どうも仙道です!
口コミでクライアントが来ればよいな~と思っているとしたら、危険な状態です。
口コミはあったら嬉しいけど依存してはいけないものだからです。
しかし「口コミが起きる法則」というものがあります。
口コミをしてもらう、拡散するには、しっかりと仕掛けを作る必要があります。仕掛けのない口コミは確実に広がることはありません。
今回はそんな口コミを自然と増やすプロセスについて解説していきます。
コーチ・コンサルの口コミが広がるプロセスを知る前に
コーチングやコンサルビジネスは、「人の成功」を真近で見れるのが魅力ですが、やはりそこはお金が絡むビジネス。結果を出さなければジリ貧で撤退することになります。
ただ、売れない起業家はその現実を見ず、次のように考えてしまう傾向があります。
もしこのように考えているとしたら、あなたはもう危険です。
「よいコーチングをしてたら口コミで勝手にクライアントさんがやってくるよ」と、よく耳にしますが、そんなことはありません。
少なくとも、僕はその精神で起業した結果、1年ほどは案件に恵まれませんでした。口コミはあなたから発生させる必要があるものだと覚えておきましょう。
自然と口コミが広がるプロセス
ここからは、口コミが広がるプロセスについて、具体的に確認していきたいと思います。
必要な要素、具体的な法則の順に見ていきましょう。
口コミが広がるために必要な要素
口コミが広がるプロセスを知る前に、必要な要素を確認しておきましょう。
- よいサービスなのかどうかは顧客が判断する
- よいサービスと思ってくれても顧客が口コミを起こすとは限らない
- 1人だけの秘密にしておきたい顧客も存在する(本当は教えたくない)
まず大前提として、サービスをどう捉えるかは「顧客が決めること」です。これを意識することで、過度に自分を追い込まず、フラットなメンタルで施策に取り組めます。
事実、この施策を行ってからは、月に1人~2人のペースでクライアントさんを紹介されていました。コチラがお願いしてないのに自然とです。
口コミを広がるプロセス=法則
口コミを起こす秘訣は「O2O(オーツーオー)」にあります。
つまり「ネットからリアル」へという流れです。たとえば、通販ビジネスは「ネットで決済してネットで買い物が完結」しますが、これは「020」ではありません。
ネット集客の店舗ビジネス構造は次のようになっています。
- ネット→ マッサージ店舗
- ネット→ ネイルサロン
- ネット→ 飲食店
当たり前のように行われている「スマホ集客」などはコレに当たります。ネットからリアルの世界に呼び込むことによって「信用、信頼」を得るというのが狙いですね。
一見すると口コミと関係がなさそうですが、実は「ネット→リアル」「リアル→ネット」の「2重で攻める」のが重要なことになります。
口コミで申込みが来るケースはこんな感じです。
- →「最近、よいコンサルを受けたよ!」
- →「誰?それ?」
- →「仙道さんて知ってる?」
- →「知らない」
- →「ブログ、メルマガの先生でかなり具体的にわかりやすい説明ができる人なんだ」
- →「仙道かあ!?家に帰って見てみるよ」
ただ、この場面で「紹介して」とか「紹介するよ」といった段階には発展しません。
ここで、何が重要なのかを加えると次のようになります。
仮に、私のよい評判が広まっても、私がブログやメルマガをやっていなかったらどうなるでしょうか。
- →「仙道のブログはショボイな」
- →「メルマガもまともにやってないな」
- →「実績やお客様の声もないのかな」
- →「信用できないから忘れよう」
表では見えませんがこんな現象が、あなたの見えない部分で起きてます。つまり「O2O」とその逆のパターンで口コミや信用は広まるという事ですね。
特に、興味を持った事業、人物の「フェイスブック」「ブログ、メルマガ」をチャックしますよね。今は就活面談でも「フェイスブック」を見られる時代です。以下の記事も読み込んで、効果的な体制を作りましょう。
口コミが広がるプロセスを生む重大要素
次に、口コミを発生させるための要素を解説していきます。
口コミについて、色々な意見が出ると思いますが私は次のように見ています。
聞こえは悪いかもしれませんが、要するに効果を自慢したくなるような「サービス」を体験させる必要があるということです。
ただ、サービス提供者自身が「何が良いのかわからない状態」でコーチング・セラピーを受けても、ユーザーは「気持ちが楽になった気がする」「気持ちの整理がついた気がする」「行動できるようになった気がする」という感想で終わり、有効な口コミは起こりません。
なぜなら、提供者であるあなた自身が「良さを理解できていない=自信がない=自慢できない」からです。
- 「友達に自慢できるぐらいダイエットに成功した!」
- 「誇らしいぐらい稼げたライバルに自慢したい!!」
- 「素敵な彼氏ができた!今すぐ、友達に報告したい!」
提供者自身がサービスの強み、特徴、魅力を意識することで、ユーザーにもバイアスがかかり、上記のような”本物の口コミ”が発生するのです。うまく起動に乗れば、こちらがお願いしなくても勝手に「自慢」してくれます。「客観的に見て、理解できる変化」だからです。
あなたも「1ヶ月で5キロ痩せた」「3ヶ月で50万以上稼いだ」などの「友達が見て、うらやましがる状態」になれば「カラクリを教えてあげたい」という感情に襲われますよね。
あなた自身が自慢したくなるサービスを提供し、ユーザーにも友人・知人へ自慢してもらいましょう。
自慢されるようなサービスとは???
サービスを利用してもらうには、この3点が必須です。
- 短期間で効果が見える
- 測定可能である
- 自己満足で終わらせない
だから私の場合は、クライアントの「期間」と「数字」にこだわっています。
そして、そこにプラスして以下のような「客観的事実」を目指していただき、達成を通してモチベーションの維持、自己肯定感の向上を体感してもらっています。
- ブログPVが10倍以上
- 25日で申込み成立
- 3ヶ月で11名のクライント獲得
など
もちろん、偶然狙って出た数字ではなく、最初から「数字で測れる結果」を出してもらうようにコンサルしています。
「誇らしい」「この仕事は楽しい」「もっと人助けしたい」という感情に至るまでサポートすれば、誰でも「自慢」したくなりますよね。
- 「客観的に理解できる結果を出してもらう」
- 「自己満足を超えて、人に教えてたくなる状態まで感動してもらう」
最終的には上記の2点を達成してもらえれば、自ずと口コミは集まります。
すごくハードルが高く感じるかもしれませんが、相違工夫で少しずつ実施すれば必ずできることです。口コミで顧客がやってくる状況になれば、格段に事業運営がラクになるので、その状況になるまで頑張っていきましょう。
口コミが勝手に生まれるプロセスは誰でも作れる
本記事では、口コミが勝手に生まれるプロセスの作り方、必要な要素などを解説してきました。
口コミは第三者視点からのピュアな意見が拡散できるため、集客においても大変効果的です。ただ、クライアントが「自慢したくなる」ようなサービスが提供できなければ、口コミが自然発生する仕組みは作れないでしょう。
ただ、今回解説した内容を押さえれば、誰でもプロセスを作り出すことが可能です。まずは自分のサービスを見つめ直し、強みの発見から始めてみてください。