どうも、仙道です!
コロナの影響で経営が苦しくなる小さな会社の経営者が増えたり、精神的に安らぎを求める人が増えてきたのか、コーチ・コンサルタントという存在も、改めて注目を浴びているように感じます。
そんな中で考えていかないといけないのは、『差別化』です。私の主催する仙道塾でも毎年のようにお伝えしているのですが、差別化できるかどうか成功できるかどうかの肝になります。 今回は、2022年、コーチ・コンサル・セラピストが生き残るための差別化戦略についてお伝えしていきます。
そもそも差別化ってどんな効果があるのか?
差別化とは、周りのライバルと比べたときに「自分の商品・サービスはここが違う・ここが優れている」といえる部分を明確にしていくことで、独自の立場を構築することをいいます。
独自の立場という部分で最も有名な例としては、スターバックスがあります。スターバックスは自分達をコーヒーショップと位置付けるのではなく、居心地のいい場所(サードプレイス)を提供しているというポジションを取ることで、他のコーヒーショップとの違いを明確にし、大成功しました。
他にも差別化が分かりやすいところで言えば、ハンバーガーショップがあります。
・マクドナルド:単価安い(リーズナブル)
・バーガーキング:マクドナルドよりもボリュームある
・モスバーガー:国産で健康志向
それぞれが自分達の強みを打ち出し、ライバルとの違いを明確にすることで、ファンを掴み、成功を収めています。
このような形で、差別化をしていくことで、その他大勢に埋もれることなく、ビジネスを成長・成功させていくことができるのです。
生き残りたいなら、差別化は掛け算で考えろ!
コーチ・コンサルとして差別化を考えた時に、オススメの方法は、あなたの強みを見つけて、それを掛け算していくことです。
例えば、あなたがWEB集客のコンサルタントなら、こうした強みがあるかと思います。
- アメブロ
- インスタグラム
- note
- YouTube
そして、ここであなたが「これら全部を利用して、総合的にコンサルティングします」というメッセージを出していくことも悪くはありません。確かにこれだけのことが1人でできれば、それはそれで差別化要因にもなります。
しかし、お客さまの立場から見ると、「なんでもできます」と言っているように見えてしまうのです。「なんでもできる」というのは、悪く言ってしまうと、「何ができる人かわからない人」という印象を持たれてしまいます。
だからこそ、あなたができること・強みの中から、最も得意な部分をピックアップして、掛け算してあげることで、他のライバルに負けないぐらいの差別化要素を作っていくことができます。
例えば次のような形で考えてみることができます。
掛け算の差別化
- WEB集客コンサルタント × SEO=SEOに特化したコンサルタント
- WEB集客コンサルタント × Twitter=Twitterに特化したコンサルタント
- WEB集客コンサルタント × Facebook=Facebookに特化したコンサルタント
- Facebook × WEB広告=Facebook広告に特化したコンサルタント
- YouTube × WEB広告=YouTube広告に特化したコンサルタント
シンプルに感じるかもしれませんが、このようにあなたが得意とする分野、強みだと感じている分野を掛け算してあげるだけでいいのです。なぜなら、ほとんどのコーチ・コンサルは、最初にお伝えしたように「なんでもできます」とアピールしている人がほとんどだからです。
なので、まずはダマされたと思って「掛け算で考える差別化」を実践してみてください。
2022年以降もずっと、生き残っていくために欠かせないのはこれです
差別化戦略を実践してく上で、本当に重要なポイントになるのは、『差別化コンセプト』という概念です。
コンセプトというのは、あなたのビジネス全体に一貫している基本テーマのようなものだと考えてください。
少し言い方を変えると、あなたからお客様へのコアなメッセージと考えることもできます。このコンセプトが明確になっているかどうかで、あなたのビジネスの売上の9割が決まってくると言っても過言ではありません。
そのぐらいコンセプトが重要であることをまずはしっかり認識してください。そして、私が最も重要と考えているのが、「差別化コンセプト」という概念です。
この差別化コンセプトの考えるためのポイントは主に3つです。
- 見込み客(ターゲット)を明確にする
- 見込み客の悩み・願望を認識しておく
- 提供するサービスを明確にし、コンセプトにつなげる
この3つをはっきりさせていくことで、初めて作成することができる「あなたの差別化コンセプト」です。
誰の、どんな悩みを、どんな形で、どのように解消するのか?
それを言い表すことができるものだとイメージしてください。差別化コンセプトが明確になれば、間違いなくあなたのビジネスの売上は2倍にも3倍にも膨れ上がっていくので、ぜひじっくり時間をとって差別化コンセプトを考えるようにしてください。
差別化コンセプトは途中で変更してもいいですが、できる限り、今できる最高のものを作ることを心がけてください。
最後に|コーチ・コンサルにとっての生き残る差別化とは?
コーチ・コンサル・セラピストが差別化を考える上で注意しないといけないことがあります。それは、ライバルとの違いをアピールしたり、自分の強みをアピールしたり、USPを構築していくことは、差別化を達成するための1つの要素でしかないということです。
つまり、ライバルとの違い・自分の強み・USPなどをアピールした結果として、差別化が達成されるということです。
差別化の実現とは、「自分の強みさえ決まれば大丈夫」「USPさえ作成できれば差別化できる」ということではないのです。
つまり、「差別化」は様々な要素が合わさって達成することができると考えることができます。「ライバルとの違い」「強み」「ポジショニング」など、1つ1つの要素が重なり、差別化は効果を発揮するということです。
ここについて詳しくは、こちらの記事を是非ご覧ください。差別化コンセプトをより確実に構築するための方法を余すことなくお伝えしています。
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