どうも、仙道です!
コーチングは自分のスキルを活かしたい人にとてもおすすめですが、当然失敗するケースも少なくありません。しかし、失敗しやすい人はある程度似ており、事前に対策することで成功率を高められるんです。
そこで今回は、コーチング起業で失敗しやすい人の共通点5つと対処方法を解説します。
もし1つでも当てはまれば、起業しても失敗に終わる可能性が高くなるため、しっかり対処してください。
コーチング 起業で失敗しやすい人の「7つの共通点」
ここではさっそく、コーチング起業で失敗しやすい人の共通点を7つ確認していきます。
- 周りの人を基準に判断してしまう
- 実績ないことを言い訳にしてしまう
- 決めつけ・思い込みが激しい
- 価格の安売りがとめられない
- セルフイメージが低い
- 最悪は会社勤めに戻ればいいと思っている
- 集客の仕組みを構築できていない
それぞれの対処法も掲載しているので、しっかり押さえておきましょう。
共通点1:判断基準が「周りの人」
周囲の仲間に合わせて行動している方は、起業しても失敗しやすいでしょう。
たとえば、「コーチ仲間が90分3万円でコーチングしているから自分も同じ設定にする」のは最も典型的な例の一つ。
また、値上げしたいのに「あの人に言われたから…」といって諦める方も多く、自分自身で事業の成長性を閉ざしているのです。
対処方法
まず結論として、事業を行う中で「次に何をすればいいか」「サービスの適正な価値・価格は」といった疑問に正解はありません。
そのため、試行を繰り返しながら経験を積み重ね、自分なりに最適なポイントを見つけだすことが、最も効果的な対処法といえます。
しかし、その心理を知りつつ、どうしても周りに判断基準を委ねてしまうのなら、この後お伝えするセルフイメージに問題があるかもしれません。無論、ビジネス成功に欠かせない要素なので、引き続きしっかり確認していきましょう。
共通点2:実績ないことを言い訳にしてしまう
事業が上手くいかないコーチの中には「実績不足」を理由にする方も少なくありません。
- 実績ないから、集客できない
- 実績がなくシンプルに自信がない
- どうせ相手にされない など
たしかに、実績がある方が集客面で有利に働き、契約も獲得しやすくなります。
しかし、誰もが最初は実績を持っておらず、実績がないなら「それ相応の戦い方」もあるため、実績不足は単なる言い訳に過ぎないのです。
対処方法
実績がない時は、自分自身のポジショニングを工夫してカバーしましょう。
ちなみに、ポジションニングとは「ライバルと差別化した自分の立ち位置」を意味しています。
実績がない状態でも、「ライバルと自分はココが違う!」と言える部分を一つでも見つけだし、上記のようにポジションを確立すれば問題ありません。顧客へのアプローチ、価格設定、サービス設計なども明確に差別化できるでしょう。
また、ポジションの作り方に迷った時は『保証』を手厚くするのがおすすめ。
<参考例:強力な保証>
・保証を強力にして相手のリスクをゼロにする
・100%のサポートはする
・無制限のメールサポート
・結果が出るまで保証する
・期限内に結果が出なければ延長する
など。
誰よりも保証を充実させることで、ライバルとは異なるポジションの構築が可能です。もしその他にもテクニックを知りたい方は、以下の記事も参考にしてくださいね。
仙道達也どうも仙道です。ここでは「僕が副業時代、実績がない時から教える系の仕事を堂々とやれていたのは何でですか?」とよく聞かれるので、その体験談を元に解決策をお話します。コーチやコンサルタント[…]
共通点3:決めつけ・思い込みが激しい
起業に失敗しやすい方は、以下のように思い込みが激しく、物事も決めつけがちなことが多い印象。
- 主婦はお金を出さない
- 他の講座に行っている人はお金がない
- 田舎の人はお金を持ってないので出さない
- 年収が低い人はお金がないから無理 など
「まだやってもいないこと」や「接した経験がない層」に偏ったイメージを持つせいで、自ら実現可能性を低く見積もってしまうのです。
対処方法
ほとんどの決めつけや思い込みは、単なる「勘違い」に分類されます。
事実として、主婦の方でもエステやブランド物のバッグに数十万使っているケースは多く、お子さんが塾に行きたいとなれば何十万という高い授業料を出すもの。
すなわち、「お金がない」「他の講座に行ってるから」と断られたのだとすれば、それはシンプルに「あなたのサービスのベネフィット」が伝わっていないだけなのです。
一方、商品・サービスの魅力を上手くアピールする方法が分からない…」という方も多いでしょう。そんな時は、以下のリンクから仙道塾の動画をチェックするのがおすすめ。
ファーストステップは無料で受講できるため、ぜひ参考にしてください。
共通点4:価格の安売りがとめられない
自分のサービスを安売りして薄利多売に逃げ、十分な売上を手にできずに失敗する方も少なくありません。
たしかに、他社より安く提供できれば以下のようなメリットが生まれ、案件数自体は潤沢になるでしょう。
- 顧客にとっての購買ハードルが下がる
- 自分の気持ちとしても売りやすい
- 明確な強みとして売り込める など
しかし、どれだけ仕事があっても十分な売上が作れなければ起業は失敗。いつまでも時間単価が上がらず、疲労ばかりが募っていくでしょう。
<参考例>
1回1万円のコーチングの場合、仮に1日8人を20日間コーチングできれば毎月160万円もの売上が得られます。
ただし、同じお客様が毎日来るとは考えにくく、『1日8人』は現実的な数字とはいえません。また、1日3人までノルマを減らしたとしても、起業初期段階ではまだまだ達成難易度は高いでしょう。
以上のことから、自分の商品・サービスの単価を上げて、案件数の不安定さをカバーするのが重要なのです。
対処方法
商品・サービスの単価を上げる際は『オファー』を見直すのがおすすめです。
オファーとは、価格・特典・保証・ 支払い方法・申し込み期限などの要素をひとまとめにしたものを指しています。
【コーチング契約の場合】
- 契約金はいくらなのか?
- どんな特典があるのか?
- どんな保証があるのか?
- 支払いはどんな方法がある?
- いつまでに申し込めばいいの? など
お客様が断れない魅力的なオファーを構築すれば、たとえ高単価でもおのずと売上は伸びていくでしょう。
また、もう1つの重要な対処法としては『値引き=人助けにならない』というマインドセットを行うこと。せっかく良いオファーを組んでも後から値引きしては意味がないので、忘れずに実施してくださいね。
Nameどうも仙道です!ここでは、コーチング起業で年商1000万円を達成するために必要なことをまとめました。毎年開催している仙道樹では、コーチングを勉強してきたけど収入に繋げられていない人も多く参加されています。[…]
共通点5:セルフイメージが低い
起業失敗の大きな原因としては、セルフイメージが低いこともあげられるでしょう。
ポジティブなイメージを持てていれば問題ありませんが、セルフイメージが低いと以下のようなネガティブ思考に陥り、成功から遠のいてしまうのです。
- 実力がないから買ってくれない
- 自分には文章を書く才能がない
- 自分はセールスのセンスがない
- 自分に年収1000万なんて無理だ など
コーチという仕事は、お客様をサポートするのがミッション。しかし、そのサポート役がネガティブシンキングでは、当然成果を提供することは難しいでしょう。
対処方法
セルフイメージを適切に構築するには、理想像を抽出して理由も自己分析し、その後も日常的に高めていく必要があります。
一見すると難しく思えますが、以下の記事で解説しているステップを実践すれば、誰でも良質なセルフイメージを作り出せるため、さっそく読んでみてください。
どうも、仙道です!起業して成功を手にするためには、セルフイメージを高めることが必要不可欠になります。セルフイメージが低いままでは、集客やマーケティングの知識・スキルを勉強しても売上獲得につなげて行くことができません。もしくは、獲得で[…]
仙道達也どうも仙道です。マインドセットってよく聞くけどどういうこと?マインドが変わると何が変わるの?このような疑問を感じたことありませんか?最近、耳にすることが多くなってきたマインドセットですが、突然言わ[…]
共通点6:最悪は会社勤めに戻ればいいと思っている
もしコーチング起業に失敗しても、また会社勤めに戻れば良いと油断している方は、失敗しやすい傾向です。
もちろん、失敗した時の備えとしては極めて有効であり、気持ちの面でもラクになります。ただ、初めから逃げることを前提にすると様々な甘えが生じ、いつまでも成功は掴めないでしょう。
対処法
本当に破産寸前という状況でない限り、「いつでも会社勤めに戻れる」という考えは一旦忘れるのがおすすめ。
「自分はこのビジネスで成功する」「できることは何でもやる」とマインドをセットし、意欲や能力をセーブしないようにしてくださいね。
共通点7:集客の仕組みを構築できていない
効果的な集客の仕組みを構築できていない方は、コーチングに限らずどんな事業も高確率で失敗します。
一方、それだけ重要性が高いにも関わらず、ほとんどの初心者起業家は効果的な集客の仕組みを知らないのも事実。
次章で解説する対処法を身につけて、起業の成功率を向上させましょう。
対処法
効果的な集客の仕組みを構築したいなら、書籍やホームページで独学するより、実際に成功した人物から学ぶのが最も近道です。
【集客を学ぶおすすめの方法】
- Twitterやフェイスブックで経験者と繋がる
- セミナーや交流会に参加
- 周囲の起業家に聞いてみる
コーチング起業の失敗はきちんと対策すれば回避できる
今回は、コーチング起業に失敗しやすい方の共通点を7つ解説しました。
- 周りの人を基準に判断してしまう
- 実績ないことを言い訳にしてしまう
- 決めつけ・思い込みが激しい
- 価格の安売りがとめられない
- セルフイメージが低い
- 最悪は会社勤めに戻ればいいと思っている
- 集客の仕組みを構築できていない
上記が一つでも当てはまっている場合は、どれだけ優秀なスキルを持っていても、失敗する確率が高まってしまいます。そのため、本記事に掲載した対処法を実践し、早めに解消しましょう。