どうも仙道です。
起業して成功したいと思ったらビジネスプランを考えたりするかもしれません。しかし、まずはメンターをつけることをオススメします。メンターとはあなたの活動の指標となる人のことです。別の言い方をすれば、あなたの師匠とも言えます。
成功している人を師匠とすることで、あなたも成功するまでの道筋を示してくれるようになります。その反面で、メンターの選び方を間違えてしまうと起業して成功するはずが遠回りをしてしまったり、逆に成功とは真逆の道を歩んでしまうことにも繋がってしまいます。
起業したらメンターをつけるべきということで、ここでは見つけ方からどのように学ぶのかを解説していきます。
起業プランの作り方はメンターを見つけることから|そもそもメンターとは
メンターとはあなたが何かをする際に指標とすべき師匠のような存在です。
野球やサッカーなどのスポーツをやる時にも、あの人みたいになりたいなどの目標を描くことがありますが、起業家としてもそうした目標を立てることが成功への近道へと繋がります。
起業したらメンターを見つける
起業することは、楽で平坦な道ではありません。常に選択をすることが求められ、その時の選択が正しいのか誤っていたのかは終わってみなければわかりません。同じように起業家としての考え方や起業家としての姿勢も同様です。
さらに言えば、起業家は孤独な道でもあります。孤独が故に、進む方向が見えなくなることも当然のように存在します。その時に、あなたが進むべき道筋を照らしてくれるのもメンターの存在です。
起業成功の鍵は誰のアドバイスを聞くか
起業をしたら成功したいと誰もが思い描きます。最初から失敗(廃業)を前提に起業をする人はいないはずです。起業して成功という二文字を手に入れようと思うなら、誰にアドバイスを受けるかが重要になります。
仮に将棋で置き換えてみても、将棋のプロとして活躍されている人と、全くど素人の友人、どちらにアドバイスを求めるかと聞かれれば間違いなくプロで活躍されている方でしょう。
起業でも同じことが言え、すでに起業して成功している人が世の中には大勢います。中には苦労せずに成功した人もいるかもしれませんし。苦労の末に成功を手に入れた人もたくさんいるでしょう。そうして考えた時に、あなたがぶつかる壁をすでに経験している人も世の中にはたくさんいると考えることもできます。
であるならば、そうした先人の知恵や経験に恩恵を受け、あなたが壁を乗り越える為の血と肉とすることが成功の最短の道になってきます。
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メンターは一人じゃなくても良い
メンターを探そうと思ったら、誰にしたらいいのかと悩むことから始まると思います。しかしメンターは必ずしも1人に絞り込む必要はありません。
例を紹介すると、
- ビジネスに関するメンター
- ブログに関するメンター
- 生き方としてのメンター
- プログラマーとしてのメンター
- ライティングに対してのメンター
同じ分野に重複したメンターはいませんが、自身が求めるものに対するメンターが複数存在している状態です。
1つの分野で複数のメンターが存在してしまうと考え方などが人によって違うように、どちらを優先するべきなのかなどの迷いが生じてしまう場合があります。
選択肢が増える、思考の幅が広がるとも考えられますが、実際にビジネスをしている環境において時間は有限です。そうした限られた時間の中で選択をしていく上で、迷いはなるべく減らした方が良いというのも事実としてあります。
起業して成功するにはスピードが求められる時代でもあるからです。
ビジネスにおけるメンターを見つける
起業をしたらメンターを見つけるべきなのですが、ここではあくまでもビジネスにおいてのメンターを見つけることを強くオススメします。
起業家として成功したいと思いメンターを見つけても、その人がビジネスをしたことがない人であれば師匠としては参考とできることも限られてしまいます。
ビジネスは生き物です。
常に変化をしており、同じ姿をしていることはありません。そうした変化に対応しながらも成功をしている人をメンターとすることで、あなたも起業家としての道を歩むことができるようになります。
起業はモデリングから
起業したらアイデアや成功する為の知識を全て自分で考え思いつき実践しなくてはいけないと考えてしまいがちです。
しかし、そうした思考は起業家としての成功を邪魔する要因でしかありません。考えることはとても良いことですが、起業することに対して、ビジネスのアイデアとして全てを考えていては行動に落とし込むまでに時間ばかりを消耗してしまいます。起業は先人の知恵や実体験を学ぶことからスタートすることが成功への最速最短の道になると覚えておきましょう。
0から考えない
世の中には成功しているビジネスが数多く存在しています。あなたが世の中にない、全く新しいことをしようと思うのであっても、すでに成功している人がいる分野で起業しようと思い立っても、0から全てを考えてはいけまえん。
マーケティングやライティングについて学んでいればリサーチという言葉が出てきますが、起業する際にもリサーチをすることが重要になります。
メンターを見つけたら、メンターがどうやって成功するビジネスを見つけたのか、どうやってビジネスを展開していったのか、どうやって今の状態にまでたどり着いたのか、どのような壁にぶつかり、どのように乗り越えていったのかをリサーチしていきましょう。
メンターのモデリングから=TTPは正義
0から考えない場合、どのようにビジネスを始めればよいのかを解説します。その答えは、先人の行動を真似ることからスタートしていきます。
TTP(徹底的にパクる)ことは最強で最速最短のスキルです。モデリングとも言いますが、相手の考え方や行動などを真似ることとして捉えることができます。
子供の成長も親の背中を見ながらと言いますが、親の行動や発言をモデリングして子供が成長していると考えられる、モデリングとはそうして使われます。
実際に起業という環境において、ビジネスアイデアや活動そのものを真似ることはできませんが、あなたが展開するビジネスにおいて、どのように前に進んでいくべきかを真似るということです。
TTPの活用事例
例えば、様々なアイデアが生まれてきたとして、その中から何を優先して実践するべきか悩む時がやってきます。
その時に、メンターならどのように選択をするのかと考え、その考え方を取り入れていきます。先ほどはビジネスアイデアはモデリングできないと紹介しましたが、実際にはアイデアなどもモデリングは可能です。
メンターがやっている活動やアイデアをズラして考えてみる、他の市場に置き換えて考えてみるなどをすることで、同じものとして存在せずに、あなたの起業のアイデアとして取り入れることができます。
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守破離でまず1年
起業におけるメンターを見つけたら、まずは守破離という言葉に則り1年間メンターの教えの通りに活動(守破離の守の部分です)をしてみましょう。
起業すれば様々な場面に遭遇し、メンターが体験してこなかった場面も訪れるかもしれません。ですがそうした時にも、メンターならどう考えるか、メンターならどう行動するかと考えていきましょう。そうして、メンターならという思考の元まずは1年間行動をいしていくことで、起業家としての姿を手に入れていきましょう。
次のステージが見えなかったらもう1年
守破離の守を継続することで、ある時を境に自分だったらという考え方が芽生えてくるようになります。
それは、メンターの教えに逆らうのではなく、自身が経験や体験をすることによって違う考え方もあるのではないかという選択肢を自分で増やすことができるようになった時です。その段階は、守破離の破のフェーズに片足を入れた状態としても考えることができます。
メンターの教えに沿いながらも、時には自分自身の考えを取り入れていく。そうして、ある一つの結果が出た時にメンターだったらと振り返りながら、自分自身の決断との比較をし見直しをしていく。こうしたことを繰り返すうちに、あなただけの型ができあがっていきます。
しかし、自分だったらという考え方が出ないうちは無理に考えようとするのではなく、メンターの教えに沿った活動をすることをもう一年取り入れてみましょう。
起業におけるメンターの存在
起業をすると他に頼れる人もいなくなり、何かをする時にも自分自身で全てを決めて行動する場面が増えてきます。会社を建ててスタッフや社員を雇ったとしても、実際に相談できる人や悩みを打ち明けられる人は社内にはいないものです。
あなたにとってのメンターが実際に会える人なのであれば、実際に相談できるという安心感がそこに生まれます。そうした安心感は孤独という闇からあなたをすくい上げてくれる存在になります。
メンターは偉人からと言う人もいますが、メンターは実在する人であり、あなたが行動をすれば実際に会える人から見つけることがポイントになります。メンターにコンサルティングしてもらうなどの方法も効果的です。
あなたにとってのメンターは、相談役でもあり、信頼できる存在でもあり、指標でもあり、師匠でもあります。
仙道どうも仙道です。年々コンサルタントとして起業する人が増えています。その反面で、社会では騙された、詐欺などの話題も多く見る機会があり、コンサルタントと名乗ると胡散臭いと思われてしまうケースもよくあります。&[…]
正しいメンターの活用術
使い方と書くと語弊が生じるかもしれませんが、メンターをどのように活用するかであなたの起業家としての人生は大きく変わるとも言えます。
メンターから何を学ぶか
起業という分野におけるメンターからは、何をするか(What)よりもどのように(How)を大事にして学びとることが重要になります。
何を(What)はアイデアや具体的な内容であることが多く、実際にビジネスアイデアや具体的な手法などはメンターだけに限らず世の中にゴロゴロと転がっています。そうした具体的なものよりも、どのように(How)の部分を意識してメンターから学ぶことを意識していきましょう。
どのようにとは、考え方や取り組む姿勢、その答えに行き着くまでの経緯などを知らなくてはいけません。起業して成功するには、そうしたプロセスが何よりも強い資産となります。
ただ質問するのではなく考えた上でフィードバックを求める
メンターに相談ができるとしても、ただ闇雲になんでも聞いていてはあなた自身の成長に繋がりません。
何かを思いついた時、何かをやろうと思った時、そこに行き着くまでに何を考え、どう捉えたどり着いた答えなのかを含め、そうしたプロセスにおいてのフィードバックをもらうことを心がけていきましょう。アドバイスを受けるだけでは成長はしませんし、アドバイスを受けてそこから何を学び取るかが重要になるということです。
失敗しないメンターの見つけ方
メンターを見つけるにはどうしたらいいのかを最後に紹介していきます。
メンターを見つける3つの方法があります。
- 書籍
- ブログやSNS
- 実際に会う
では1つづつ解説していきます。
書籍でメンターを見つける
書店に言えば、大量の本が存在しています。そうした書籍の中で、あなたが尊敬できる人や惹かれる人を見つけてみましょう。
その際に、過去の人ではなく、今もなお実在する人から見つけることがポイントです。また、業種などにこだわることは一旦置いておき、起業家としてのメンターを見つけることがポイントとなります。加えるなら、個人起業家としてのメンターを見つけるなら個人起業家として成功している人を見つけるのもオススメです。
企業と個人では考え方や実際のビジネスの場面、環境が大きく変わってくる為、考え方としてはあっていても解釈が難しくなってしまうケースが存在しているからです。
ブログやSNSからメンターを見つける
起業家ならSNSやブログをやっている人も数多く、そうしたメディアを通じて見つけることは比較的簡単にできます。
しかし注意点として、ただその人がやっていることだけに惹かれることは避けておきましょう。考え方やメッセージの作り方、起業して成功するまでの軌跡をリサーチして、そうした中でメンターを見つけていくことがポイントとなります。
実際にあってメンターを探す
メンターを見つけるには、実際にあって話をしてみることは特にオススメです。会ってみることでその人の雰囲気や話し方、呼吸などを知ることができます。セミナーや講演会などを始め、実際に会おうと思えば手段はたくさんあります。
時には、会ってみたい人に直接メールやSNSからのメッセージを送り、アポを取ってみるのも良いかもしれません。
すぐに取り組むことができるメンターを見つける方法は主に3つあります。
- ブログを見ていて
- Twitterを見ていて
- 実際に会った
気になる人を見つけたらとにかくその人の情報を追いかけてみて、どんな情報を発信しているのか、どんな生活をしているのかなどを見ることから始めました。
そして、直接メッセージを送ってみたり、会いに行ってみたりして「この人を目指したい」などの気持ちが持てた時にTTPする相手としてメンターにさせていただいてます。
起業してサラリーマン時代より稼げるようになりたい。 起業してもっと自由な時間が欲しい。そうした気持ちで起業を志す人は少なくないでしょう。 起業をしたなら失敗はしたくない。 起業して失[…]
まとめ|大事なことは情報の質と考え方
ここでは起業家にとってのメンターの必要性や見つけたを紹介してきました。
ただ尊敬する人やすごい人を見つけるだけなら比較的簡単に見つけることができますが、メンターとしての存在を見つけるならば、情報の質やその人の考え方などから見つけることをオススメします。
情報の質は、古い考えにしがみついていないか、時代の流れに負けていないか、膨大なインプットの上で発信する情報が成り立っているかなど。
考え方については、ある答えにたどり着くまでにどう考えているのか、どのようにしてある一つの答えにたどり着いたのかなどのプロセスを見ることです。
起業家として成功をしたいと思うなら、まずはメンターを見つけ守破離の守からスタートする。
ぜひこうした取り組みも成功の為の一つの要素として実践していってください。