「起業したい」「起業するぞ」と思っても、なかなか行動に移せず、現状が変わらないという人は多いかと思います。私も昔はそうでした。
2年近く前にある女性から言われたセリフがあります。
「なんで、仙道君は起業に向かって行動できないの??」
そこで、私はこんな言い訳をしていました。
→「起業資金を貯めているんだよ!」
→「ビジネスパートナーが動いてくれないんだよ!」
→「ちゃんと本を読んで勉強しているよ!」
このような言い訳ばかりしていました。
自分では正当な意見のつもりでしたが、後で考えると「オレって起業から逃げているな~」と、ネガティブな気分になっていました。
(起業する事に対してのセルフイメージが落ちている)
実は、私は数年間このような気持ちを引きずってきました。
もしあなたが同じ状況である場合は、今日の記事はきっとお役に立てると思いますので、参考にしてみて下さい。
起業できる人は「第一歩」を明確にできる
「起業するために、第一歩は何が必要ですか?」
これは、私がコーチングセッションの時によく使う質問です。
もしクライアントさんが「わからない」と答えたら、私はチャンクダウンというNLPのテクニックをよく活用します。
チャンクダウンとは、目標を具体的に落とし込むテクニックです。
チャンクとは塊(かたまり)と言う意味で、その塊を小さくし明確化する事を言います。
そのため、クライアントさんが「わからない」と答えた場合には、まず「いつまでに起業したいですか?」と質問します。
クライアントさんが「6ヶ月後ですかね」と答えたら「では、3ヶ月後までに何を達成してますか?」とチャンクダウンして質問します。
さらに
「2週後までには何を達成してますか?」
「1週間後までには?」
「3日では?」
「今日は?」
と質問します。
すると、人それぞれ、答えは違うのですが・・
→「3カ月後までに、月商25万達成します」
→「1週間以内に、インターネットのお悩み掲示板で需要を調べます」
→「自分の見込み客が検索するキーワードを20コ出します」
→「今月中にビジネスモデルの候補を10コ以上出します。」
などなど、個人の「行動すべき具体的な目標」が出てくるようになるのです。(その他の質問をした結果)
自分の内側から出した答えですので「強い自己説得」が働き、「行動せざるえない」状況を作るのです。
あなたも「自分で納得いく目標」を決めたら、行動しますよね?
これが「他人から決められた目標」だったら、あなたのモチベーションは続くでしょうか?
他人から命令されるのはイヤですよね?
人は「自分で納得いく目標」でないとモチベーションは続かないのです。
この、「自分で納得いく目標」を細かく決めていくのがコーチングセッションなのです。
どうも仙道です。今日は、コーチングやコンサルのセッション、例えばヒーリング、霊気だったり、そういうセッションを売るときに怪しいと思われないように売る、「怪しいとどうやったら思われないか」という部分にフォーカスしてご説明していきます。[…]
起業のために「目標と期限」を具体化しよう
いつもの話になりますが「起業したい」といつも言っているのに、行動できない。
そういう方々の共通点は「目標と期限が具体的ではない」という点です。
「2~3年後には起業する・・・」
これでは「デカいケーキを丸ごと飲み込もうとしている」のと同じなのです。
どこから手をつければよいかわからないという状態なのです。
であるならば、「ケーキを細かくカットして」「フォークで1口サイズを取り」「1口が終わってから、もう一口」という感じで、食べていけば全部食べられますよね?
あなたは上記のように、
「3カ月後までには何を達成してますか?」
「2ヶ月後までには何を達成してますか?」
「1カ月後までに何を達成してますか?」
「2週後までには何を達成してますか?」
「1週間後までには?」
「3日では?」
「今日は?」
と質問されて「1週間後は~しています!」とすぐ答えられますか?
この質問にすぐ回答出来ない方は「今すぐ手を止めて」上記の質問に(マジで)答えてください。
15分以内で考え付く範囲で大丈夫です。
答えたあなたは、今よりも行動力が上がる事を保障します。
逆に答えることが出来ない方は、答えられるまで落とし込んだ方が良いです。
今、このタイミングを逃してしまうと、また元の「行動できない日常」に戻ってしまうからです。
ぜひこの機会を活かして、今すぐ取り掛かってみてください。
「起業しようと心に決めた時」「年が明け、新たな1年が始まるとき」など、私たちは「目標」を立てるのではないでしょうか?「いつまでにいくら稼ぐ」「稼いで夢を叶える」というように、様々な目標を立てるのではないかと思います。しかし、[…]
まとめ
「起業への行動を勧めるためにすべきこと!目標と期限を決める!」ということについてお伝えしました。
「起業したい」と思ったところで、何をしていいか分からなかったり、実際の行動を起こせなかったりすることは、起業初期の多くの人が抱える悩みだと思います。
しかし、そのままの日常を過ごしていると、いつまで経っても起業ができないままになってしまうのです。
重要なことは「期限を細かく決めて、今までにないぐらい目標を落とし込む」ということです。
今回お伝えしたように、どんどん期限を短くして、目標を立てていくのです。
遠い期限で、大きな目標のままでは、具体的に何をしていけば良いのか見えてきません。
しかし、期限を短く区切って、小さな目標にまで落とし込めば、今すぐやることが見えてくるのです。
少しでも行動に移すことができれば、起業の道を進んでいることになります。
まずは、期限を短く区切って、小さな目標にまで落とし込み、行動を起こしていってください。