コーチングの料金設定で抑えるべきポイント|高額でも安いと思われる方法

仙道 達也

どうも、仙道です!

起業家として提供する商品やサービスの価格で、悩む方は多いかと思います。

高額商品を作っても、「高すぎる」と感じてしまい、値段をどんどん下げてしまうのです。しかし、本来商品やサービスの価格を「安い」か「高い」かを決める判断は、あなた自身ではなく、別のところに要因があります。

今回は、コーチング料金の設定は「高い」のに「安い」と思われるテクニックについて解説いたします。

コーチングの料金設定で抑えるべきポイント|高額でも安いと思われるには

コーチングの料金設定で抑えるべきポイント|高額でも安いと思われるには

あなたのコーチングやコンサルの料金設定が「高い」のに「安い」と思われるという、”とんでもないテクニック”を公開したいと思います。いつも通り、シンプルな「方法論」です。

  • 実績を作る
  • セッション内容を強化する
  • 保証を強める
  • 特典を増やす

などの方法ではありません。「高額商品」を売る手法は色々あるのです。そして、最も「核」になるポイントを今回は紹介します。

あなたのコーチングやコンサルを高額にしても「安い!」と思われるポイントです。それは、「あなたは顧客から見て、誰と比べられているか?その比較対象で高いか安いかが決まってしまう」ということです。

例えば、あなたがスリッパを欲しいと思って「100円ショップ」に行ったとします。そこで、あなたはこんな光景を見ました。「100円のスリッパ」が並んでいる中に「200円のスリッパ」が置いてある。

あなたは、この「200円」のスリッパを見て、どう思いますか?

「高い」と思いますか?
「安い」と思いますか?

一般的に考えたら「100円ショップのスリッパ」なのに、「なんで200円するんや!?」と思うはずです。つまり「200円のスリッパは高い!」と思うはずです。

では、違うパターンを考えてみましょう。

先ほどと同じ「200円のスリッパ」が「スーパーの住居品売り場」においてありました。「300円のスリッパ」が並んでいる中に「200円のスリッパ」が置いてあるという状況です。あなたは「高い」と思いますか?「安い」と思いますか?

そりゃ「安い!」と思いますよね?

商品価格は比較対象で変わる

今回は、スリッパの具体例で説明しましたが、その「スリッパ料金」を「コンサル料金、コーチング料金」に置き換えてみてください。大変な事が起こります。では、仙道は「何が言いたいのか」と言いますと、やっぱりコレです。

あなたは顧客から見て、誰と比べられているか?その比較対象で高いか安いかが決まってしまう

ということなのです。

高単価商品が仕組みで自然と売れ続ける|作り方とセールスのポイント

コーチングの価格設定でも比較対象で高い安いが決まる

コーチングの価格設定でも比較対象で高い安いが決まる

スリッパの例では、置かれる場所によって、高いか安いかの印象が変わりました。スリッパ自体の金額は変わっていないにも関わらず、印象だけが変わったわけです。特別に、もっと具体例を出してみましょう。

「50万」の起業塾
「100万」の起業塾

と同じエリアに「30万円」の起業塾が存在していたら、「30万は安いですね~!」と思う方が増えるのです。さらに、今まで、コーチングの勉強に「50万」とか「70万」とか使用してきた人は、私のコンサル料金を「安いですね!」とおっしゃります。

最初は、意味がわからなかったのですが、どんな業界でも「今まで見てきた商品と比較して値段を判断している」という現象が起きるみたいです。どうやら、同じ集客コンサルでも「100万」とか「200万」とか請求する方がいるので、私が安く見えるみたいです。まあ、実績的に私も、80万~100万ぐらいに値段を上げてもよいかなと最近は思います。

高単価セールスへの自信ができる「お金のマインドセット」

つまり

「自分」がどのポジションに属しているか
「自分」は誰と比べられているか?

「比較対象」でのみ「高い」「安い」が決まるのです。「100円ショップ」にいたら売れないけど、「スーパー」に移動したら売れまくるという現象が起きるかもしれないのです。なぜなら、「値段」という物は、見込みクライアント側から見ての「比較対象」でしかないからです。あなたが「高いから売れない~」「安いから売りやすい~」と思っても、妥当な判断にはならないのです。

だったら、「高いサービス」と「同等のポジション」に存在していると見られた方が得です。そんな工夫を頑張りましょう。

まとめ

今回お伝えしたように、商品、サービスの価格について「高い」「安い」を決めるのは、他との比較によって判断されるのです。

「自分」がどのポジションに属しているか
「自分」は誰と比べられているか?

「比較対象」でのみ「高い」「安い」が決まるのです。商品、サービスの値段について「高いか安いか」を決めるのは、見込客やクライアントです。あなたが決めることではありません。

だからこそ、「高いサービス」と「同等のポジション」に存在していると見られた方が得だと思います。あなた自身が高いと感じてしまって、自ら価格を下げるよりも、今回お伝えしたように比較対象を考えて、「高い」のに「安い」と思われるようにしていきましょう。

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