どうも、仙道です!
コーチ、コンサル、セラピストとして、ビジネスを行う際に、集客は避けて通れません。集客をしなければ売上が上がらず、ビジネスの継続が困難になるからです。集客の方法は様々なメディアがあります。
その中でLINE@は、特に注目すべきメディアです。今回は「LINE@」の始め方から、売上に繋がる見込客を集客する方法までお伝えしていきます。
LINE@は上手く活用すれば、集客に効果が期待できます。導入の手順や効果的な集客の仕方についてお伝えしますので、しっかり読んで実行してみてください。
はじめは無料プランからLINEを導入しよう
LINE@はLINEとは別ものです。LINEをすでに使っている場合であってもLINE@のアカウントの取得は必要となります。また使い始めるにあたって、初期段階で設定しておくべき部分があります。初期設定のポイントについてもお伝えいたします。
アカウントを取得し、プロフィールを作る
LINE@を使う使用するためには、アカウントの取得が必要となります。アカウントを取得する流れについてお伝えしていきます。
アカウント取得までの流れ
1:LINE@のアプリをダウンロード
2:アカウントの取得&プロフィールの作成
アプリをダウンロード
アプリのダウンロードはスマートフォンで行います。またLINE(LINE@ではなく普通のLINE)を利用していることが前提となります。LINE自体の利用が無い方は、先にLINEを利用可能にしてから、LINE@アカウント取得に進んでください。
アップルストア、Google playストアなどで「LINE@」を検索し、アプリを取得しましょう。
ここではスマートフォンでの申し込みの流れを解説しています。パソコンでの申し込みも可能です。LINEを利用しているという前提も同じです。
■PC用 LINE@申込URL
アカウントの取得&プロフィールの作成
取得したLINE@アプリを開くと、以下の設定項目が表示されます。
<LINE@アカウント設定項目>
- 名前(20文字まで)
- 画像
- 主業種
- 副業種
副業種以外は必須項目となります。各項目を決定し、アカウント作成を完了させます。しかし、注意すべき点があります。
項目設定時の注意点
主業種、副業種は後から変更ができない
業種に関しては、自身の業種にあったものを選択しましょう。違ったものを選んでしまった場合、何らかの変更審査を行う際に審査を通過できない可能性が上がってしまうからです。
友達追加時あいさつを設定しよう
LINE@を拡散して、お友達を集める前にやっておくべきことがあります。「友だち追加時あいさつ」の設定です。
設定箇所
管理>プロフィール>友だち追加時あいさつ
「友だち追加時あいさつ」は、LINE@に登録をした時に、登録してくれた方に送られるメッセージです。今後、関係性を深めて、将来的にお客様になっていただくためにも、登録された方にあいさつをしましょう。あいさつになる部分ですから、友だちを集める前に設定しておきましょう。
「友だち追加時あいさつ」では、最大500文字×5のメッセージを送ることができます。以下に盛り込んでおくと良い内容についてお伝えします。
友だち追加時あいさつに盛り込むと良いこと
- 登録いただいたことへの感謝
- 登録特典がある場合には、特典配布URL
- ひとこと、またはスタンプ投稿を促すメッセージ
LINE@では、管理側は登録した人がどんな人かは把握できません。男性か女性かすら把握できず、登録人数だけしか把握できません。
しかし、登録者側から投稿をしていただければ、1対1でつながることができるようになります。直接つながれていれば、コミュニケーションを取りやすくなり、結果、集客にもつながる可能性が高くなります。ですから、「友だち追加時あいさつ」には投稿を促すメッセージを入れておくと良いでしょう。友だち追加時のあいさつの例を、以下に記載しておきます。
友だち追加時あいさつ1対1でつながる例文
- 登録確認のためにひとこと、またはスタンプを押してください。
- 登録特典を確認できましたら、ひとこと、またはスタンプをお願いします。
LINEで集客する流れの全体図
アカウントを取得し準備が完了したら、いよいよ集客をしていきます。LINE@を活用して集客していく全体像と合わせて、具体的な内容までお伝えしていきます。
集客までの全体像を知る
LINE@を活用し、具体的にどのように集客をしていけば良いでしょうか。具体的な流れについては以下のようになります。
LINE@集客の流れ
メディアなどで露出を増やし、LINE@に見込客を集める
↓
LINE@で関係性を構築する
↓
募集をかけ、集客につなげる
登録してもらう人をより多くするために、登録特典などを用意しておくと良いでしょう。
上記のような流れで集客につなげます。
LINE@は集客に強いと言われています。LINE@が集客に強いと言われる点は、以下の2点からです。
LINE@が集客に強い理由
1:到達率
2:開封(既読)率
LINE@は上記2点が、他のメディアに比べて、非常に優れています。もう少し具体的にみていきましょう。
到達率
到達率とは、一斉配信等でメッセージを送った際に、相手側に届く確率のことです。分かりやすいように、メルマガを比較対象として出してみます。メルマガの到達率は100%にはなりません。
フリーメールアドレスに対しての送信や、特定ドメインにおいては著しく到達率が悪いということもあります。また、迷惑メールに振り分けられてしまうことも多く、到達していることすら、気が付いてもらえないこともあります。
対してLINE@でのメッセージ到達率は100%といってよいでしょう。ブロックさえされなければ、ちゃんとメッセージが届くということです。
開封(既読)率
開封率とは、一斉配信などでメッセージを送った際に、相手がメッセージを見る確率のことです。メールマガジンの開封率は、内容や読者層、読者数に依存するものの、10~50%くらいまでが一般的な数値です。
対してLINE@でのメッセージ開封率は正確な数値は分からないものの、メルマガの開封率以上の既読率であると言われています。LINEは頻繁に活用しており、開く機会も多いため、見て頂ける可能性は高いということです。
では、上記の流れについて、項目ごとに見ていきます。
WEB、リアル、紙媒体でLINE@に集める
集客につなげるためには、まずLINE@に見込客を集める必要があります。集めるために必要となることは、見込客にLINE@の存在を知らせることです。
見込客に存在を知ってもらうために、可能な限りのあらゆる方法で露出を増やしていきます。主な方法としては以下の方法があります。
■LINE@を知ってもらう方法
1:WEBを使って集める
2:リアルで集める
3:紙媒体などで集める
見込客が登録するためには、登録方法を合わせ伝える必要があります。LINE@に集める方法と合わせてお伝えしていきます。
周知する情報について
LINE@に登録する方法は、主に以下の3つがあります。
<LINE@登録方法>
・ID検索
・URLによるリンク
・QRコードの活用
IDはアカウントを作成することで決まるIDです。IDを検索してもらうことで、あなたのアカウントにたどり着いて頂くことになります。注意点としては、見込客が検索する際に「@」を付けて検索してもらう必要があることです。
URLやQRコードに関しても、LINE@側で提供してくれます。「管理>フォロワーを集める」で、URL、QRコードを取得できます。取得した情報を使って周知していきましょう。
WEBを使って集める
ネットを活用して露出を増やします。具体的なものとしては、以下のようなメディアを活用します。お金がある方は、広告費をかけて登録者を集める方法もありますが、ここではお金をかけずにできる周知に限ってお伝えします。
<ネット系拡散メディア>
・ブログ
・Facebook
・メルマガ
・ツイッター
・YouTube
・ホームページ
・インスタグラム
上記のようなメディアを活用し、拡散、認知をしていきます。現在利用しているメディアから始めるとよいでしょう。活用しているメディアが無い場合には、見込客の利用が多いメディアを把握していれば、優先的に使うようにしてください。コーチ、コンサル、セラピストであれば、アメブロやFacebookなどから始めていくと良いでしょう。
注意点としては、LINE@に集めることが目的の投稿ばかりをしないことです。見込客が必要とする情報を発信しつつ、ターゲットの興味を引く投稿を混ぜていきましょう。例えば、見込客が欲しいと思う情報を発信しつつ、1週間に1回LINE@に集める記事を投稿するような感じです。
リアルで集める
リアルで人に会う時も、LINEを登録してもらうチャンスです。コーチ、コンサル、セラピストとして一番自然に周知する方法としては、名刺の活用があります。
名刺の場合には、記載できる情報も限られています。しかし、狭いスペースであれLINE@のQRコードは優先的に載せておくと良いでしょう。注意点としてはQRコードが読み取れないほど小さくしないということです。名刺作成時に確認するようにしましょう。
名刺を渡すときに、LINE@についても一言触れておくと、より登録していただける可能性が高くなります。
紙媒体などで集める
紙媒体を利用してLINE@登録者を集めることも可能です。チラシや販促物です。チラシや販促物を作る場合には、LINE@についての告知スペースを取るようにしましょう。
紙媒体に載せるのは、QRコードとIDです。特典についても掲載し、より訴求力の高いものにしましょう。イベント参加の際にチラシを作成したり、店舗での活動をしているような方であれば、お店を紹介する販促物、メニューなどに記載しておくことも効果的です。
関係性を構築する
LINE@に見込客を集めることができたら、次は「関係性の構築」を行っていきます。LINE@の機能としてある「一斉配信」「1対1トーク」の機能を活用します。
※機能の詳細については3(LINE@で集客するために基本機能を活用する)でお伝えします。
定期的に情報をお届けすることで、接触頻度を上げます。接触頻度が上がるだけでも、近い存在になることができます。人は接点が多い人に対して、親近感を覚えるからです。
さらに関係性を深めるために、一斉配信で質問を投げかけてみると良いでしょう。登録者が質問に答えてくれることで、1対1のやり取りを始めることができます。大勢の中の1人という関係から、あなたと見込客が直接やり取りできる、1対1の関係性を築くことが可能です。
募集をかけ集客を行う
LINE@の一斉配信を活用して、セミナー等の募集、集客を行います。いきなり募集をかけるのではなく、事前予告の形を取りつつ、告知につなげるとよいでしょう。
「〇日にこのような人のお役に立てる情報をお伝えしますので、楽しみにしていてくださいね」といった予告を出し、最終的な募集告知をお届けします。
LINE@は開封(既読)率が高いがゆえに、頻繁なメッセージや募集でブロックされる可能性が高いメディアです。ブロックする人はお客様にはならない人と割り切って、募集をかけていきましょう。
LINEで集客するために基本機能を活用しよう
LINE@で集客をするために、基本機能を活用していく必要があります。ここでは、全ての機能について解説するのではなく、集客に活用すると良い機能に絞ってお伝えします。以下の機能については、使いこなせるようにしておいてください。
■集客に有効な基本機能
1:一斉配信機能
2:1対1トーク機能
3:タイムライン機能
一斉配信ができる
LINE@には友だち全員に対してメッセージを配信できる機能があります。LINE@のメイン機能と言って良いでしょう。一斉配信機能を活用することで、2-4(関係性を構築する)でお伝えした関係性を構築し、最終的に集客につなげていきます。よって非常に重要な機能です。
配信の方法と配信情報量は以下の通りです。
■配信の方法、情報量
- 配信の方法:管理画面上部「メッセージ」>新規メッセージ作成>メッセージ
- 1回で配信できる情報量:500文字×3
※無料版での配信は月に1000通まで。100人の読者相手であれば10回配信できることになります。
配信頻度はどれくらいが良いか
配信頻度については、「読者の求める状況に合わせる」と良いです。しかし、多くの登録者全員が同じ状況ではありませんし、一斉に配信されるため全員に合わせることはできません。
では、どれくらいの頻度で配信すれば良いでしょうか。関係性を構築することを考えると、少なくとも週1回から2週間に1回は、メッセージを送っておくと良いでしょう。これくらいの頻度であれば、存在を忘れられることなく、適度な接触頻度となります。
配信時間はいつが良いか
配信時間についても、「読者の求める状況に合わせる」と良いです。配信時間については、頻度以上に注意したい部分です。登録者には登録者の生活リズムがあります。
LINE@の一斉配信では、事前に配信時間を指定できるので、できる限り生活の中で時間的余裕がありそうな時間を狙って配信しましょう。
どの時間帯に余裕があるかを知るためには、登録者像がある程度見えていなければなりません。サラリーマン層であれば「通勤時、帰宅時、帰宅後」が狙い目となりますし、主婦であれば、間違っても「夕食を作る忙しい夕方」に配信しない方が良いことになります。
配信時間を見極めるためにも、登録読者層の生活リズムについて確認しておきましょう。
1対1でトークができる
LINE@では1対1のトークをすることができます。通常のLINEと全く同じ使い方になるということです。しかし、1点大きく違う点があります。「まず登録者側からメッセージをもらわなければ、1対1トークを始めることができない」ということです。
LINE@に友だち登録をしてもらえたとしても、LINE@管理者側では、人数のみの把握しかできません。つまり、100人居ようが1000人居ようが、誰が登録してくれいているかは把握ができないということです。
1-2(友達追加時あいさつを設定しよう)のところでお伝えした「ひとこと、またはスタンプ投稿を促すメッセージ」を友だち追加時あいさつに盛りこんだ方が良いとお伝えしたのは、1対1でつながるためです。
1対1でつながることができれば、あとは通常のLINEと同じようにやり取りを楽しむことができます。1対1でやり取りをすることで、より深い関係性を構築することができ、集客にもつなげやすくなるわけです。
集客に大きな影響を与える部分になりますので、1対1のトーク機能は上手く活用してみてください。
タイムライン投稿ができる
LINE@の機能として「タイムライン投稿」があります。タイムライン投稿は通常のLINEと同じタイムラインへ投稿できる機能です。
一斉配信と異なり、登録者に届けるメッセージではなく、「登録者が見ることが可能である投稿」と言った方が良いでしょう。つまり、登録者が自発的に見なければ見られない投稿です。
「それならば手間もかかるし、投稿しなくてもいいのではないか」と思う人も多いかと思います。しかし、タイムライン投稿には大きなメリットがあります。
大きなメリットとは、拡散される可能性があるということです。タイムラインには「いいね」をする機能がついています。「いいね」をする際に「友だちのタイムラインにシェア」という項目があるため、拡散される可能性があります。
拡散されれば、あなたのことを知る人が増えていきます。結果、LINE@の登録者が増える可能性は上がり、さらには集客にもつながるということになります。
※画像左下の顔のマークで「いいね」ができます。
一歩先行くLINE集客の基礎知識
LINE@で集客するために、プラスアルファの知識として持っていた方がよいものをお伝えします。ライバルよりも一歩先に行くためにも、知っておいて欲しい内容です。
無料版と有料版の違い
LINE@には無料版と有料版があります。無料版では制限される機能があるというわけです。
しかし、LINE@公式発表において2019年春より、サービス統合がなされることが発表されました。統合前まではタイムライン投稿数などに制限があります。しかし、統合後を確認すると、月当たりのメッセージ送信に関する部分だけの制限に変わるとのことです。
今後、変更される可能性もありますので、詳細に関しては、LINE@公式ページをご確認ください。
現時点(2019年3月)で発表されているサービス統合後の仕様は以下の画像の通りとなります。
今回の記事でお伝えした中で、統合後と内容が異なっている部分としては、無料版のタイムライン投稿数の制限についてです。統合前のタイムライン投稿は「月に4回まで」です。しかし、統合後は無制限になっています。
無料版と有料版の差は「メッセージ送信に関する部分」だけになります。メッセージ配信数は友だち登録者数が大きく関係してきます。
例えば無料版1000通は登録者100人であれば月に10回送ることができます。しかし、登録者が1000人いれば1回しか送れないということです。つまり、登録者が多ければ多いほど、一斉配信できる回数が減ってしまうということです。
以上のようなことから、登録者の人数が増えてきたら、有料版へ移行する必要があります。
用途別アカウント分類
LINE@では複数のアカウントを作成することができます。事業内容が複数ある場合や一斉配信する内容があきらかに違う場合や、登録者属性に応じて変えるのも良いでしょう。例えば、恋愛コーチであれば、男性に伝えることと、女性に伝える内容が違うことがあるかと思います。伝える内容が違う場合などは、変えておくのも良いでしょう。
アカウントを分けることは自由です。しかし、集める労力はアカウントの数だけ必要となるということになります。運用面を考慮して、必要であればアカウントを分けると良いでしょう。
重要となる最終投稿の冒頭
一斉配信において、重要なことがあります。「最終投稿の冒頭」です。どういうことか分かりにくいかと思いますので、解説いたします。
一斉配信においては500文字×3までメッセージを送ることができるとお伝えしました。
最終投稿の冒頭とは
- 3つのメッセージを作成する場合は3つ目
- 2つのメッセージを作成する場合は2つ目
- 1つのメッセージを作成する場合は、その1つのメッセージ
上記のメッセージの冒頭は、相手のトークの部分の表示される部分です。表示される文字数は40文字です。この40文字は「読んでみたくなるような内容」にしましょう。
LINE@は開封率が高いとはいえ、表示される部分で興味を持つことができなければ、ただ開封するだけで、内容をしっかりと読んでいただけない可能性が上がります。LINE@では開封率が高いことばかりにフォーカスされがちです。でも、本当に大切なことは「しっかり読んでいただき、伝わること」です。
読んでいただくために、「最終投稿の冒頭40文字」には注意してください。
まとめ
今、注目のLINE@での集客の方法についてお伝えしました。導入までの手順や効果的な集客の流れとしてお伝えした内容を、上手く活用していただければと思います。
記事でもお伝えしましたが2019年春から、サービス統合により変更点が出る可能性があります。最新情報は公式サイトで確認するようにしてください。
変更があるとは言え、集客の流れについては今回お伝えした内容は、長く使える内容です。
多くの人に知ってもらい、LINE@に集める
・・↓
LINE@で関係性を構築する
・・↓
集客を行う
ビジネスを行う上で、集客に頭を悩ませる方も多いかと思います。LINE@を上手く活用して、集客の負担を少しでも、今回の記事を活かしてもらえればありがたいです。
仙道達也どうも、仙道です!今回はWEB上でのマーケティングの基本となる「売上獲得までの流れ」をご紹介します。起業家である私たちにとって、売上獲得は常に意識しておくべきことです。しかし、売上獲得のために[…]