どうも、仙道です!
起業をするにあたって「モデリングするとよい」ということはよく言われます。
モデリングは既に成功している人、上手く行っている人を真似することによって、成功に早くたどり着くための方法です。今回は、その「モデリング」について解説いたします。
コーチング起業で失敗する人のモデリング技術とは
「メンター」という言葉が数年前から流行っています。
「メンターが成功しているからモデリングすれば成功できるはず!」
3年ぐらい前の私は、本気でそう思っていました。今思えば、非常に「ダメ」だったなと思います。何が「ダメ」だったのでしょうか?
それは「メンター選び」からミスっていたからです。つまり「モデリングする人」をミスっているのです。「仙道さん、私のメンターを否定するなんて、ひどいですね」「もう嫌いです。」と思われるかもしれません。
勘違いされないように言っておきます。「あなた」が間違っているわけではありません。誰しも、最初から「判断力」がないので、仕方がない事です。
そして、結論から言いますと
最速・最短の「成功手法」です。マネするのが、一番早いです。私も、モデリングを常に使っています。但し、モデリングには注意点が「いっぱい存在」するのです。
コーチング起業でモデリングしてはいけないケース①
モデリングすると成功できない人「その1」は、以下のような人です。
主に、コーチ・コンサルの方に集客コンサルをしていて、いつも思う事があります。以下の「思い込み」が激しい方が多いのです。
ハッキリ言いましょう!「部分的」には正しいのですが、それだけでは「成功」できません。特に、「起業・集客」のカテゴリでは成功率は「0%」に近いです。「マインド、想い、信念」が「大切だ」とばかり言ってくる人を、モデリングしてはいけない決定的な理由は、集客・マーケティングの話になると「抽象的」な説明しかできないからです。
- 自己啓発系
- コーチング系
- NLP系
- セラピー系
上記のような高額講座を運営している会社は、「集客・マーケティング」の仕事を外部に依頼しているケースが多いです。
- プロモーター
- 集客コンサル
- ネット広告代理店
が入っているケースが多いです。つまり「マインドが大切」と言っているのが、「決定的な成功要因」ではないのです。
私が、あなたに何を伝えたいのかと言いますと、集客・マーケティングの成功には、「論理的」で「戦略的」な知恵が絶対必要という事です。
確かに「共感」する人は一定数出てきます。
しかし、ソコを信じすぎて結果を出せず、「情報混乱」している方が私の所に相談にきます。だから、あなたには最低限の判断をできるようになってほしいのです。
”再現性が高い理論”を持っているコンサル・コーチであるなら、「高確率でクライアントが成功」しているはずです。そして、証拠である「お客様の声」を示しているはず。
それが出せないという事は「再現性がないのかな?」と私は思います。売るだけが上手なコンサル・コーチは、この世に「不要」だと思っています。
- 「クライアントに結果を出させる」
- 「クライアントの人生を変える」
- 「再現性の高い理論を構築している」
上記のようなコーチ・コンサル・セラピストが増えてほしいと毎日思います。だから、「想い」や「信念」「マインド」に「共感」できるからと言って、購買してしまったら「結果の出ない人が大量に生まれる」という悲劇を繰り返す事になります。今までの
- コーチング・コンサル業界
- ネットビジネス業界
はその繰り返しです。もう、終わりにしたいのです。だから、そのような人をモデリングしないようにしてください。
コーチング起業でモデリングしてはいけないケース②
モデリングすると危険な人、その2は、以下のような人です。
このような人を完全にモデリングしてはいけません。当り前と言えば当り前です。しかし、まだ気が付いてない方がいらっしゃいます。
例えば
- 世界ナンバーワンコーチ
- 目標達成コーチ
- ライフコーチ
- 経営コンサル
- マーケティングコンサル
- 起業・集客コンサル
このような肩書きで成功している人は基本、「年収5000万~1億」ぐらい超えているケースが多いです。なぜなら「差別化」しなくても「ブランド・実績」があるからクライアントが来るのです。
では「一般人の方」がまったく同じようなモデリングするとどうなるのでしょうか?答えは、「あれ?成功者のモデリングをしているのに、なぜ、私は成功できないのか?」となります。
そして、1年、2年、5年と時間だけが過ぎるのです。このような状態の方が、私の所に相談にくることは多いです。。
「いや、私はどうしてもメンターをモデリングして成功したいんです!」
と、あなたが思った場合は、以下の質問に答えてみてください。
「その人たちに比べて独自の売りはありますか?」
この質問は非常に重要なので、しっかりと考えてみてください。なぜなら「実績・ブランドのある成功者」をモデリングすると、どんどん、あなたの「差別化要素」が弱くなるからです。
「この現実」を、あなたに「痛いほど理解」してほしいです。怖いのは「資格認定講座」を受講した人のほとんどが、「同じような肩書き」「同じようなブログタイトル」でブログを始める点です。まだ、コーチ・コンサルを始めて3ヶ月とかの人は「スタート地点」は、それでよいと思います。
しかし、半年も1年もやっているのに、”何も変化が起きない”場合、正直危険です。「肩書き」や「ブログタイトル」を変えていかないと、あなたに変化は起きません。私は「半年」で「8回以上」肩書きを変えました。「成功者モデリングの落とし穴」を発見したからです。
「でも今の肩書きを変えたら、クライアントが来なくなるのでは・・・」と思った、あなたは、その通りかもしれません。「仙道さん、売れなくなるなら肩書きを変えない方がよいのでは?」と言われそうですが、それも経験です。
もしそうなったら、また、すぐに戻せばよいと思います。
「PDCAサイクル」を回していけば、「小さな成功」「小さな失敗」の、どちらも経験します。そして、ブログは無料なので、どんどんやった方がよいのです。
毎月、「広告費が10万以上」必要なら、私も勧めません。でも、ブログやメルマガは無料です。
だから、まずはやってみれば良いのです。「実績やブランド」が高すぎる人を、完全にモデリングしては、上手く行きません。「最初の内」はOKですが「独立・差別化」を考えた上では、NGなのです。
コーチング起業でモデリングしてはいけないケース③
モデリングすると危険な人、その3は以下のような人です。
今まで紹介した中で一番危険なモデリング対象です。「理由」を説明します。私は「コールセンター」勤務の時うつ病だったので、何とかして会社を辞めようとしていました。そして・・・
- ネットワークビジネス
- アフィリエイト
- 転売ビジネス
などを実行しました。とにかく『会社を辞めたい』の「一心」でした。やめないと、うつ病が悪化します。だけど借金が「200万以上」あったので、お金が必要でした。
「稼ぎたい!早く会社辞めて自由になりたい!!」
当時の私は、通勤時に毎日思っていました。しかし、ネットワークビジネス、アフィリエイト、転売ビジネスは、どんなに頑張っても「継続」できません。
仕事から帰ってきてクタクタになった状態から、何もできなかったのです。正直、会社の仕事より”楽しくない仕事”はできないと思いました。さらに色々な教材、高額講座、セミナーなどにお金を使ってしまい、状況は悪化しました。
原因は、「情熱」のポイントが明らかに異なる人物をモデリングしようとしていたからです。間違いないです。アフィリエイトや転売ビジネスに情熱が持てる人は、それでよいと思います!会社から帰ってきても楽しいので、継続できるはずです。
私の場合、コーチングやコンサルの方が情熱を持つことができました。だから、あのまま自分の「情熱」のもてない仕事を継続していたらと考えると、恐ろしいです。どれだけ、「無駄な時間」を過ごしていたのでしょうか。つまり
「根性」や「気合」がある方はできるのかもしれませんが、基本、「今の仕事」より「情熱を持てない仕事」を継続できる人はまれです。
継続できるだけで『才能』なのです。
だから、もしあなたが「なんか情熱を持てないな」「この仕事で人を助けたいと思わないな」と感じている場合、方向性を変えてみると、成長が早くなると思います!私は、自分の経験からやっぱり「個別のサポート」に情熱を持てます。
そして何よりも、「行動できない人」が「行動できるようになっていく姿」を見るのが喜びなのです。クライアントさんにも言っていますが「ブログを継続できるほどの情熱をそのジャンルに持っているか?」というのは、必ず確認します。
『最低限の情熱』がないと書けなくなるからです。
まとめ
モデリングしてはいけない3つのパターンについてお伝えしました。最後にまとめておきましょう。
- 「マインド、想い、信念」が「大切だ」とばかり言ってくる人
- 「実績」や「ブランド」が高すぎる人
- あなたと「情熱」のポイントが明らかに異なる人
今回お伝えしたモデリングパターンは危険ですので、覚えておいてください。