どうも仙道です。
コーチ・コンサル・セラピスト・カウンセラーが、インターネット上で行き残るために必要なことがあります。
実は以前、私のYouTube動画でWEBで生き残る人の特徴について解説しました。ですが「その先には何がありますか?」という質問を多くいただきました。今までに約600〜700名ほどの受講生も含め、コーチ・コンサル・セラピストさんを見てきました。そこで分かった特徴の一つ目と二つ目を簡単に解説した後に、三つ目について解説します。
インターネットビジネスで長く生き残る人の特徴2つ目までを解説
現在、インターネットビジネスの業界は競争が激しくなっています。
5年、10年前ではネットリテラシーや知識があまりなく、細かい集客・セールスのフレームを知らない人が多かった印象がありました。そのため集客・セールスを勉強すれば多くの人が売れている時代でした。
しかし、集客やセールスを勉強し実践で使えるレベルの人が増加し、集客やセールスの先に何があるのかということが求められます。
結論から言うと、
- 最低限の実績がないと土俵に上がれない
- キャラクターが尖っていること
この2つです。
実績は無いよりも積めば積むほど良いものです。お客様にセールスする以上、最低限の実績があった方が成約につながるからです。今の時代においてセールスをする以前に、実積がない状態では集客の時点で難しくなってきます。
キャラクターに関しては、戦略的に尖らせるための方法を下記の記事で詳しく解説しています。
仙道達也どうも仙道です。SNSやWebでコーチ・コンサルタントなどの個人起業家が売れるために必要なキャラクター設定について紹介します。起業家にとって、キャラクターは売上を左右するものになると考えています。[…]
WEBビジネスで長く生き残る人の特徴の三つ目とは?
WEBビジネスで長く生き残る人の特徴の最後は「推薦力」です。
私の生徒に「集客やセールスの先には何がありますか?」とよく聞かれます。実績を積みキャラクターも魅力的になった上で、さらに私の会社が特にお金や時間を使ったことは何だったのかを考えました。実績を積むこと・キャラクターを磨くことは常に意識しています。その他にこの2年間すごく力を入れていることは、平たく言うと「推薦力を上げる」ということでした。
実績があってキャラクターが魅力的でも推薦されない、口コミが広がらないということはずっと集客を続けないといけないということです。集客は、続ければ続けるほど疲弊し資金も尽きていく可能性があります。
「推薦力」をマーケティングの視点で考えると、PRや口コミなどの言葉に言い換えられます。
そこで
- PR・出版
- 口コミ
の二つについて解説します。
PR・出版
「推薦」というのは、PRまたはメディア活動とも言えます。抽象度を上げて本質を言うと、信頼のおける媒体や期間や人物からの推薦という意味です。推薦には大手メディアだったり、最近だとYouTubeなどでインフルエンサーで有名な人と一緒にメディアに出てるということも推薦になります。
さらに出版もそのうちの一つです。出版をしているという事は、出版社が認めたということ。PR活動をしている中で特にコーチ・コンサル・セラピスト系は、出版していないのは厳しい業界だという現実をここ2年ほど感じています。
以前、PRコンサルの方に依頼したことがあり、私が面談しました。面談の際に「服が怪しい」「こんな商売だと結局何かお金がからむんで雑誌とかに簡単に載せれませんよ」などの意見をもらいました。その時、すでに一冊目を出版していたため「実は出版経験があって」と話を切り出すと、その方の顔色が変わって「これがあれば結構名刺代わりに行けますね」と態度が変わったことを覚えています。このことから出版をしているとPRは早いんだなと学びました。
わかりやすく世間一般に信用されているサービスであれば良いですが、今回はコーチ・コンサル・セラピストに特化して話しています。しかし本を出版したからといって本を経由してお客さんが来るかというと、それほどたくさんのお客さんは来ません。
私が運営する仙道塾の流入元に関して、アンケートを3、4年取っています。そのアンケートから言えることは、口コミやメディアに出てたからという意見が多かったことです。割合で言うと30から35%ぐらい、つまり約3人に1人は誰かが紹介してたから、ここに載ってたからという声が圧倒的に多かったことが言えます。このような結果を見て、メディアの運営を続けてきて良かったなと感じています。
お客様は実績があってキャラクターがある程度「私と合いそう!」と思ったら、その後は信用できるかどうかを見るわけです。
信用できるかどうかは、
- しっかりした媒体に出てるか
- 本当にしっかりと出版してるか
- 社会的な信用がある人から推薦を受けている
- メディアから推薦を受けているかとか
など、このような部分で差が出るのではないかと思います。
では実際には、どうすれば良いかという話ですが、メディアに記事を送ってください。そして「こういう特集を組んでくれませんか?」「うちの会社では今こういうキャンペーンを試みとしてやっています」のようにどんどん提案していく活動が必要です。
まず実績作りとキャラクター磨きをしていくことは大切です。しかし、それだけではなくずっとメディアに出続けること。一回だけではダメです。毎月のように出続けることが重要です。そうすることでいろんな人に見てもらう機会が増えるため、認知してもらいやすく契約や商品購入に繋がります。
口コミ
メディアに出続けるということは必要ですが、もう一つ大切なのが口コミです。
口コミはメディア戦略とは少し違いますが、推薦という枠で考えるとメディアPR戦略と口コミだと僕は思っています。口コミが起こる理由はとても単純です。以前にもお話ししたかもしれませんが、もう一度おさらいということで言っておきます。
口コミを発生させるために必要なことは、
- わかりやすいサービスであること
- お客様がメリットを感じていること
の二つです。
なぜなら、お客様がわかりやすくてメリットを感じないと、紹介したいと思わないからです。ですので、私の会社はわかりやすいというブランドで5、6年前くらい前から意識し始めました。
お客様の口コミでは「とにかくサポート実績すごいくちこしよ」「わかりやすいよ」のようにシンプルな言葉でしか説明されないのです。「仙道さんは、こうこうこうだからすごいよ」のようにわかりやすい口コミは言ってくれません。自身のお客様に「なんで口コミされてますか?」聞いてみると良いのもよいでしょう。
私の会社では「実績サポートと実績すごい」「わかりやすいよ」など、これらの内容以外はほとんど伝えられていませんでした。私の会社は、色々な講座の中でサポートしてますけど、細かいところは言ってくれていない状態です。
非常にシンプルな言葉で口コミされるということを覚えておくといいかなと。シンプルなブランドやUSPを徹底的に極めていくというのがオススメかなと思います。口コミ、コントロールが難しい分非常に差別化要素は強いと思います。
ここでは、メディア戦略や口コミを狙って推薦をされるようなものを作っていくことが大切だということをお伝えしました。
「一番最初に何をやればいいんですか?」という質問がきそうなのでお答えしておくと、できれば早いうちに出版をして、その出版からニュースリリースだったりメディアにどんどんアピールしていくということです。なぜなら出版は非常に我々の業界の入口としては信用されやすいからです。
それと当たり前ですが、サポートの質をを上げて顧客満足度を上げていきながら、わかりやすくて相手がメリットを感じるサービスをどんどん磨いていくということ。非常に当たり前の話になって申し訳ないですが、テクニックではない話ではないです。そういう当たり前のことをして推薦される人が、今後長く生き残っていくのは間違いないないなと私は考えています。