- 起業してサラリーマン時代より稼げるようになりたい。
- 起業してもっと自由な時間が欲しい。
そうした気持ちで起業を志す人は少なくないでしょう。
- 起業をしたなら失敗はしたくない。
- 起業して失敗して恥をかきたくない。
こうした不安を抱えている人も多いはずです。
起業をすると、勝ち組と負け組=成功する人と成功しない人にわかれます。
そうした中で、起業で失敗する人には8つの特徴があります。
ここでは、コーチやコンサルとして起業家として失敗する原因と解決策について紹介します。
今の自分に当てはめながら、失敗する起業家にならないよう問題を解消してください。
起業で失敗するということはどういうことか
そもそも起業で失敗した状態とはどんな状態なのか、最初に確認しておきましょう。
一括りに失敗といっても、人によって捉え方は様々です。
そうした曖昧な状態をクリアする為にもここでお伝えする失敗の定義を確認してください。
起業で失敗するとは
起業家として、活動をしているにも関わらず収益が立たず廃業に陥ってしまうこと。
上記が起業で失敗するということです。
コーチやコンサルとして活動をしているのであれば、経費はほぼかからず、利益率も高く決して他業種に比べると継続していくにも難しいものではありません。
しかしコーチやコンサル一本で生活費まで稼ごうと思うと、売上が上がらずにいる状態は維持できなくなってしまいます。
そして行き着く先は廃業、つまりサラリーマンなどのように雇われの生活に戻るということです。
起業の失敗=人生の失敗と捉える人もいますが、自分でマーケティングやマネジメント、会計や管理などをやるスタイルから、雇われの中で与えられた仕事をするスタイルになるだけです。
起業をしたら、うまくいくことばかりではありません。
辛い時期や大変なこと、成果に繋がらないことの方が圧倒的に多いのが起業家ライフです。
ここからご紹介するのは、起業家として失敗をして、雇われの生活に戻っていく人の共通点について解説をしていきます。
起業失敗の原因①:起業したけど何をしたらいいのかわからない
コーチとして、コンサルタントとして起業をしたはいいが、いざやってみたら何をしたらいいのかわからない。
こうした人は実際にとても多く、自分自身が何をどうしたらいいのかわからずに立ち止まってしまいます。
起業塾などに参加をしても全体の1~2割の人はこの問題を抱えている現状も何度も見てきました。
何をしたらいいのかわからない場合には、何をどの順番で行動すればいいのかを明確にすることが重要になります。
コーチやコンサルタントとして、特にWEBで売上を上げようと考えているのであれば、まずは下記の流れを知っておく必要があります。
↓
集客をする(見込客を集める)
↓
信頼関係を深める(あなたのことを知ってもらう)
↓
商品を販売、提供する(セールス、クロージング)
↓
商品を購入してもらう(売上が上がる)
上記の流れはWEB上で売上が作られるまでの一連の流れです。
そもそも、売上は何もしない状態では作られることはありません。
お客様がいて、あなたの商品を販売して初めて売上を手に入れることができます。
起業をしたならば、まずは一連の流れを作る必要があります。
では実際にどのような手順で進めていくのかを紹介すると下記のようになります。
↓
販売する商品を作る(バックエンド)
↓
集客する商品を作る(フロントエンド)
↓
リストを集めるブログを作る
↓
メルマガ、ステップメールを作り配信する
↓
リストに向けてフロントエンドのセールスをする
↓
フロントエンドに参加してくれた人にバックエンドのセールスをする
コンセプトを決めるというのは、あなたが「どんな人の」「どんな悩みを」「どのように解決するのか」を決めることです。
誰に何を売るのかが決まっていなければ、次の商品を作ることはできません。
ポジショニング、コンセプトについてはこちらも合わせてチェック!
商品には、バックエンドとフロントエンドの2種類があります。
そして、起業して最も大変で難しいことの集客をするために、ブログを作っていきましょう。
ブログの目的は、メルマガの読者を集めることです。
最初はアメブロからスタートさせ、売上が立ち始めたらすぐにワードプレスに移行することを推奨しています。
ブログを始めたら、メルマガとステップメールを同時に作っていきます。
ステップメールはメルマガに登録をしてくれた人に、あなたのことを知ってもらう、興味を持ってもらう、信頼関係を築く為に欠かすことはできません。
メルマガは、あなたのことをより知ってもらう為にも、接触頻度を高める為にも配信し続けることが大切になります。
ブログからメルマガ読者を集められたら、フロントエンドの販売をしていきます。
最初に作るフロントエンドは、セミナーやグルコンなどのような実際に見込客が目の前に来てくれるものがオススメです。
そして、フロントエンドに来てくれた人に対して、バックエンドを販売して売上を作っていきます。
これから起業をする、すでに起業をしたけどどうしたらいいのかわrからないと悩んでいるならば、まずはここで紹介した流れを実践してください。
いきなり全てを作り成功させることは不可能です。
一つづつ、着実に作っていくことが最短で成果を出す方法になります。
起業失敗の原因②:自分が思っているほど自力が足りていない
起業をして失敗してしまう原因の2つ目には自力が足りないということがあります。
- 今日はこのくらいやろう
- 今日はこのくらいでいいや
- 自分なりには頑張っている
こうした考え方している人は、自己満足の中で頑張っている人の傾向があります。
起業、特に一人起業の場合はビジネスに関わる全てのことを一人でやるということです。
- 集客
- 商品作り
- ブログのライティング
- メルマガのライティング
- ステップメールの作成
- セールス
- お客様のフォロー
- お客様の管理
- お金の管理
ざっくり挙げてもこれらは必須になってきます。
自分の中で頑張っているは、実際にはやるべきことをやれていないことの方が多いものです。
もちろん自分でしかできないことと、他の人(外注)にお願いをしてやってもらえることはありますが、依頼をする、依頼した内容を管理するのはあなた自身です。
寝る時間を惜しんでやれ!などとは言いませんが、自身で設定した目標のもう一歩先までやるという癖をつけることで、自力を鍛えることができます。
そして、それを継続していくことで習慣化され、自ずと自力が底上げされていきます。
最後に、起業して失敗する人の特徴だけ紹介をしておきます。
やるべきことをやらない
- 口ではやるというが行動をしない
- 作業はしているがお金を作ることに繋げられていない
- やっているつもりになって実は何も進んでいない
- 明日こそはやろうが口癖になっている
あなたはこうならないように気をつけてくださいね。
起業失敗の原因③:起業家マインドが圧倒的に低い
起業家マインドとは、起業家としてのマインドセットのことです。
マインドセットは、起業家としてやっていく内容についてどう考えているのか、どう捉えているのかというものです。
- 集客は難しい
- セールスは難しい
- ライティングは難しい
- 継続させるのは難しい
- 高単価商品は売れない
このように、何かに対して「難しい」や「できない」などのように考えてしまっていると起業しても売上を作ることは難しくなってしまいます。
結果どうなるのかは次のようになってしまいます。
- やらない自分を作ってしまう
- できない状態を自分で作ってしまう
- 行動しない理由を作ってしまう
- 言い訳ばかりを考えてしまい何もしなくなってしまう
こうなってしまっては、起業家として何も成果が出せないのは明白です。
そうならない為にも、起業家マインドを築き持つことが大切になります。
また、マインドセットの低さは、実際に作る文章やセールスなどの際に、全て相手に伝わってしまいます。
相手に伝わるというのは直接言葉で伝えることではなく、雰囲気や第六感などによって受け止められてしまうということです。(スピとは違いますよ)
起業して失敗してしまう人のマインドセットには下記の4つの共通点があります。
- お金を稼ぐことを悪だと思っている
- 自信が持てずに行動できない
- 時間がどうにかしてくれる
- 自分の行動に責任を持てない
マインドセットは、変えようと思ってもいきなり変わることはありません。
日々の生活や活動の中で少しづつ作り上げていくものです。
起業失敗の原因④:マーケティングの仕組みが作れていない
マーケティングの仕組みは起業家にとって生命線と言えます。
紹介で成り立っている、リアルの活動で売上が上がっている場合は不要と思われるかもしれませんが、そうした中でもマーケティングの仕組みを作っておくことで保険が効くようになります。
もしといういざ何かあった時に備えて、仕組みを作っておくと失敗するリスクを減らすことができるようになります。
起業をして失敗する人の多くは、マーケティングの仕組みができていないケースが大半です。
↓
ランディングページ(リスト化)
↓
ステップメール(教育)
↓
フロントエンド(集客商品の販売)
↓
バックエンド(利益商品の販売)
上記が仕組みとしての一連の流れになります。
こうしたマーケティングの手法をダイレクトレスポンスマーケティングと呼びます。
売上は一時的にあげることなら誰にでもできることですが、起業家としてビジネスを継続していくことを考えるなら仕組みとして持っておかなければいけません。
つまり、集客をして見込客があなたの目の前に来てくれる状態をいかに作れているかということに繋がります。
見込客が目の前に来てくれる状態ができあがっていれば、売上を作ることができる状態を作れていることになるので、起業して失敗をすることはありません。
もし起業したけど仕組みまで出来ていないと思っているのであれば、下記の記事を読んでもらい、仕組みをしっかりと作っていきましょう。
起業失敗の原因⑤:お金に対するマインドブロックが強い
お金のマインドブロックというのは、結局のところお金に対する考え方だと思っています。
つまり、起業家マインドということに直結してきます。
- セールスを悪だと思っている
- お金をもらうことに抵抗がある
- 高い商品を売るのが怖い
- お金が全てじゃない
- お金を稼ぐことに抵抗がある
上記は一例ですが、お金に対してブロックがある人の傾向です。
起業家としての道を選んだのであれば、自身の生活や家族の生活などもかかってきます。
生活していく、生きていく上ではお金はなくてはいけないものです。
そもそもお金を稼ぐことに抵抗があるのであれば、起業家として失の敗しか先は見えてきません。
お金というものの見方や考え方を変えるだけでも、お金に対するマインドセットは変わってきますので、一つの参考としてみてください。
起業失敗の原因⑥:起業家としてのセルフイメージができていない
セルフイメージはマインドセットは違い、自分のことをどう見ているのかというものです。
自分自身に対する自分で抱くイメージという表現もできます。
セルフイメージが低いことで起こる現象としては、何かを達成しようと思った際に行動ができずに立ち止まってしまいやすくなります。
- 月収100万円以上稼ぐ
- 年収1,000万円は欲しい
- ダイエットを成功させて痩せる
こうした理想や想いを抱く際に、セルフイメージが低いと「自分にはできない」「どうせ自分にはできない」「私は他の人とは違う」などのようにマイナスな思考が働きやすくなります。
起業をして失敗をしてしまう人は、成功している自分を想像(イメージ)することができず、失敗した時ばかりのことを考えてしまいます。
成功、目標を達成した時の想像ができないことは、それを達成するまでの気力やモチベーションの低下にも繋がります。
起業失敗の原因⑦:時間とお金に対する考え方が弱い
成功する起業家と失敗する起業家の大きな違いになりますが、時間とお金に対する考え方は本当に違ってきます。
成功する人は、時間を最も重要視しています。
失敗する人は、お金を最も重要視しています。
時間はお金で買うことはできません。
限られた時間の中で、何をするのか、何を考えるのかでビジネスの成否が決まります。
そうした時間の中で、いかに集中することができるか、いかにお金を生む仕事ができるかを考える癖をつけることは起業家として失敗をしない秘訣です。
起業失敗の原因⑧:売れる利益商品を持っていない
起業家として売れる商品が無い状態は売上が作れない状態とも言えます。
どんなにマーケティングがうまくいっても、売れるものがなければ収入どころか売上すら手に入れることはできません。
商品の中でも特に、利益商品というものが大切になります。
フロントエンドと呼ばれる商品は、利益を作るものではなく、あくまでも集客をする為の商品です。
フロントエンドに人が集まっていても、毎月数十万、数百万円と稼ぎ続けることは相当非現実的なことです。
必要なものは利益を出すことができるバックエンド商品です。
コーチやコンサルタントのように個人起業家には、高単価商品と呼ばれる商品が得に必須となってきます。
一人で起業している場合、多すぎるクライアントの獲得は管理が追いつかず、時間と労力が圧迫してしまい活動に支障をきたします。
少ないクライアントで売上を最大化させる為にも、単価の高い商品を作ることを考えてください。
失敗する起業家は、こうしたバックエンド商品を作ることができない。
バックエンド商品を作っても価格に抵抗があり売ることができない状態に陥ってしまいます。
まとめ
起業をして失敗する人の特徴は、原因が1つだけではなく複数を同時に抱えています。
起業で成功するにはマインドセットとセルフイメージが7割以上を占めていると言っても間違っていないくらいに、内部環境(自分の中のこと)が与える影響は大きいものです。
商品やマーケティングの仕組みは後付けでも手に入れることができますが、マインドセットやセルフイメージは日々の生活の中で作られていきます。
今回8つの起業で失敗する原因と解決策を紹介しましたが、まずは自分自身と向き合っていただき、起業で成功できる人になってください。
起業で失敗する人→起業で失敗しない人→起業で成功する人→起業で成功し続ける人へ。
その第一歩が自分自身の中にあることを常に忘れずに日々の活動にと向き合ってもらえたら幸いです。