どうも、仙道です!
ブログ集客を成功させるためには、「ブログのキャッチコピー」の存在がとても重要です。しかし、キャッチコピーの作り方を知る人は意外に少なく、集客に繋がらないケースも多いでしょう。
そこで今回は、集客につながるブログのキャッチコピーの作り方を3つのステップで具体的に解説していきます。
ぜひキャッチコピーを作成してブログ集客の成功に繋げてください。
キャッチコピーとは?ブログのキャッチコピー=ブログタイトルではない
ブログのキャッチコピーとは、ブログにアクセスしてきた見込み客に対して、ブログの特徴を瞬間的に伝える文章です。
具体的な集客の流れは以下の通り。初心者でも特に迷わず習得できるでしょう。
- キャッチコピーで見込み客を惹きつける
- 瞬間的に興味・関心を持ってもらう
- ブログ記事を読んでもらう
- 集客につながっていく
ブログキャッチコピーの役割:見込み客の興味・関心を瞬間的に引きつける
ブログタイトルの役割 :ブログのタイトルを表す
より理解を深めるために、次章ではより詳しくそれぞれの役割を見ていきましょう。
ブログキャッチコピーの役割
ブログの特徴を伝えるキャッチコピーは、コンテンツを読んでもらうためのファーストステップといっても過言ではありません。
以下のようなブログキャッチコピーで見込み客の興味・関心を惹きつけ、その後の集客につなげていきます。
・10万・20万円の契約がブログから獲得できる!
・なぜ、やわらかすぎてセールスできないコーチが次々と売上100万を超えるのか!?
・あなただけの“癒しの才能”が発見でき、さらに「NLP資格」取得できる!
ブログタイトルの役割
ブログタイトルは、その名の通りコンテンツ全体の名称を指しており、キャッチコピーと合わせて表現するのが一般的。
具体的には以下の通りであり、明らかにキャッチコピーと違うのが分かるでしょう。
<参考例>
・コーチング,コンサル起業×ブログ集客ラボ
・やわらかセールス100万円講座
・癒し系NLP起業 ふわっと才能発見レッスン
ブログキャッチコピーの作り方5ステップ
ブログのキャッチコピーは、以下5つのステップで作っていきます。
- 自分の強みを発見する
- ターゲットの悩みを明確にする
- ライバルの強み・弱みの共通点を書き出す
- USPを作る
- USPをキャッチコピーに落とし込む
ステップ1:自分の強みを発見する
1つ目は、自分の強みを発見すること。ちなみに、ここでいう「強み」とは以下のようなものを指します。
- 自分の中のすぐれた能力
- 周りの人よりも上手くできる事柄
- 人よりも情熱を持てるポイント
ただ、誰もがスムーズに強みを見つけられるわけではないので、もし上手くできなければ以下のワークがおすすめです。
- 数字で表せるものを全て書き出す
- 思っていることを逆説で考えてみる
- 学んできたことや体験してきたことを全て書き出す
注意点としては、「~ができる」「〜がわかる」「〜の実績がある」といった形で、すべて言い切らなければなりません。思い当たることを全て書き出し、じっくり進めていってください。
ステップ2:ターゲットの悩みを明確にする
自分の強みが把握できたら、ターゲットの悩み(ニーズ)を明確にしていきます。
参考までに、ブログターゲット(=見込み客)の設定方法については別記事で解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
仙道どうも、仙道です!マーケティングの勉強をしていると「ターゲット設定が大事」といわれています。しかし、「ターゲットの設定が大事」と頭ではわかっていても、できない・やり方がわからないという人が多いものです。[…]
まずはターゲットを明確に設定し、そこから悩みを深掘りしていくイメージ。自分が提供できる、あるいは求められているベネフィットが把握できますよ。
ターゲットの悩みを見つける3つの方法
悩みがあるからこそ、ビジネスはビジネスとして成立します。つまり、裏を返せば「悩みがない人が顧客になることはない」のです。
そのため、見込み客の悩み・苦しみ・課題をすべて書き出し、自分のステップ3以降でさらに煮詰めていくのがおすすめ。
もし、見込客の悩みが見つけられない場合は、以下の方法を試してみましょう。
- 実際のお客様に直接聞く(インタビューする)
- ライバルのランディングページやセールスレターを見る
- 見込客が手に入れない未来から逆算する
特に①のインタビューは、以下のような内容を聞くのがおすすめです。
- 商品・サービスの購入前はなに悩んでいたのか
- なぜ商品・サービスを購入してくれたのか
- 購入前後の変化はどんなものがあったか(ビフォー・アフター)
- どんな人におすすめしたいと思うか
上記の手順も参考にしつつ、ターゲットがどんな悩みを抱えているかを見つけます。
3.ライバルの強み・弱みの共通点を書き出す
ターゲットを明確にした後は、ライバルの強み・弱みを深掘りしましょう。
自分のUSP(強み)を構築する上でも重要なポイントであり、ライバルの弱みがある部分で自分の強みを活かせれば、差別化や売上獲得にも繋げられますよ。
もし差別化についてもっと詳しく学びたい方は、以下の記事も読んでみてください。
どうも、仙道です!起業家としてビジネスをしていると、「自分の強みが大事だ」「自分の強みを明確にしよう」という話を1度は聞いたことがあると思います。しかし、実際には「自分の強みって何だろう」「どうやって強みを明確にすればいいのかわから[…]
4.USPを作る
4つ目は、USP(Unique Selling Proposition)を作っていきます。
参考までに、USPは『ライバルにない独自の売り 』を意味しており、差別化する上では必要不可欠。以下のような「売り」を深く追求してみてください。
- お客様が自分から商品を買うべき理由
- ライバルとの違いとなる部分
上記を踏まえ、他社にはないUSPを見つけましょう。
売れるUSPに必要な3つのルール
ライバルとの差別化や売上に繋がるUSPには、大きく分けて3つのルールが存在します。
- べネフィットが「顧客ウォンツ、ニーズ」を満たしている
- ベネフィットを裏付ける「理由、証拠」がある
- ライバルとの「違い」が明確になっている
上記のベネフィットとは、商品・サービスを利用することで顧客が手にする「嬉しい変化」「結果」という意味。最初は掴みにくいかもしれませんが、次のように極力分かりやすく、インパクトが強い内容を心掛けましょう。
- コンサルを受けると経済的自由が手に入る
- 簡単に年収が2倍以上になる
- コンサル終了後は好きな場所で仕事できるようになる
USPを完成させる3つの質問
一度USPを作った後は、以下のポイントをもとに再度見直します。
【質問1】
自分は「誰(ターゲット)」に向けて、「どんな商品・サービス」を提供しているのか
【質問2】
その商品・サービスを購入したお客様は「どんなベネフィット」を手に入られるのか
【質問3】
どんな根拠・理由があって、「ベネフィットを手にすることができる」といえるのか
5.USPをキャッチコピーに落とし込む
最後に、ここまでで考案したUSPをキャッチコピーに落とし込みます。最初は難しいかもしれないので、テンプレートを利用するのがおすすめです。
具体的には、『〇〇な状態から、たった1年で○○できた方法』といった定型文に当てはめて、全体の統一感と作業の効率化を図るというもの。
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集客できるブログキャッチコピーの4つポイント
ここからは、集客に効果的なブログキャッチコピーを作る際のポイントを4つ解説します。
- ターゲットを明確にする
- ベネフィットを明確にする
- 具体的な数字を入れる
- 権威性を入れる
それぞれを把握し、収益に結び付くキャッチコピーを作り上げましょう。
ターゲットを明確にする
ターゲットの明確化は、最重要項目といっても過言ではありません。
誰を狙うかがハッキリしていなければ、コンテンツの内容ばかりかキャッチコピーもブレてしまうため、出し惜しみせず丁寧に作り込んでください。
ベネフィットを明確にする
ブログを読んで得られるベネフィットについても、明確にしておくのがおすすめ。
自分の強みや特徴はもちろんですが、誰にどんなベネフィットを伝えられるかがとても大切であり、上手く刺されば多くのアクセスが見込めるでしょう。
このブログを読むとどんな「嬉しい変化」や「結果」が得られるかを分かりやすくするのがポイントです。
具体的な数字を入れる
具体的な数字を入れるのも、押さえておきたいポイントです。
キャッチフレーズの中に、「〇〇人が効果を実感!」「〇〇万円の売上向上!」と数字を入れた方が、ベネフィットや未来の自分をイメージしやすくなります。
ただし、嘘を書くとブランドを貶めてしまうので、客観的事実にもとづいた内容を心掛けてください。たとえば、わたしが運営する「仙道塾」のコピーも事実を掲載しています。見込み客からの信頼を得つつ、ベネフィットも感じてもらえるよう、作り込んでいきましょう。
権威性を入れる
最後のポイントは、キャッチコピーに「権威性」を盛り込むこと。
ブログの運営者がどんな人なのか、具体的に表現できる権威性があれば入れてみましょう。
その際に、ターゲットを意識して作ることでより効果的なコピーに仕上がります。想定している見込み客の層はどんな権威性に惹かれるのかを考えて作ってみてください。
ブログキャッチコピーのチェックポイントリスト
ここまで解説した内容を含めたチェックポイントを、以下のリスト形式に整理しました。一見すると難しく感じますが、1つずつクリアしていけば誰でも良質なキャッチコピーが作れるでしょう。
□ 「誰に(ターゲット)」が明確になっている
□ 「何を(ベネフィット)」が明確になっている
□ 見込み客がわかりやすい言葉・表現を使っている
□ 曖昧な表現ではなく、具体的な数字が使われている
□ ビフォー・アフターが明確に伝わる
□ ベネフィットを裏付ける実績・証拠が示されている
□ 自分が見ても商品・サービスを欲しいと思える
ブログキャッチコピーは5つのステップを踏めば誰でも作れる
今回は、ブログのキャッチコピーの作り方やキャッチコピーとタイトルの違い、集客できるキャッチコピーのポイントなどを解説しました。
ブログのキャッチコピーを作るためのステップは以下の5つ。
- 自分の強みを発見する
- ターゲットの悩みを明確にする
- ライバルの強み・弱みの共通点を書き出す
- USPを作る
- USPをキャッチコピーに落とし込む
上記を把握して、ターゲットの悩みを解決できるようなキャッチコピーを作れば、自然と問い合わせやアクセス数は集まるはずです。
キャッチコピーのチェックリストも活用して、最大限良いものを作りましょう。