どうも、仙道です!
コーチとして起業を考えているクライアントから相談を受けることがよくあります。
- もっと集客できるようになりたいです
- 今年は年収1000万円稼ぎたいです
- まずは副業として月30~50万円稼げるようになりたいです
- 起業して月収100万円稼ぎたいです
皆さん起業に対する「不安・悩み・目標」を熱く語ります。しかし、1つ問題点があります。それは、起業を成功させるために必要な3つの要素がわかっていないことです。コーチとしての起業を成功するためには、この3つの要素がとても重要になります。
ここでは、「これから本業として起業する人」「すでに活動しているけれど、まだ成果にたどり着けない人」もしくは、「副業でコーチをしている人」「これから副業で始めたい人」、この4タイプの状況の人たちが、起業1年目から売上を手にするために必要な知識・ノウハウを解説していきます
コーチとしての起業で成果を出す3つの要素
- これから本業として起業する人
- すでに活動しているけれど、まだ成果にたどり着けない人
- 副業でコーチをしている人
- これから副業で始めたい人
自分がどの状況にいるとしても、売上を手にするためにやるべきことは共通しています。活動できる時間・使えるお金・持っている人脈など、できること・やれることはそれぞれ違うものです。しかし、売上を手にするためにやるべきこと次の3つだけです。
- ライバルに差をつける「差別化コンセプト」を作る
- ブログで「WEB集客の仕組み」を作ること
- お客様が欲しいと思う「オファー」を作る
1つ1つ詳しく解説していきます。
ライバルに差をつける「差別化コンセプト」
差別化コンセプトとは、自分の商品・サービスがライバルの商品・サービスと比べたときに『どこが違い・どんなメリットがあるのか』を一言で表したものです。自分の商品・サービスは、ライバルのものと「どこが違うのか」「お客様は自分の商品・サービスを使うことでどうなれるのか」「どんなメリットがあるのか」を考えながら、差別化コンセプトを作っていきます。
差別化コンセプトを作るためには3つの材料が必要になります。それは次の3つです。
・自分の強み
・ライバルの強み
・見込み客のニーズ・ウォンツ
「自分の強み」について
強みとは、「他人には難しくても、自分にとってはあたり前にできる」「周りの人よりも自分は上手にできる」といえるものです。自分には強みなんてないと感じてしまうかもしれないので、強みを見つけるヒントをお伝えしておきます。
自分の強みを見つける3つのポイント
- 幼少期から自分の過去の経験をすべて書き出す
- 自分にできること・得意なこと・人に褒められることをすべて書き出す
- 自分の周りの人に聞いてみる(家族・友人・既存のお客様など)
- 書き出した内容はできる限り、細分化・数値化・具体化して客観的に詳しくわかるようにする
「ライバルの強み」について
ライバルのWEBサイトやライバルのサービスを受けたことのあるお客様の声などをチェックすれば見つけることができます。ライバル強みを確認して、“ライバルに負けない部分”や“ライバルがまだ少ない分野”を見つけていきます。
ライバルの強みを見つける3つのポイント
- ライバルはどんなキャッチコピーを使っているか
- ライバルは誰をターゲットにしているのか
- ライバルはお客様にどんなところを褒められているのか
「見込み客のニーズ・ウォンツ」について
見込み客とは、自分のお客様になる可能性がある人のことです。「ニーズ・ウォンツ」とは見込み客が欲しいと思っているもの、実現したいと思っている願望などのことを指します。
自分にとっての見込み客が、どんなことに悩んでいて、どんな欲求・願望があるのかを見つけてください。
見込み客のニーズ・ウォンツを見つける3つのポイント
- 見込み客が1番解消したい悩み・痛みはなにか
- 見込み客が1番実現したい願望はなにか
- コーチングを受けてどうなりたいと感じているか
「自分の強み」「ライバルの強み」「見込み客のニーズ・ウォンツ」を明確にしたら、3つの内容をふまえてライバルに負けないコンセプトを考えてください。
ブログで「WEB集客の仕組み」を作る
起業して売上を獲得するためには、見込み客を集め続ける『集客の仕組み』が必要になります。その集客の仕組みとしてオススメしているのが「ブログ」です。あなたのお客様になる可能性が高い見込客を集めて、信頼関係を築き本当のお客様として獲得することができなければ、売上をつくれません。そうした結果、コーチングビジネスを継続させることが難しくなります。
ブログの他にも個人起業家の実践できる集客方法には様々なものがあります。
- ホームページ
- ブログ
- メルマガ
- Youtube
- LINE@
- Instagram など
どの方法も実践をすれば集客できます。ですがここでは1番にオススメする集客方法として『ブログ』についてお伝えしていきます。ブログは集客の仕組みを作る上では非常に優れているからです。
見込み客を集めるブログを作る3ステップ
ブログは無料と有料、2つの方法で作ることができます。
- 無料ブログは、アメブロ
- 有料ブログは、ワードプレス
無料のアメブロは、ブログというものを初めて作る人・集客のためのブログを初めて作る人に向いています。なぜなら、ブログへのアクセスが集まりやすいので、楽しみながらブログを作ることができるからです。ブログはアクセスが集まらないと、モチベーションを維持することが難しくなります。さらにもう1つの理由としては、アメブロはワードプレスよりも短期間で成果(=売上)を得られるからです。
有料のワードプレスは、すでにアメブロで成果をだしている人、もしくは、売上が安定している人に向いています。ワードプレスはアメブロに比べて、成果(=売上)を手にするまで時間がかかります。なので、アメブロを使って売上を安定させた後に取り組むことがオススメです。
次に、無料・有料ブログを作っていく際に、共通する重要なポイントを2つ解説していきます。
- 差別化コンセプトを決める
- ブログのファンを作ることを大事にする
1.差別化コンセプトを決める
差別化コンセプトは、「目次1-1」で解説したものです。自分の差別化コンセプトをベースにしてブログを作っていくことが非常に重要になります。差別化コンセプトの内容次第で、ブログが成功するか失敗するかが左右されるといっても過言ではありません。なので、差別化コンセプトは必ず作成するようにしてください。
差別化コンセプトがしっかりできていると、たくさんのアクセスを集めなくても自然とお問合せやセミナーへの申込みが発生するブログを作ることができます。
2.ファンを作ることを大事にする
「集客できるブログを作りましょう」というと、ブログ記事の書き方やアクセルをあげるテクニックなどを求める人が多くいます。しかし、起業1年目から成功するためには、他にもっと重要なポイントがあります。
それは「ブログのファンを構築すること」です。
見込み客にとって「いい記事」を書くための、記事の書き方や、アクセスをあげる方法が確かに大切なポイントですが、ブログのファンが存在しないと売上を作ることができません。
例えば、どんなにアクセスを集めても、セッションの申込みが1件も来ないことになります。
ファンを作るために必要になるのが「差別化コンセプト」です。差別化コンセプトが、明確になっていればアクセスアップなど頑張らなくても、売上を作れるブログを構築できます。
なので、ブログを作成する際は「ブログのファンを増やしていくこと」を最優先にしてください。
お客様が欲しいと感じる「オファー」を作る
3つ目の成功要素は『オファー』です。『お客様との取引内容を一つにしたもの』を「オファー」といいます。
例|お客様との取引内容の種類
- 商品・サービスの内容
- 価格
- 特典
- 保証
- 支払い方法
- 申し込み期限
※上記の項目、すべてを一つにして「オファー」という
起業して売上を手にするためには、商品・サービスをセールスする必要があります。セールスをしなければ、どんなに魅力的な商品・サービスを作って、見込み客をたくさん集めることができたとしても、売上を手にすることができません。けれども、セールススキルをいきなり身につけることは難しいといえます。
そこで、『オファー』が重要になります。お客様にとってオファーが魅力的であればセールススキルがまだ十分に身についていない状態でも売上を作れるようになるからです。
なので、お客様が思わず「欲しい!」と思ってしまうオファーや断る理由がなくなるオファーを作っていくことが、起業1年目で成功するためには重要になります。
例|オファーの使い方
例えば、お客様とコーチングの契約をするとき
- A:「コーチング契約の内容は、3ヶ月で30万円です」
- B:「コーチング契約の内容は、3ヶ月で30万円です。無制限のメールサポートと返金保証もついています。さらに今日、この場で決めてくだされば25万円で契約させて頂きます」
このように商品・サービスを売るときに「オファー」の内容をお客様にとって魅力的にすることで、お客様の「欲しい」という気持ちを刺激できます。上記のAとBを比べたときには、Bのオファーの方がお客様にとって魅力的です。
- Aのオファー:3ヶ月で30万円
- Bのオファー:3ヶ月で30万円+無制限のメールサポート+返金保証+この場で契約すれば5万円割引
このようにオファーの内容を充実させて、お客様に「欲しい!」と感じてもらうことができれば、上手なセールストークができなくても売上を手にすることができます。
お客様が欲しいと感じるオファーを作るポイント
- お客様が想定しているオファー内容を少し上回るぐらいのオファーにする
- ライバルのオファーを確認して、少しだけ自分のオファーを強くする・魅力的にする
- あまりにも強力なオファーは逆に不信感を与えてしまうので注意する
お客様が欲しいと感じるオファーを作る5つのヒント
- 【1】限定価格を作る
- 例|初回限定価格・当日限定価格
- 【2】特典をつける
- 例|無制限のメールサポート・PDFファイル、動画、音声などのプレゼント
- 【3】保証をつける
- 例|返金保証・期間延長・オリジナルの保証
- 【4】お支払い方法の選択肢を増やす
- 例|現金一括・銀行振込・クレジット一括・クレジット分割
- 【5】申し込み期限をつける
- 例|本日から3日間限定・今日だけのオファーです
コーチとしての起業を「本業・副業・これから」で考える人が、起業1年目で成功するために共通する3つの要素を解説しました。しかし、3つの要素以外の部分については、それぞれできること・やれることが違ってきます。
次に、本業・副業・これから起業を考える人が起業1年目に成果だすために、それぞれどのぐらいの売上目標を立てて、何を実践していけばいいのか1つ1つ解説していきます。
起業1年目で売上目標を達成する方法
本業でコーチをしている場合
- これから本業として起業する人
- すでに活動しているけれど、まだ成果にたどり着けない人
このタイプの人が成果を手にするために活用できる方法を解説していきます。
コーチを本業にしている方にオススメの売上目標
年収1000万円
目標の売上を達成する方法
起業1年目の場合は、バックエンド商品を売ることに集中してください。
バックエンド商品とは、利益を出すための商品のことです。見込み客に対して“自分が1番売りたい商品”をバックエンド商品として販売します。利益をだす商品なので商品の価格は高額になります。推奨するバックエンドの価格は「30万円〜120万円」です。
コーチは商品の仕入れなどがないので、売上がほぼそのまま利益になります。つまり「100万円の商品が売れたら、100万円の利益が手に入る」とここでは考えてください。
バックエンドを販売するといい理由は2つあります。1つ目は、大きな売上を作れること。2つ目は、実績を作れることです。
バックエンド商品を販売して、クライアントが結果を出すことで自分の実績が増えます。実績が増えると、見込み客の信頼を得やすくなります。さらに実績が増えると、差別化の効果を得ることもできます。なので、起業1年目の段階では、バックエンドをたくさん売ることを意識してください。同時に実績を作ることです。
<例|実績が増える効果>
自分の実績が増えることで、初めて会う見込み客からも信頼を得やすくなる。信頼が増えればセールスの成功率が高くなり、売上アップに繋がる。
「実績を作る」というと「しっかりクライアントに成果(結果・変化)を提供できるのか」と心配になるかもしれません。しかし、クライアントの成果は大きなものでなくて大丈夫です。自分の見込み客からみて、ビフォーアフターが魅力的に感じれば、立派な成果になります。実績は「質」よりも「数」を増やすことが重要です。
自分の売上目標を達成したい場合は『バックエンド商品の値段』もポイントになります。
売上目標を達成するために実戦すること
成功に欠かせない3つの要素をしっかり実践していくことに力を注いてください。特に「差別化コンセプト」の構築が非常に重要になります。
副業でコーチをしている場合
- 副業でコーチをしている人
このタイプの人が成果を手にするために活用できる方法を解説していきます。
副業でコーチにオススメの売上目標
年収400〜500万円(=約月収30〜40万円)
目標の売上を獲得する方法
副業も起業1年目は、バックエンド商品を売ることに集中します。バックエンド商品は「30万円〜120万円」の高単価商品になるので、1ヶ月に1つでもバックエンド商品を売れば、目標の売上を達成できます。
集客する人数を考える
仮にバックエンド商品を30万円に設定したとして解説していきます。
バックエンド商品が30万円であれば、1〜2人のクライアントで副業コーチにオススメの売上目標を達成できます。このとき「1〜2人のクライアントを獲得すればいいので、1ヶ月に1〜2人集客すればいい」と考えるかもしれませんが、それは間違っています。なぜなら、「成約率」というものを考える必要があるからです。
ここでいう「成約率」とは『セールスの成功率』のことです。
もし1ヶ月に2人集客して、2人と契約できれば、セールスの成功率は100%です。しかし「100%」という数字を出し続けることは現実的に難しいものです。
仮に自分のセールス成功率が50%だとすると、4人の見込み客を集客する必要があります。なので、副業コートの場合は、次の3つを意識しながら活動することが1年目で成功するためのポイントになります。
- バックエンド商品の値段
- 自分の「セールス成功率」
- 集客するべき人数
自分の「セールス成功率」がわからないうちは、しっかり計測してください。もしセールス成功率を70%・80%と上げていくことができれば、そのぶん目標を達成しやすくなります。
売上目標を達成するために実戦すること
副業でコーチとして活動していると、本業での収入もあるので気持ちにゆとりが生まれます。しかし、コーチとして働ける時間に制限があるので「目標達成のために何をやるか」を明確にすることが重要になります。
<例>
- 月・水・金は集客用のブログを作ることに集中。
- 火・木は見込み客にあってセールスする
- 土日にセッションをする
副業から本業での起業を目指す場合
現時点では副業でコーチをしているけれど、ゆくゆくは本業で起業したい場合は、見込み客との信頼関係を構築していくことを強く意識してください。集客のテクニックや売上を作るテクニックはたくさんありますが、テクニックというのは、いっときの成功で終わるものが多いです。
しかし、起業すれば、いっときの成功ではなく継続的な成功が必要です。そのためには自分自身の「ファン」を構築していくことが重要になります。
副業で活動するうちから、コーチとしての自分を信頼してもらい、ファンになってもらえるように見込み客と交流しておくことが重要です。副業時代からファンを増やすことができれば、起業した際に、ファンが口コミでクライアントを紹介してくることも期待できます。
副業コーチでもファンを構築するためには、「差別化コンセプト」が重要になるので、「差別化コンセプト」をしっかり構築してください。
これから副業でコーチを始めたい場合
- これから副業で始めたい人
このタイプの人が成果を手にするために活用できる方法を解説していきます。
■これからコーチとして起業したい方にオススメの売上目標
これから起業する場合は、まず最初の売上(ファーストキャッシュ)を獲得することがとても重要です。30万円のバックエンド商品を1つ売ることを目指してください。
■目標のクライアント獲得数
クライアントはまず最初の1人を獲得することが目標です。
これから新しくビジネスをはじめる場合は、最初のクライアントと最初の売上を手にすることが1番難しいです。なので、まず最初の1人を獲得して売上を作ることを目標にしてください。
■売上目標を達成するために実戦すること
これから起業する場合も
- ライバルに差をつける「差別化コンセプト」を作る
- ブログで「WEB集客の仕組み」を作ること
- お客様が欲しいと思う「オファー」を作る
この3つを実践することがとても重要にます。
3つの中でも、ブログを作ることに力を注いでください。もし起業する前からブログでWEB集客の仕組みを作ることができれば、起業してから「集客できない」という不安を感じることがなくなります。精神的にゆとりを持って起業が実現できるということです。
■起業する前にブログに書く内容
「起業する前は、ブログに何を書けばよいのですか」という悩みをよく聞きます。
- 何を書いていいのかわからない
- 書くネタがない ・売れるネタがわからない
など。この悩みを解決する方法はいくつかありますが、1つ効果抜群の解決策をご紹介します。それは、バックエンド商品を売りたい人の悩みを可能な限り明確にすることです。バックエンド商品を売りたい人が自分の見込み客になります。
見込み客の悩みが明確になれば、その悩みを解決する方法を毎回ブログで書くことができます。
<起業前にブログを書く流れ>
見込み客の悩み(※)をハッキリさせる
↓
その悩みを解決する方法を毎回ブログ記事にする
※ 悩みの他にも、願望・不安・痛み・欲求・抱えている問題など
バックエンド商品を売って、売上を手にするためには「オファー」を魅力的にすることがとても重要になります。魅力的なオファーを作ることができれば、実績や経験に関係なく商品を売ることができます。もし「オファー」と同時に「差別化コンセプト」も作ることができれば、クライアントの獲得率をさらに高めることができます。
コーチングセッションを売れるようにするポイント
コーチングセッションとは、クライアントをコーチングすることで、相手が抱える悩みや問題の解決、または、目標達成をしていくために、考え方・行動をサポートするために行います。
セッションとは
コーチとクライアントが対話をする時間のことを指します。クライアントの悩み・不安をなどを確認して、どうなりたいのか、自分には何ができるのかといったことを1つ1つ確認しながら、目標を達成するためのサポートをします。
「コーチングセッション」は、コーチにとってクライアントに提供できるサービスの1つです。ここでは、売れるコーチングセッションを作る3つのポイントを解説していきます。本業・副業の方は自分のサービスを見直すために、これから起業する方は自分のサービスを作るために参考にしてください。
【ポイント1】コンセプトを決める
自分のコーチングセッションをどんな内容で、お客様に提供するのかを決めます。
<例>
- 30万円以上の高額商品を売れるようになるコーチング
- 3ヶ月以内に月収50万円を達成して起業できるようになるコーチング
- どうしても忘れられない恋人と復縁できるようになるコーチング
ここでお伝えしているコンセプトとは、「目次1-1」で解説した差別化コンセプトは別のものです。
差別化コンセプトは、自分自身が活動する上で、お客様に見つけてもらうための「看板」であると考えてください。
一方、ここでお伝えしているコンセプトは、「この商品・サービスがどんなものなのか」をわかりやすくお客様に伝えるためのものになります。
【ポイント2】オファーを作る
オファーを魅力的なものにすることで、コーチングが売れやすくなります。オファーの詳細についてはこの記事の「目次1-3」で詳しく解説しています。
<例>
自分のセッションを50万円でセールスしたとします。
このときのオファー内容が重要になります。
お客様が50万円という価格よりも「価値を感じない」もしくは、「50万円という価格と対等の価格である」と感じてしまうと、購入してくれる可能性が低くなります。
一方、お客様がコーチングセッションに対して、「80万円の価値がある」「100万円の価値がある」と感じれくれた場合は、50万円のコーチングセッションでもお客様は購入してくれます。
つまり、お客様に「80万円の価値がある」「100万円の価値がある」と感じてもらうために「オファー」を魅力的なものにして、セールスすることが重要ということです。
<オファーの例>
- 売れないオファー:3ヶ月で50万円
- 売れるオファー:3ヶ月で50万円+無制限のメールサポート+返金保証
【3】ベネフィットを示してあげる
ベネフィットとは、お客様が手にすることができる未来の姿です。
つまり、「ベネフィットを示す」とは、自分のコーチングセッションを受けた後に、お客様がどんなプラスの変化を手にすることができるのかを伝えることです。
<例>
- コーチングセッションを受けると、毎月10人新規集客できるようになり、集客の不安から解放されます
- コーチングセッションを受けると、年収が3000万円になり、自由に使える時間が増えます
- コーチングセッションを受けると、ポジティブ思考になるので、誰とでも笑顔で会話できるようになります
「集客の不安から解放されます」「自由に使える時間が増えます」「誰とでも笑顔で会話できるようになります」という部分がベネフィットです。
ぜひ、自分のコーチングセッションから得ることができるベネフィットを考えてください。ベネフィットを考えるためには、次の空白の中を埋めてみてください。
起業1年目で成功するために気をつけること
見込み客を迷わせない
商品を見込み客に提供するときは、メニューを1つにしてください。2つ3つ4つと、メニューを増やすと商品を購入してもらえなくなります。
商品のメニューはたくさんある方が見込み客のためになると考えるかもしれません。しかし、商品のメニューが多すぎると、見込み客が迷ってしまいます。迷うというのは「結局この人は何をしてくれる人なんだろう」と見込み客が疑問を持ってしまうということです。
もし見込み客が迷ってしまうと、セールスしてもうまく行かない可能性が高くなります。なので、見込み客を迷わせないようにメニューは1つに絞ってください。
高額契約でもクレームにならない方法を身につける
起業1年目のように、起業してから年数の浅い頃は「クライアントの成果が出なかったら、自分が責められるのではないか」と不安を感じてしまう人が多くいます。
このような不安が原因となり、コーチとして自信を持って行動できなくなるのは非常にもったいないです。不安を感じるのは責任感が強い証拠でもありますが、活動を止める理由にはなりません。
そこで、クレームが出ないように事前に防ぐ方法をお伝えします。それは『クライアントを100%の力でサポートする』というシンプルな方法です。クライアントさんはこちらの商品・サービスに対して「期待した以上のことをしてくれる」と思っています。これはどんな人にもある「顧客心理」というものです。
なので、その期待に応えるように、しっかり100%の力でクライアントをサポートすることが大事です。そうすることで、クライアントも満足してくれます。さらに、よい口コミも広がっていくので、集客に繋げることもできます。
それでも万が一、クレームが出た場合は、お客様から自分に対する「意見」であると捉えてください。その意見を参考にすることで自分の更なる成長に繋がります。
起業塾・コンサルタントの選び方
起業1年目で成功するために、起業塾や売れている人のコンサルティングを受けるという手段もあります。しかし「どれを・どの人を選んでいいかわからない」と悩んでしまうと思います。
時には、セールスページの煽り文句に吊られてしまい、ついつい購入してしまったというケースもあります。どんなに素晴らしい起業塾・コンサルタントでも、自分に合っているサービスでければ望む成果をだすことが難しくなります。
そうならないためにも、次にご紹介する「起業塾・コンサルタントを選び方」を参考にして自分にぴったりなものを見つけてください。
起業塾・コンサルタントを選ぶ3ステップ
- 無料で出しているメルマガ・動画を確認してみる
- 自分に合っているか、分かりやすいかを確認してみる
- お客様の声なども参考にして総合的に判断する
起業失敗の恐怖を最小限に抑える方法
ここまでに解説してきた方法を実践すれば、コーチング起業で成功を収めることはできます。しかし、これから起業する方にとっては、どうしても「失敗」に対する不安な気持ちが出てきてしまうものです。
- 起業したいけど、失敗したらイヤだな
- 起業で失敗したら家族にバカにされる
- 起業で失敗したら生活できなくなる
様々な「もしも」を考えてしまい、失敗への恐怖心が生まれてきます。たしかに起業すれば、100%成功するなんてことはありません。しかし、失敗に対する恐怖心を減らすことはできます。その方法を1つ紹介します。
最悪の状況を想定し、対処法を考えておく
起業が失敗する可能性への恐怖心をなくすために最適な方法は「もし起業が失敗した時の対処法を考えておくことです。
<例|起業が失敗した時の対処法>
コーチング起業をするが失敗してしまう
↓
セミナー参加費などで借りたお金があり借金が300万ある
↓
借金300万円の返済は毎月5万~7万ぐらいになる
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もし再就職できなくても、最悪時給1000円のバイトならできる
↓
時給1000円×8時間 なら1日8000円稼ぐことができる
↓
8000円で25日働けば、1ヶ月で200000円稼ぐことができる
↓
今の1人ぐらいのアパートなら家賃が5万円
食費や保険など全部入れても8~10万ぐらいで抑えられる
↓
毎月20万円あれば、借金の返済をしながら最悪、何とか生活できる
このように「最悪の状況に対処している自分」をイメージしてください。このイメージが明確にできるほど、起業失敗への恐怖は弱まっていきます。なので起業する際は、「コーチング起業で失敗した時は、最悪どうなるか」を想定し、最悪の場合の対処法も考えことが重要です。
しかし、1番いいことは起業に失敗しないことです。失敗しないためには、「目次1」で解説した「差別化コンセプト」「WEB集客の仕組みづくり」「オファーを作る」この3つをしっかり実践してください。
まとめ
コーチング起業1年目で成功するためには、余分な作業をしないことがとても重要です。起業すれば自分のやりたいことを実現したくなり、ついついあれもこれも良さそうなことに手を出してしまいますが、それは失敗してしまう人の典型的な行動パターンです。あくまでの主観的なデータでしかありませんが、あれもこれも手をつける人はまず成功することができません。
なので、コーチングで起業すると決めたら3つの成功要素にチカラを注いで下さい。「差別化コンセプトを作る」「WEB集客の仕組みを構築する」「お客様が欲しいと思うオファーを作る」この3つです。
「集客の仕組み構築」でオススメした『ブログ』に関しては、構築するのが早ければ早いほどライバルに対して優位な状況を作ることができます。起業準備の段階から作り始めても良いぐらいです。なので、ぜひブログ構築については今すぐにでもスタートしてください。ブログ構築の具体的な方法については、無料で参加できるウェブセミナーの方で詳しく解説しているので、ぜひご参加ください。