どうも仙道です。
コーチ・コンサル・カウンセラー・セラピストなどのジャンルで起業した場合、アメブロをスタートするケースは多いでしょう。
ビジネスでアメブロを活用することは、起業初期であればオススメです。ですが、長い目でビジネスをしていくことを考えるならばアメブロと併用して別のメディアを持つ、切り替えるなども考えておきましょう。
ここでは、ビジネスでアメブロを使うメリット・デメリットに加え、アメブロをビジネスで使うリスクについて解説。あなたのビジネスに向いているか、売上獲得までできるのかの参考にしてください。
アメブロはビジネスに向いているのか?
アメブロでビジネスをスタートする場合、法人などが対象であれば向いていません。いわゆるBtoBビジネスは不向きとなります。
アメブロを使うならば、主に女性をターゲットにする。ビジネスをしている人以外の一般女性をターゲットにするとビジネスで使いやすいと言えます。これはBtoCビジネスが該当します。
他にもアメブロを使ってビジネスをしている人をターゲットにするなどの場合もオススメです。(BtoBビジネスに該当する)
・BtoB:ビジネスをしている側とビジネスをしている側同士の取引き・BtoC:ビジネスをしている側と個人の人との取引
SNSが普及されて以降、アメブロの注目度は減少したが・・・
2009年頃~2016年頃にかけてブログブームもあり、アメブロの注目度は高まっていました。しかしそれ以降はSNSが普及したことにより注目は減少しています。
その反面、この記事を書いている時点(2020年11月28日現在)では、「アメブロ 稼ぐ」などのキーワードがトレンドワードとして注目されていることがわかります。
これは、アメブロで稼げるということではなく、アメブロで稼げるのかを調べていいる人が増加していると言えます。これからアメブロを使って起業したい、ビジネスをスタートしたい人を対象とするならば、ビジネス運用をするのも狙い目と言えるでしょう。
ただし、先ほどもお伝えしたように法人向けにビジネスを展開したい場合はアメブロは不向きなので注意しておきましょう。
アメブロをビジネスで使う3つのメリット
アメブロをビジネスで使う上でのメリットは大きく3つあります。
1つづつ見ていきましょう。
メリット①無料でスタートできる
アメブロの良い点は無料でスタートできるというハードルの低さにあります。
アメーバアカウントを作れば、その日から無料でブログを解説することが可能です。アカウントも無料で作ることができるので、これから起業したい、お金をかけずにビジネスをスタートしたい人にとっては強い味方となります。
メリット②感覚的に使い始められる
アメブロのメリットには記事作成や記事投稿が簡単にできることも挙げられます。文字の装飾や画像の挿入なども感覚的にわかる作りになっているため、パソコンが苦手、Webが苦手な人でも慣れやすいと言えるでしょう。
アメブロのデザイン(見た目)も多数のテンプレートが用意されており、1クリックでサンプルを表示し見ながら選べるのも使いやすい特徴の1つと言えます。
メリット③フォロー・いいね機能で認知拡散がしやすい
アメブロはSNSと使い勝手が似ている特徴があり、投稿したブログ記事に対して「いいね」をしてもらえたり、あなたのフォロワー(読者)になってもらえる機能があります。
逆にあなたが他の人のブログに「いいね」をしたり「読者登録(フォロー)」をすることも可能です。
あなたから積極的に「いいね」や「読者登録」していくことで、どんな人だろう?と相手に興味を持ってもらうきっかけとなり、あなたの認知拡散が楽になります。ビジネスをするのであれば、まずは認知してもらうことが最初の第一歩なのでアメブロをビジネスで使う上で欠かせない機能となってきます。
アメブロをビジネスで使う6つのデメリット
メリットがあればデメリットも存在するので、アメブロをビジネスで活用するデメリットも見ておきましょう。
メリットと比べるとデメリットの数が多いですが、デメリットを解消する方法も紹介するので、ビジネスでアメブロを使う場合には検討材料としてください。
デメリット①SEOの効果が期待できない
SEOとは、GoogleやYahooを使った自然検索に対し、あなたのブログ記事を上位に表示させる手法です。
つまり、アメブロ内で見られる可能性があっても、アメブロをやっていない人には見てもらえる可能性が低くなるので覚えておきましょう。
どうしても検索表示したいなら
どうしても検索時にブログ記事を表示したいのであれば、ニッチなキーワードを狙えば上位表示を獲得できる可能性が高くなります。その際は、キーワードリサーチをしっかり行ってくださいね。
デメリット②広告が表示される
アメブロで記事を書いた際、あなたのブログ内に関係ない広告が表示されます。ビジネスで使う場合、メルマガに登録してもらうことが最初の目的になるかと思います。そうしたリスト獲得をするにあたり、広告が表示されているとメルマガ登録の誘導に注目されずにスルーされやすくなります。
メルマガを使ったリストマーケティングを行う場合は広告を非表示にしておくことをオススメします。
勝手に表示される広告の消し方
広告はAmazonプレミアムにある「広告はずすコース」に登録することで消すことができます。広告はずすコースは月額1,027円(税込み)がかかりますが、リスト獲得を目的とするならば是非登録しておきましょう。
デメリット③スマホの表示が見づらく差別化しづらい
アメブロはパソコンで見た時とスマホで見た時に大きく違いが発生します。例えば、パソコンではヘッダーが表示されているにもかかわらず、スマホだと表示されなかったり。
またスマホの場合、表示が全員ほぼ統一となってしまうため、デザインなどの差別化をすることが難しくなります。カスタマイズをしっかり行えば見た目に違いを作ることはできますが、初心者には難しいでしょう。
文章や画像の使い方で見栄えや印象に工夫が必要となります。
デメリット④カスタマイズのできる範囲が決まっている
スマホ表示でも触れましたが、カスタマイズ(オリジナルのデザインを作る作業)をしなければテンプレート通りの至って普通のブログになってしまいます。ビジネスで使うのであれば、読みに来てくれた人に興味を引く、印象に残るように作る必要があります。
しかしアメブロの場合、カスタマイズできる範囲が決まっており、全てを自由に作ることはできません。アメブロはあくまでもブログ機能を間借りしている状態です。決められた中でしか自由にデザインを作れない、画像の設置などができない不自由さは出てきます。
他にも、HTMLの知識(プログラミング言語)を多少でも理解していないと、自分でカスタマイズするのは難しいため、どうしても見た目を変えたい時には業者さんに依頼することになります。つまり費用が発生するので注意しておきましょう。
デメリット⑤独自ドメインが使えない
独自ドメインとは、ブログのURLに記載される、
※で記載した箇所が独自ドメインと呼ばれる箇所になります。アメブロの場合は、ドメインがアメブロのものになります。独自ドメインが使えないことは、SEOにも影響されます。同時にあなたの資産ではなくアメブロに所有権があるという状態であることは理解しておきましょう。
デメリット⑥ターゲットとなる母数が限られている
母数とは、アメブロを利用している数です。下記の画像で各ジャンルの母数(ジャンルに登録している人の数)が記載されています。
2019年の段階で、アメブロ登録者6500万人と発表されています。しかし、こうして見るとアメブロのジャンルに偏りがあることがわかります。
あなたがビジネスでアメブロを使おうと思っても、ジャンルを絞れば6500万人中の数千人~数万人が対象となるわけです。あなたが考えるビジネスのジャンルによっては、母数が数百人になる可能性もあることを覚えておきましょう。
アメブロでビジネスを行う2つのリスク
デメリットとは別の視点で、アメブロのリスクをビジネス視点で紹介します。デメリットは回避できるものですが、リスクはビジネスをしていく上で避けることのできない点です。必ず知った上でアメブロを使うようにしておきましょう。
リスク①ブログを自分で管理できない
アメブロは株式会社サイバーエージェントが運営している「Ameba」の中の機能の1つです。アメブロには利用規約が存在しており、規約に則っていない場合や変更された場合に強制的に影響が出てきます。
避けようのない強制力の例
- 凍結の恐れがある
- 記事が反映されない可能性も0ではない
- 商用利用禁止になることもある
大きく3つ紹介しましたが、どれも実際に起こり得る内容です。商用利用禁止については、ここ数年で実際にありました。2020年11月現在においては、商用利用はOKとなっていますが、いつ利用不可となってもおかしくないということを覚えておきましょう。
リスク②記事のバックアップが取れない
あなたがブログを更新して記事を貯めていっても、突如ブログが削除されてしまう可能性もあります。そうした時、バックアップ機能があればブログを復元することができますが、アメブロにはバックアップ機能がありません。
作ってきた記事や画像、使用した写真など全てが消えてしまいます。アメブロをビジネスで使うのであれば、必ずパソコン上に全てのデータを保存しておくようにしましょう。そうすることで作ってきたものを守ることができます。
読者やいいねなどの獲得数は全て無くなりますので要注意。