補助金対象の生成AIスクールはどこ?補助金制度と間違えないスクールの選び方も解説!

仙道達也
社員にAIを学ばせたいと思っても、費用が高くてあきらめていませんか?スクールの補助金制度を知らないと、大きな損をするかもしれません。

補助金を使うことで大きなコスト削減になり、より多くの社員がAIの知識を身につけられるでしょう。

本記事では、生成AIスクールのしくみから、利用できる補助金制度、対象スクールの選び方を解説します。

生成AIスクールとは?

生成AIスクールとは、ChatGPTのようなAIを使いこなすための知識を学ぶスクールです。

生成AIの基礎から実際の仕事に活かせるところまで学べます。
生成AIは文章の作成・整理に強いので、質問の仕方を学ぶことで仕事がぐっと楽になるでしょう。

習得できる技術の具体例は以下の通りです。

  • 企画書の土台を短時間で作成
  • メール文を読みやすく整理
  • 文章の要約で無駄をカット
  • 提案資料のアイデア出し

初心者でもサポート付きで学べるので、受講した社員のスキルアップになります。

生成AIスクールで利用できる補助金制度5選

ここでは、生成AIスクールで利用できる代表的な補助金制度を5つ解説します。

※補助金の制度・名称は見直しで変更になる場合がありますので最新の情報を確認してください。

(各補助金の金額・割合等は令和7年8月時点の情報)

教育訓練給付金

厚生労働省が指定した講座を修了したときに教育訓練経費の一部が支給される制度です。

給付の種類は3つあります。

  • 専門実践教育訓練(長期のキャリア形成向け講座)

費用の50%(40万円まで)を6か月ごとに支給
最大80%(64万円まで)※条件による

  • 特定一般教育訓練(早い再就職向け講座)

費用の40%(20万円まで)を修了後に支給
条件により50%(25万円まで)

  • 一般教育訓練(就職・安定向け講座 

費用の20%(上限10万円)を修了後に支給

3つとも対象は受講時点で雇用保険に加入している方になるので注意してください。

人材開発支援助成金 

会社が社員に対して仕事のスキルアップ目的で訓練をしたときにかかった経費・賃金の一部を助成する制度です。

人材開発支援助成金には7つのコースがあります。

そのなかで人材育成支援コースの助成金は以下の通りです。

  ・経費の助成割合 75%(中小企業)、60%(中小企業以外)

  ・賃金助成   960円(中小企業)、480円(中小企業以外)

企業向けの助成金制度で、多くの社員にAIを学ばせたいときに良いでしょう。

リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業

経済産業省による、転職・キャリアアップを目指す会社員を応援する助成制度です。

キャリア相談→リスキリング→転職までを一体的にサポートします。

対象は社会人・転職希望者で、受講した場合の割合は下記の通りです。

 ・リスキリング講座の受講を終了した場合

    →受講費用の50%を補助(40万円まで)

 ・リスキリング講座の受講後に転職し、1年間転職先で働いている場合

    →受講費用の20%を補助(16万円まで)

講座受講時には雇用主がいる必要があるので注意しましょう。

地方自治体独自の支援策

地方自治体によっては、独自の支援策を持っている場合があります。

東京都・大阪府の自治体で取り組んでいるのは、以下の補助制度です。

東京都 令和7年度 DXリスキリング助成金の支給制度を実施

 助成対象経費の75%を助成

大阪府 大阪府中小企業従業員人材育成支援補助金を令和7年4月から実施

    補助金の対象講座を社員に受講させた場合に、受講費用の50%を補助

会社がある地域ならば馴染みがあるので、手続きも安心して進められるでしょう。

まずは地域の公式サイト、商工会議所のサイトで確認をしてください。

スクール独自のキャッシュバック制度

AIスクールのなかには、独自のキャッシュバック制度を用意しているところがあります。

具体的な例は以下の通りです。

 ・無料相談時に「スキルアップを目的とした受講」と伝えると8万円OFF

 ・キャンペーン中につき受講料が5%OFF

 ・転職保証コースで転職活動をしたが成功しなかったら全額返金

申し込むタイミングによりお得に利用できるので、社員に受講させるときは、

事前にキャッシュバック制度を確認しましょう。

補助金対象の生成AIスクール5選

ここでは、補助金対象になる代表的な生成AIスクールを5つ解説します。

スクールによって色々なコースがあり、対象となる補助金が異なります。

対象になっても助成を受ける条件があるので、受講するときは無料カウンセリングで確認をしてください。

補助金は受講した後に給付されますので、事前に金額を確認しましょう。

※スクールのコース名・金額・割合等はキャンペーン、制度見直しにより変更になる場合があります。(令和7年8月時点) 

キカガク

キカガクは、いつもの自分の業務をAIで整理し、実際に生成AIを組み込むところまでを学べるスクールです。

最終的に「自分だけのAIアシスタント」を作成するので、確実に業務に活用できるでしょう。

「生成AIビジネス実践コース」は専門実践教育訓練給付金制度の対象です。

補助金制度利用例 

    生成AIビジネス実践コース」

     受講料の最大80%が還付された場合
     例:264,000円(通常)→52,800円(還付後実質)   

サポート

    ・毎週の講義

    ・1対1のメンタリング

侍エンジニア 

侍エンジニアは、一人ひとりに合わせたカリキュラムで、目的に応じた学習ができるスクールです。

現役エンジニアのマンツーマン指導があるので、仕事で実践できる能力を習得できるでしょう。

「生成AI基礎実践コース」は、リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業の対象です。

補助金制度利用例

    ・「生成AI基礎実践コース」4週間プラン

      受講料の最大70%が支給された場合
      例:193,050円(通常)→70,200円(支給後実質)  

※企業研修向けの「業務改善AI研修」は、人材開発支援助成金の対象
オーダーメイドカリキュラムのため、受講料はカリキュラムに応じて変動

サポート

    ・24時間利用できる Q&A掲示板

    ・転職サポート

DMM生成AI CAMP

DMM生成AI CAMPでは目的に応じた学習コースを用意し、ビジネスの現場で生かせる技術の習得をサポートします。

短期間で生成AIエンジニアを目指したい方に良いでしょう。

「生成AIエンジニアコース」は、リスキリングを通じたキャリアアップ支援事業の対象です。

補助金制度利用例

    ・「生成AIエンジニアコース」4週間プラン

     受講料最大70%還元された場合

     例:296,000円(通常)→107,637円(還元後実質)

サポート  

    ・無制限のチャット質問

    ・無制限の課題フィードバック

    ・オンライン面談

RUNTEQ

RUNTEQは、AIを使いこなせるエンジニアを育成することに力を入れた、超実践型プログラミングスクールです。

社員のなかにエンジニアを育成したいときに良いでしょう。

「Web開発スタンダードコース」は、専門実践教育訓練給付制度の対象です。

補助金制度利用例

    ・「Web開発スタンダードコース」

     受講料最大80%給付された場合

                  例: 550,000円(通常)→110,000円(給付後実質)

サポート

    ・24時間質問できるAI講師

    ・就職活動サポート

Aidemy

Aidemyは、生成AIを会社の実務で活用するために効果的な方法を学習するスクールです。

手厚いサポートがついているのでスクール生が挫折をする心配がありません。

「生成AI活用実践講座」は、専門実践教育訓練給付制度の対象です。

補助金制度利用例

    ・「生成AI活用実践講座」

     受講料最大80%給付された場合

     例:272,000円(通常)→54,560円~(給付後実質)

サポート

    ・チューターサポート

    ・Slackチャットサポート(24時間以内に返答)

    ・オンラインカウンセリング

生成AIスクールの間違えない選び方3選

生成AIを導入する会社が多くなっていることから、スクールが急激に増えています。

ここでは、生成AIスクールを選ぶときに間違えない選び方をお伝えします。

せっかく社員にスクールを受けさせても「効果がなかった」「思ってたのと違った」

などの間違いがないように、選ぶときの参考にしてください。

自身の学習目的に合っているか

スクールを選ぶときに、自身の学習目的に合っているかは重要です。

スクールによって目的が違うので、社員に講習を受けさせる場合は、目的をはっきりさせましょう。

AIの基礎から習得させたいのか、日々の業務を効率良くさせたいのかによって、講座の内容・レベルが違います。

目的が合っていないとやる気を失ってしまい、途中で挫折しかねません。それぞれのスクールの講座内容を確認し、講座のゴールが目的に合っているか確認しましょう。

カリキュラムが充実しているか

生成AIスクールを選ぶときに「カリキュラムが充実しているか」は重要です。

充実しているかどうかで、講習を受けた後の結果が変わってきます。

社員に講習を受けさせる場合は以下の3つを確認しましょう。

       ・実践演習があり実務に生かせるもの

・最新のAIツールを実践で使うか

・課題提出後、細かなフィードバックがあるか

また、まとまった学習時間を持てない方は、1回15分〜30分で進められるものを選ぶと良いでしょう。

手厚いサポートがあるか


講習を受けるには、手厚いサポートがあるスクールを選ぶのが重要です。

日々の業務をこなしながら講習を受けるのは、決して簡単ではありません。
仕事のスキマ時間でも、チャットですぐに質問ができる体制のスクールを選ぶと良いでしょう。

「質問は24時間以内に返信」と具体的に書いてあれば待たされる心配はありません。また、スクール独自のコミュニティがあるのも重要です。

長い期間の講習ほど、モチベーションを維持していくのが難しくなります。
コミュニティがあれば「自分だけ学習が遅れているかも」といった不安を和らげてくれるでしょう。

補助金を利用して自身にあったスクールを選ぼう

本記事では、生成AIスクールのしくみから、補助金制度、対象のスクールの選び方について解説しました。

国の補助金制度を使えば、安心してより多くの社員が受講できます。ただ、重要なのは「目的に合うスクール」であるかどうかです。

補助金対象になるスクールの学習目的、カリキュラム、サポート体制を比べて選んでください。

動画再生画面イメージ