

特にローンチなどを用いる場合には、シナリオが存在していて、そのシナリオに合わせて話しをしています。

YouTubeで動画を配信している人も、広告収入を目的にしている場合を除き、見込客を獲得する、つまりリストを獲得する為に活用しているはずです。

この場合も人を行動させなけばいけません。

そうした人を動かす為の動画が必要になり、その結果として人を動かすシナリオを作る必要があるということです。

動画の場合は「言葉を文章に起こしているか」「頭の中で組み立てているか」の違いであって、

コピーライティングのスキルを使っていることに変わりはないということです。

なので、動画にしてもブログやメルマガにしても、何か商品やサービスを売っていく上でコピーライティングは絶対に必要になります。

ブログを書くこともそうですが、あなたが何か情報を発信していく際に全て文章化されます。

なので、あなたが持っているもの、思っていること、考えていることを文章化していく必要があります。

そして言語化する際、どう表現するのか、どう伝えるのか、どんな順番で伝えるのかを考え作るのがコピーライティングになります。

セールスライティングを使って得られる効果

セールスライティングを使って得られる効果

ここからはセールスコピーということに焦点を当てて解説をしていきます。

セールスコピー には代表的な使い方として下記のような種類があります。

  • ダイレクトメール(DM)
  • FAXDM
  • チラシ
  • 折り込み広告
  • ランディングページ
  • セールスレター
  • メルマガ(※1)
  • ブログ(※2)
  • クーポン

※1セールスメールを配信し、クリック計測等を行なっている場合に限ります

※2ブログのアクセス解析を行っている場合に限ります

ここでは、個人起業家の方が使うコピーライティングに絞っていく為、インターネット上におけるコピーライティングに絞って解説しますが、ランディングページやセールスレター、メルマガ、ブログ記事などは全てセールスコピーに該当するということです。

セールスライティングを用いて書いた文章は、インターネット上のセールスマンとも呼ばれています。

インターネット上において、眠らない24時間働き続けるセールスマンを雇うスキル、それがセールスライティングです。

基本的に一度良いコピー(反応の出るコピー)が書けたら、そのページを使い続ける間、常にあなたの元にお客様を運んできてくれるということです。

有料広告を使っている場合は、費用対効果として考え広告を回している間常に自動的に集客をしてくれるようになります。

セールスコピーを使った過去の事例

過去の事例で50万円広告費として使った時に、売上を1,000万円作ってくれている商品がありました。

この時、50万円を使えば20倍の売上を作ってくれる、単純な利益で見ても950万円が作られることがわかります。

そうした計算ができることから、広告費を2倍にいsて毎月2,000万円を作ってくれるようになるわけです。

やずやさんの事例

通販事業で成功をしていれう「やずや」がありますが、やずやさんの場合も今回お伝えしていることを実践していると言えます。

インターネット上だけでなく、同梱チラシやダイレクトメールなど様々な媒体を使っていますが、毎回コピーを作り直しているのではなく、一度作って反応が出たコピーを使いまわして使っています。

商品数がたくさんあれば、その商品ごとにどのコピーを送るかを決めておくだけ、基本的には反応が出るコピーが作れているから仕組みとして広告費を回収し、売上が作っていることに繋がっていきます。

反応率の高い文章は、もの凄く働いてくれるわけなので、セールスマンを雇うより、あなた自身が営業をし続けるよりも全然良いわけです。

ですから、あなたも反応率の高いコピーを一度作ってしまうことで同じような効果を得ることができると言えます。

セールスページを作る時の構成要素

セールスページを作る時の構成要素

ランディングページやセールスレターなどを作る際は、下記の要素で作られています。

  • ヘッドコピー
  • キャッチコピー
  • 問題の訴求
  • 本文
  • ベネフィット
  • メリット、デメリット
  • お客様の声
  • 商品紹介
  • プロフィール
  • 推薦の声
  • クロージングコピー
  • CTA

これらは一つのコピーの中で必ず全てを使っているわけではありません。

しかし、上記の要素が入ることで作るランディングやセールスレーの成約率を高めることができるものです。

ヘッドコピー

ヘッドコピーはファーストビューとも呼ばれ、ランディングページやセールスレターを開いた時に、一番最初に見込客が見る画面に表示されるコピーのことです。

一番最初に読まれる場所になるので、ヘッドコピーはページ全体の中でも一番重要な要素となります。

ヘッドコピーの作り方次第で、その先も読まれるか、そこで離脱(ページを閉じられてしまう)かが決まります。

このヘッドコピーは0.3秒の勝負とも言われていて、見込客がページを開いてから0.3秒の間にそのページが自分のものなのか、読みたいと思うかを判断していると言われています。

キャッチコピー

キャッチコピーの役割は、一瞬で人の目を振り向かせることです。

ヘッドコピーと合わせて使われることが多いですが、キャッチコピーを見て読みたいと一瞬(o.3秒)で思わせることができるかが勝負の分け目となります。

キャッチコピーと似た働きとして、メルマガのタイトルやブログのタイトルもあります。

メルマガやブログはタイトルを見て読むか読まなかを決められているケースが多々あります。

毎日膨大に届くメールの中から見込客の見えを止めさせるタイトルを作ることができるか、その視点で作ることも大切になります。

キャッチコピーについては、別の記事でも解説するので、合わせてチェックしてください。

問題の訴求

ヘッドコピーで興味を持ってもらった際に、より相手の為のものだと知ってもらう必要があります。

ページを読み進めてもらう際の導入としても使いやすく、ランディングページやセールスレターを作る際には無くてはならないものになります。

主な使われ方としては下記のように使われます

  • あなたもこんなお悩みありませんか?
  • もし下記に一つでも当てはまるならこのページを最後まで読んでください
  • こんな人にオススメです
  • あなたがもし次のような悩みを抱えているならこのページはあなたの為のものです

上記はよく使われる問題訴求の一例です。

ランディングページやセールスレターの中では、ヘッドコピーの次に書かれることが多いのも悩みの訴求になります。

サブヘッドコピー

ヘッドコピーと違い、サブヘッドコピーはランディグページやセールスレターの中で使われます。

イメージとしては、書籍の目次タイトルを思い浮かべてもらうとわかりやすいかと思います。

目次があり、どこを読みたいかや、そこに何が書かれているのかの指標にします。

サブヘッドコピーはそれと同じ役割を持っています。

ページを開いて、ただ文章だけが並んでていては、全てを読んでもらわなければ伝えたいメッセージも伝わりません。

その際に、サブヘッドコピーを用意しておくことで、見込客が興味を持ってそこを読んでくれるようになります。

基本的にランディングページもセールスレターも全てちゃんと読まれていることは稀です。

だからこそ、サブヘッドコピーを使いどんなメッセージを伝えているのかを明確にしておくことが重要になります。

そうすることで、流し読みをしている人の目にも止まり、そこから本文を読んでもらえる流れを作ることができます。

本文

本文は、サブヘッドコピーで記載した内容について解説している文章のことです。

本文を書く際には、大きく2つのパターンで作ることができます。

本文の書き方例①

セールスライティングを使って売上をあげる為には、まずヘッドコピーで見込客の興味を引くことが一番のポイントになります。ヘッドコピーの作り方を間違ってしまうことで本来売れる可能性のあったものも全く売れない商品になってますからです。ヘッドコピーを作る際には、まずターゲットを明確にして悩みや問題を一番伝わる言葉で表現することが肝となります。同時に相手に刺さるベネフィットを採り入れることが成約率を高めるヘッドコピーを作る時のポイントになります。

この書き方は、一つのメッセージを大きいブロックとして用いて、3行書いて改行を入れて作るという方法です。

一つのブロックを大きくする際に、4行、5行で作ってしまうと、読み手は読むことに疲れてしまい、結果として読まれない文章を作ってしまうことになります。

その為、2~3行で1つのブロックを作ることがポイントになります。

本文の書き方例②

セールスライティングを使って売上をあげる為には、

まずヘッドコピーで見込客の興味を引くことが一番のポイントになります。

ヘッドコピーの作り方を間違ってしまうことで

本来売れる可能性のあったものも

全く売れない商品になってますからです。

ヘッドコピーを作る際には、まずターゲットを明確にして

悩みや問題を一番伝わる言葉で表現することが肝となります。

同時に相手に刺さるベネフィットを採り入れることが

成約率を高めるヘッドコピーを作る時のポイントになります。

この書き方は、メッセージをブロックとして考えるのではなく、左寄せにして見やすさを重視した書き方になります。

メルマガなどを読み慣れてる人に向けてだと読みやすく感じてもらいやすくなります。

ポイントとしては、句読点で改行を取り入れることで見やすい文章を作りやすくなります。

本文の書き方を2つ紹介しましたが、どちらの書き方が正解なんてものは存在しません。あなたが作りやすい方で書いてみるという選び方でも問題ありません。

もし選びにくいと思ったなら、両方のパターンで作ってみて自分自身で見比べてみる、他の人に比べてみてもらうなどして、読みやすい方を選択するのも効果的です。

ベネフィット

ベネフィットは、セールスライティングの中でもキャッチコピーと同じくらい難しいと言われます。

一言で表せば、見込客があなたの商品やサービスを通じて得られる利益を指します。

ここでの注意点としては、商品やサービスを得て相手が得る結果とベネフィットは別ものということです。

結果を得ることで、あなたの商品やサービスを手にとってくれたお客様がどうなれるのかを言葉にする必要があります。

間違ったベネフィットの例

  • 月収100万円が達成できる
  • 集客に困らなくなる
  • 体重を-10kg達成できる
    など

これらは商品やサービスを使うことによって得られる結果です。大切なことは、それを達成することで、その人の生活や人生がどうなるのかを見せることです。

ベネフィットを作る時の問いかけ方

「でどうなるの?」この言葉を、得られる結果に対して最低3回は繰り替えしていきます。

「でどうなるの?」という問いかけをすることで、見込客の生活の中にまで落とし込んでいくことがポイントとなります。

よく使われるベネフィットに「満員電車に乗らなくてすむ」というものがあります。

これは、サラリーマンの人に向けて起業を進める際によく使われています。

毎日朝早く満員電車に揺られて出勤して、帰りもまた満員電車に揺られて帰る。

そんな生活をしなくても済むということを一文で表しています。

このように、相手の生活スタイルに落とし込むことがベネフィットを作る上では欠かすことができません。

ベンフィットについては、別の記事でより詳しく解説をしていきますので合わせてチェックしてください。

メリット、デメリット

メリットとデメリットはその言葉の通りで、メルマガに登録することのメリットとデメリット。

商品やサービスのセールスをしているなら、購入するメリットと購入しないことでのデメリット、商品を使うことのデメリットなどを打ち出します。

メリットだけ書くケースもありますが、デメリットまで書き出した方が、相手からの信用を得やすくなります。

良いことばかり言われると逆に怪しいと感じてしまいます。

そうした不安要素をデメリットまで見せることで軽減させることができます。

お客様の声

お客様の声は、もし持っているのであれば必ず記載した方がよい要素です。

人が何か行動する時、何かものを購入する時には、第三者の言葉を参考にして選ぶ傾向にあります。

無くても問題はありませんが、成約率という点で考えるとあった方が確実に高くなります。

商品紹介

商品紹介として記載していますが、メルマガ登録であればメルマガで配信する内容を記載することもここに含まれます。

セミナーのなどの募集をするのであれば下記の情報も必要となってきます。

  • 日程
  • 時間
  • 場所
  • 会場案内
  • 参加費
  • 定員

あなたの商品やサービスに触れてもらう際に、何を提供するのかなどの情報をここで紹介していきます。

他にも、商品で得られることや、ベネフィットをここで記載することも効果的です。

特典

特典はってもなくても問題ありませんが、あった方が成約率が高くなるというものです。

メルマガに登録する際にも、何かもらえた方が登録する必要性を作ることができます。

商品を購入してもらう際にも、さらに何かもらえる方が商品の価値自体が高まります。

中には、特典が欲しくて登録、購入する人もいるくらい特典を作ることの効果はあります。

プロフィール

商品やサービスを提供するあなたの自己紹介も記載しておく必要があります。

誰かわからない人からよりも、どんな人かわかる状態の方が人は安心して購入や登録ができるようになります。

その際にあると良い情報は下記の通りです。

  • 肩書き
  • 名前
  • どんな人に向けてサービスを提供しているか
  • どんな活動をしているか
  • どんな想いで活動しているか
  • 主な実績

推薦の声

推薦の声は、同業者や権威性のある人からあなた自身のことを推してもらう為のものです。

推薦の声があることで、権威性を作ることができ、見込客に対しての立ち位置をより明確に伝えることができます。

しかし、推薦の声をもらうには人脈やコネも必要になってきます。もし手に入れることが難しければ無くても問題ないものと言えます。

クロージングコピー

最終的にメルマガに登録してもらう、商品を購入してもらう行動を後押しする一文のことをクロージングコピーと言います。

ランディングページやセールスレターを最後まで読んでくれているならあとは、ボタンを押してもらうだけです。

その時に最後のダメ押しとして、ベネフィットや得られる結果、どんな悩みが解消されるのかを再度伝えることで、見込客に行動しやすい状態を作ります。

CTA

CTA(Call to Action:コールトゥーアクションの略称)で見込客に取ってもらいたい行動を表示します。

ランディングページやセールスレターの場合は、「今すぐ登録する」「購入する」などのボタンを設置しておくことがCTAに該当します。

ごく稀にですが、ボタンを設置していない、ボタンがフォームに繋がっていないというケースもあります。

ボタンを設置したら、その先に登録フォームにリンクが繋がっているかを確認しておきましょう。

セールスライティングでは、こうした要素を組み合わせることで文章を作っていきます。

書く要素が多いように感じるかもしれませんが、スワイプするもの次第で使っている要素もあるので、必ずしも全てを書く必要はありません。

セールスライティングの書き方番外編|ブレッド(ボレット)

ブレット(ボレット)は箇条書きでメッセージを記載する方法です。

・これは参考テキストです

・これは参考テキストです

・これは参考テキストです

上記のように中黒(・)を使って表したり、下記のようにレ点(✔️)を使い活用されます。

✔️これは参考テキストです

✔️これは参考テキストです

✔️これは参考テキストです

主に、悩みやメリットデメリット、ベネフィットや得られるものなどを書く際に用いられることが多く、箇条書きにすることで、パッと見てわかりやすいという効果があります。

ブレットを作る際のポイントは、1ブレット1メッセージで作ることです。

1つの・や✔️の中に情報を盛り込みすぎるとパッと見てわからないものになってしまいますので注意しておきましょう。

まとめ

ここでは、セールスライティングについてを紹介しました。

コピーライティングの目的や使われ方、セールスライティングのスキルを使う際に必要となる要素と使い方や注意点、事例なども交え解説してきましたが、難しく考える必要は本当にありません。

0から作ることを避けて、反応率の高いページを作る。

そうすることで、あなたが行動しなくても、インターネット上において24時間働き続けるセールスマンをあなたも手に入れることができます。

しかし、わかったと思っても、実際に書いてみなければライティングスキルが身につくことはありません。

ここでの内容を参考にしてもらい、まずは実際に書くことを行なっていきましょう。

もし自分で書くのがどうしてもできないという場合は、外注に依頼する方法もあります。

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