どうも、仙道です!
私のところに個別相談に来る方は「自分の理想のコーチングで起業したいです。」「自分の理想のクライアントだけを獲得したいのです」と「自分の理想の起業スタイル」を熱く語ります。特に女性の方に、こう言ってくる方は多い傾向があります。
実は、私も最初はそうでした。
しかし、それだけだと「自分中心」の考えになってしまい、相手が求めているか関係なく、曖昧なサービスを無理に売る形になる傾向があるのです。
今回は、「理想のクライアント、お客様だけ獲得したい」という「自分の理想の起業スタイル」を貫きたいと考えている方に、知っておいて欲しい内容をお届けします。
「自分の理想の起業スタイル」を貫こうとしても、上手くいかない可能性がありますので、ぜひ知っておいてください。
理想のお客様を求めると失敗する理由
冒頭でもお伝えしましたが、私自身も「理想の起業スタイル」を貫こうとして活動していました。
しかし、ある時「やっぱり、顧客が理想としているコンサル、コーチングじゃないと売れないのだな」と気付いたのです。
そのことに気が付いてから、「理想の起業」を弱めて「顧客が求めているサービス」を
強めに出すことを1年以上続けていると、また発見があったのです。
厳しめにクライアントさんにコンサルしていると「ブログが書けません」という状態になるクライアントさんが多数出てきたのです。
「コレはダメだ」と思いました。
やっぱり起業家として活動していくためには「ブログを書くこと、メルマガを書くこと」が生命線になるからです。
いつも言っていますが、「継続」できれば、命ある限り「フィードバック」は何回もできます。
「継続」ありきの、マーケティング成功なのです。
そして、どんな「低レベルなブログ」であっても、書いている内に誰でもうまくなります。
だから、私は考えました。
「顧客のニーズ」強めか?
win-win の形にもっていくにはどうすれば良いかと。
理想のお客様を相手にしながら成功する方法とは?
結論から言えば、理想の起業スタイルで成功するには、順序があったのです。
理想の起業スタイルを貫くことは、理想ではあるのですが、それだけでは厳しい現実が突き付けられます。
だからこそ、上手く「理想の起業スタイル」を活用して、成功に近付けていって欲しいのです。
では、どんな順序で行うかというと、以下のような順序となります。
- 「好きな事」、「やりたい事」を助けたい人に向けて書く!
- 頻繁に書けるようになるまで、続ける
- 「フィードバック」をマメに受ける
- 少しずつ、「ニーズがある方向」にコンテンツ内容を変更していく
(ブログ、メルマガ、動画、写真など) - 気がついたら、「クライアントが求めている事」をサラサラ書いていた
そして、申込みが来るようになったのです。
うまく行ったクライアントさんは、この流れなのです。
私も、思い返せば、「この順番」を無意識に通ってきました。
最初から「ブログ集客理論」「webマーケティング理論」「セールス技術」「クライアント獲得術」などの記事は書けなかったですから、自己啓発の話ばかり書いていました。
(楽しかったから続きましたね)
そして「ブログ集客を教えてください」「差別化を教えてください」とか、色々な要求をいただいて「ニーズがある方向に少しずらそう」と、柔軟に変えていったのです。
もちろん、先輩のコーチや、凄腕の経営コンサルの方に現状報告をしながら、フィードバックをマメにもらいました。
それがなければ、今の私はないでしょう。
つまり「最初は、自分の好きな事で起業」で正解なのです。
もっと正確に説明すると「最初は行動力を優先する為好きな事起業!自分の思いを発散できる起業!」をする。
そして、継続が慣れてきたら「少しずつ、無理がないように変わりたい方向へ、フォードバックを受ける」
という流れが、最適かつ無理のない成功法則になります。
つまり、「コンフォートゾーンを”少しずつ、ずらす”」という理論です。
コンフォートゾーンをずらすとは?
先にコンフォートゾーンについて確認しておきましょう。
コンフォートゾーンとは「ストレスや不安が無く、限りなく落ち着いた精神状態でいられる場所のこと」です。
つまり、ストレスがかからない範囲のことです。
何か無理をしたり、未知の世界へ足を踏み入れたりすることは、ストレスが生じます。
ストレスを抱えないために、現状を維持しようとするのです。
そのため。コンフォートゾーンの外に出るのは、1人だとかなり困難です。
無理やり外に出ても、またすぐに戻されます。
ダイエット、部屋の散らかり具合、金使いの荒さなどの改善が難しいのも、コンフォートゾーンが存在するからなのです。
だから、コーチングの本でも、書いてある通り「無理せず、気がついたら、コンフォートゾーンがズレていた」という状態が理想です。
「アレ、気がついたらブログをサラサラ書いている」
「アレ、申込みが来ている」
「アレ、セールスクロージングできてる」
私は「コンフォートゾーンの理論」を知っていたので、クライアントさんには、以下のように伝えていました。
「最初は、自分の好きな事を書いてください!最初は日記でもOKです!」
「自分の助けたい人だけに書いてください!」
「ただし、マメに報告をください。少しずつフィードバックをして”売れる方向”に変えていきます」
コレ以外、方法はないと思っています。
- 1ヶ月に1~2回のセミナー
- 半年に1回の合宿
- 大量の動画、教材
じゃあ「コンフォートゾーンがずれるワケがない」と思いませんか?
自分の儲けばかり考えているエキスパートが正直ムカつきます。
なぜ、もっと個別相談に時間を使わないのか?
「あんたら、コンフォートゾーンの理論知っている?」
「動画学習で、コンフォートゾーンがズレると思っている?」
と言いたいです。
というわけで、まだ、あなたが継続力や勢いがない場合は「自分の好きな事を助けたい人
に向けて」書いてOKなのです。
十分継続できているけど申込みが来ない、というあなたは「マメなフィードバック」が必要なのです。
どうも仙道です。起業をして稼ごうと思っていると、セミナーなどに依存してしまい、常に何かを学んでいないと落ち着かない人状態に陥る人が出てきます。そうした人はセミナージプシーと呼ばれています。起業家の中でも自己啓発を学ぶ[…]
コンフォートゾーンをずらす具体的な方法
コンフォートゾーンをずらすのは、一人では難しいということをお伝えしました。
しかし、一人でいる時間が多い人も多いかと思います。
そんな方のために「1人の時は何をすればコンフォートゾーンがずれるの?」という疑問にお答えします。
ズバリ答えは「イメトレ」です。
私自身は、気がついたらコンフォートゾーンがずれて、「稼ぐ事」が当たりまえになっていました。
「イメトレ」とは言ったものの、「イメトレ」と言えるか微妙ですが「電卓を使ったキャッシュフローのシミュレーション」です。
毎日やってました。
おそらく、2年ぐらい前からで、今でも毎日やっています。
というか「ニヤニヤ」しながら依存症になっているのです。
つまり、来月の「稼ぐ見込み」を電卓でシミュレーションするのです。
昔、やっていた例を挙げると、以下のような感じです。
12万の契約×1本 12万
セミナー収入 5万
合計 【57万】
生活費と税金で25万ぐらいだから、残りの32万は・・・。
というようなイメトレです。
実際やってみれば分かりますが、ニヤニヤします。
「何を買おうかな~」とか考えちゃいますから。
最初は「シミュレーション」のつもりで始めたのですが、毎日、電卓で「稼ぐ数字」を意識する事で「電卓の金額ぐらいは入ってきて当たり前」という「強いリアリティー」を作ります。
「数字」でイメージするので現実味が増すのです。
その結果、「達成して当たり前」のエリアがずれるのです。
(コンフォートゾーンがずれる)
- 目を閉じて「イメージ」
- 言葉を使って「イメージ」
こういったことも有効だとおもうのですが「現実味」が弱いのです。
だから、ほとんどの人が「イメトレ」をしても、効果が出ないのです。
もちろん、電卓を使った
キャッシュフローのシミュレーションに合わせて、「アファメーション」とか入れるとより効果が高まるかと思います。
ども、仙道です。今日は、コーチングで人を変えたいと言ってる方がなぜ全然売れないのかという秘密を解き明かしたいと思います。多くのコーチやコンサルが聞いたことのあるであろうコンフォートゾーン。この使い方と考え方を変えるだけで、ビジネスに[…]
まとめ
「理想のお客様だけでいい」では上手くいかない!成功のための順序ということで お伝えしました。
理想のお客様、クライアントだけでビジネス展開をしていくには、限界があります。
成功するためには順序があるのです。
「最初は行動力を優先する為好きな事起業!自分の思いを発散できる起業!」を行い、コンフォートゾーンをずらして、成功へ近づいていくという流れになります。
今回お伝えした電卓のイメトレなども活用しつつ、成功への道を歩んでいってください。