コンサルタントで成功させる秘訣|起業1年目に必ずやっておくべきこと

仙道
ども、仙道です!

現在サラリーマン、または自営業で自分の仕事をしているが、新しいキャリアとしてコンサルタントになりたいという人が増えてきたように思います。

ここではコンサルタント起業1年目から、しっかり成果(売上)を出すために必要となる知識・考え方を詳しく解説していきます。コンサル起業に興味がある、もしくは、コンサル起業して絶対成功したいと考えているとすれば、ぜひこのまま読み進めてください。

目次

コンサルタントとして成功する3つの秘訣

コンサルタントとして成功する3つの秘訣

コンサルタント起業を成功させるための3つの秘訣について解説していきます。

 

【秘訣1】成功するコンサルタントを理解する

コンサルタント起業に成功する人は、「コンサルタントというビジネスはどうゆう目的でやるのか」を明確にした上でお客様にとって本当に良いサービスを提供しています。そこで「そもそもコンサルタントとは、どういったビジネスなのか」をはじめに理解しておくことが重要になります。

コンサルタントとは

はじめに「コンサルタントの定義」について確認します。コンサルタントは「人に知識・スキルを教えるビジネス」です。理想をいえば「知識を提供した後に、成果(=売上)を提供する」までが、コンサルタントの仕事になります。

▼〇〇コンサルタント

一般的には「コンサルタント」と名乗ると、「経営コンサルタント」というイメージを持たれることがほとんどです。しかし、実際は様々な分野でコンサルタントとして活躍をする人が増えてきています。それぞれの分野で専門的な知識を持っている方がその知識・ノウハウを活かしてビジネスをしています。

  • 集客コンサルタント
  • セールスコンサルタント
  • Facebookコンサルタント
  • Youtubeコンサルタント
  • 起業支援コンサルタント
  • 飲食店専門コンサルタント
  • イメージコンサルタント
  • 恋愛コンサルタント
  • 婚活コンサルタント
  • ダイエットコンサルタント

コンサルタントの稼ぎ方

あなたが持っている『お客様よりも優れた知識・スキル』をお客様に提供することでコンサルタントとしてお金を稼ぐことができます。

「私には人に教えられる知識・スキルなんてない」と考えてしまうかもしれませんが、決してそんなことはありません。誰でも1つは人に教えることができる知識・スキルを持っています。それを探すヒントが以下の項目です。

▼人に教えられる知識・スキルを探すポイント

・趣味
・好きなこと
・特技
・昔から続けていること
・持っている資格

<例|あなたは料理が好き>

あなたにとっては、料理をすることが“あたりまえ”であっても、今まで全然料理をしてこなかった人にとっては、まったく知らない世界・わからない世界になります。

【料理をすること】

=あなたにとってはあたり前
=お客様にとっては難しい

このとき2人の間に「知識・スキルの差」が生まれます。このように、お客様とあなたの間にある『知識・スキルの差』がお金を稼ぐためのポイントになります。この『知識・スキルの差』を売ることでコンサルタントとしてお金を稼ぐことができます。

コンサルタントのお客様になる人

『あなたよりも少しだけ知識・スキルの劣る人』が、あなたがコンサルタントで起業した時にお客様になる人です。

ここまでにお伝えした通り、あなたとお客様の間に少しでも知識・スキルの差があれば、コンサルタントとしてビジネスをすることができます。一流の企業に務めるコンサルタントや大学教授のようなレベルの知識・スキルは必要ありません。

コンサルタントとして提供する商品

・趣味・特技を活かした商品・サービスを提供する
・現在の本業を活かした商品・サービスを提供する

コンサルタントの仕事とは、
お客さんの問題を、自らの知識・経験・リソースを使って解決すること

と言っています。この考え方を通してみると、様々な分野でコンサルタントが活躍している理由がわかりますよね。現代ではインターネットやテクノロジーが発達したおかげで、情報が増えました。しかし、それに対応できている人はごくわずかです。情報がたくさんある中で、自分が必要な情報・知識を教えてほしいと思う人は増えています(あなたもそうではないでしょうか?)。

 

【秘訣2】コンサルタントビジネスの全体像を把握する

コンサルタントのビジネス全体像を考える際は、2つの面から考えることになります。

  1. リアル(インターネット以外での活動)
  2. WEB

リアルな活動での全体像

ステップ1:セミナー・ビジネス交流会・イベントなどに出かける

ステップ2:見込み客(あなたのお客様になる可能性がある人)に出会う

ステップ3:あなた自身、あなたの商品・サービスに興味を持ってもらう

ステップ4:当日、もしくは、後日に商品・サービスをセールスする

ステップ5:成約する(=成果(売上)を手に入れる)

WEBでの全体像(ブログ集客を実践した場合)

ステップ1:Google検索やSNSからブログへのアクセスを集める

ステップ2:見込み客にブログを見てもらい、興味を持ってもらう

ステップ3:見込み客にメルマガに登録してもらう

ステップ4:登録と同時にステップメールで見込み客にアプローチする

ステップ5:ステップメールから体験コンサルやグループコンサルティング(以下:グルコン)に参加してもらう

ステップ6:体験コンサルやグルコンにて、商品・サービスをセールスする

 

以上が全体像になります。この全体像を通して、下記2つの要素を明確にすることがとても重要になります。

  • 自分が何をしているのか(どんな商品・サービスを提供できるのか)
  • 自分が何者なのか(自分は周りのライバルに比べて何が違うのか)

 

【秘訣3】商品の作り方

コンサルタント起業して成果を出すためには、提供する商品・サービスを構築することが必要になります。

商品を構築する際も「差別化」を意識することが必要になります。差別化された商品とは、以下の条件を明確にしたものになります。

 

  1. ライバルとの差別化
  2. 単価の決め方
  3. 誰に何をどのように

 

1.ライバルとの差別化

商品の構築には、差別化がとても重要になります。『自分が何者であるのか』を明確に示すことでライバルとの差別化を計ることができます。

 

▼差別化が必要な理由

差別化の本質は「ライバルと違う魅力をお客様(クライアント)に与えているか」にあります。コーチ・コンサルとして活動している人が多い中で、お客様から選ばれて、成果(売上)を手にするために差別化が必要になります。

 

▼差別化での失敗を防ぐ2つのポイント

  1. ターゲット層をライバルに勝てるまで絞る
  2. ターゲット層から見たサービス内容をライバルより魅力的にする

 

▼差別化を有効活用できる場面

■リアル

  • 名刺交換時
  • はじめましての挨拶の瞬間

 

■WEB

  • ブログのタイトル
  • ホームページのタイトル
  • SNSでのタイトル

 

2.単価の決め方

単価とは、商品・サービスの価格です。価格を“何となく”設定してしまう方が多くいます。しかし、価格の設定は起業の成功を左右するほど重要なものです。しっかり価格決めの原則をご理解ください。

▼価格設定の原則

  • 単価の決め方はマーケットによって変わってくる
  • 提供する商品・サービスによっても変わってくる

 

<例1>

コンサルティングという商品(サービス)は形のない『無形』のものになります。このような商品では、単価の基準というのが存在しません。

■無形商品・サービスの価格設定時ポイント

・自分で提供する商品・サービスの価値を決める
・周りのライバルの価格(市場価格)は考慮しない
・あなたがいくら売上を手に入れたいのかを決める
・お客様に価値を理解・納得させることができる価格にする

 

<例2>

逆にコンサルティングノウハウを動画などのオンラインコンテンツという形で販売するのであれば、周りのライバルの価格(市場価格)を気にする必要があります。そのため販売する際のおおよその単価が決まってきます。

■市場価格を考慮する際の価格設定時ポイント

・市場の価格を最低5個以上調べる
・調査した市場価格を考慮して自分の価格を判断する

3.「誰に、何を、どのように」を決める

▼誰に

「誰に」とは、「どんな見込み客(あなたのお客様になる可能性がある人)に対してビジネスをするのか」ということです。

▼何を

「何を」とは、どんな商品・サービスを見込み客に対して、提供するのかということです。

▼どのように

「どのように」とは、メッセージ・商品・サービスをどのように見込み客に届けるのか・提供するのかということです。

Web集客でクライアント獲得したい時の2つの戦略と実践方法

コンサルタント起業する際に備える4つのスキル

コンサルタント起業する際に備える4つのスキル

  1. ライティングスキル
  2. マーケティングスキル
  3. セールススキル
  4. コンサルティングスキル

 

1.ライティングスキル

ライティングスキルとは、文書を書くスキルのことです。WEBで集客をする際、そして、WEB上でセールスをする際に欠かすことができないスキルです。

ライティングスキルが必要になる場面

  • ブログ
  • メルマガ
  • Facebook
  • LINE

 

WEB集客の基礎はライティング

WEB集客で活用する媒体は、すべて文章で構成されてます。前述の集客スキルを身につけるためには、ライティングスキルを身につけることは避けて通れません。

 

ラティングスキルを身につける際の誤解・勘違い

  • 文章を書くのは難しい
  • 自分は文章が嫌いだから習得できない
  • 文章を書く才能・センスがないといけない
  • 学生時代の国語の成績低かったから無理
  • 現在、100文字も文書を書けないから無理

 

ライティング下手から上手くなるコツ

結論から言うと、WEB集客の本質を見ていけば「文章」がうまくなる必要はありません。WEB集客における文章の真の目的は、『読者とコミュニケーションを取っていき「信頼関係」をつくること』です。「上手な文章」を読者に届けることではありません。なので、小説家のような「上手な文章」は必要ないということです。

 

忘れてはいけないライティングの目的

ライティングの目的は、『コンサルタントとして読者とコミュニケーションを
取っていき「信頼関係」をつくること』にあります。ライティングには様々なスキル・ノウハウが存在しますが、それらを勉強し、活用する目的を忘れないようにしてください。

この目的さえ忘れなければ、文章下手だとしても集客はできるようになります。事実、学生時代国語の偏差値38の文章レベルで4年前に起業しましたが、今も継続して集客することができています。

信頼関係を作るライティングスキルの身につけ方


実際に文書を書いた際は以下の10項目をチェックしてください。確認項目を抑えて文章を書くことができれば、信頼関係を気づける文章が書けるようになり、成果を手に入れることができます。

  1. ブログ・メルマガの「記事タイトル」は魅力的か? 開封したくなるか
  2. 文章と文書の間のスペースを適度にとっていて読みやすいか
  3. 「話言葉」で書いているか
  4. 「誰向け」に書いているか理解できるか
  5. 「1記事」に「1結論」で書いているか
  6. 「わかりずらい表現、言葉」を使ってないか
  7.  自己開示はしているか
  8.  読者の「悩み」に対して共感できているか
  9.  読者の「疑問」に答えているか?
  10.  主張に一貫性があるか

【個人起業家向け】差別化戦略とは何かを事例で徹底解説

 

マーケティングスキル

マーケティングスキルは、リアルであろうがWEBであろうが欠かすことができない重要なスキルです。成果を手に入れるためのビジネス全体像とその流れを構築するためにマーケティングスキルが必要になります。マーケティングスキルを簡易的にお伝えすると以下のような流れを考えることになります。

  • 商品・サービスを購入してくれるお客様がどこにいて
  • どのように自分や自分の商品・サービスを知ってもらって
  • どうやって商品・サービスを購入してもらうのか

 

この流れを踏まえたうえで、その対策・施策を実践するために必要なスキルを身につけていくことになります。

  • リサーチのスキル
  • 企画を立てるスキル
  • 商品を作るスキル
  • ライティングスキル
  • セールスのスキル

 

コンサルタントにおすすめのマーケティング

個人起業家のコンサルタントが実践するマーケティングの手法は、大きく分けると以下の3つになります。

  • WEBマーケティング
  • オフライン(リアル)のマーケティング
  • 上記2つを組み合わせたマーケティング

 

さらにここから細かく分けることができます。

 

  • コンテンツマーケティング
  • リストマーケティング
  • ダイレクトレスポンスマーケティング

「マーケティング」といっても、様々な方法があり、どれから学んでいけば良いのか迷ってしまうものです。そこで1つ、必ず学んで身につけておくべきマーケティングをご紹介します。それは『ダイレクトレスポンスマーケティング』です。

ダイレクトレスポンスマーケティングの概要と実践方法

 

セールススキル

セールススキルとは、商品・サービスを売るためのスキルです。コンサルタントとして起業した際は、リアル(対面) であろうがWEBであろうが、『お客様に自分の良さを伝え、購入してもらう理由を伝える』必要があります。もし購入してもらう理由を伝えることができなければ、あなたの商品・サービスが売れることはありません。

 

  • 起業してすぐの頃は、このスキルを磨くことが最も重要
  • セールススキルがないと集客できても成果(=売上)に繋がらない

 

セールス成功の秘訣

『目の前の見込み客(あなたのお客様になる可能性がある人)」を助けてあげるのは自分のミッションである。そして、この人は自分のコンサルティングを受ければ必ず成功する人だ!まちがいない!』と信じることが重要

 

「あり方」とは「気持ちの作り方」であるとご理解ください。

 

「やり方」+「あり方」2つとも重要

<「やり方」とは>

  • お客様の心を開く話し方
  • 商品に興味を持ってもらう提案方法
  • クロージングのかけ方

 

セールススキルを身につけるとなると、どうしても「やり方(テクニック)」の方を一生懸命身につけようと努力してしまうものです。しかし実際には、「やり方」を教えても人によっては、そのとおりに実行できないことも事実としてあります。

だからと言って、「あり方」だけを教えても成果はまったく出ません。「やり方」と「あり方」この2つを一緒に身につけることで、セールスの成功率を上げることができます。

起業家必見!セールスで使える心理学「7つの売るテクニック」

 

コンサルティングスキル

コンサルタント起業には、コンサルティングスキルが必要不可欠です。スキルを1つも身につけていない名ばかりのコンサルタントでは、お客様を獲得することができません。

身につけるべきスキルは大きく分けて2つあります。「会話スキル」と「思考スキル」です。

 

会話スキル

  • 結論から話す
  • 感情を殺して話す
  • クライアントは無知と知る

 

思考スキル

  • コンサルタントの鉄則「仮説思考」
  • 飛躍的にレベルを上げる「抽象度を上げた思考」

売れないミュージシャンだった僕が、年間売上5億円のコンサルタントになれた話

 

コンサルタント起業の前に無くしておきたい3つのマインドプロック

  1. お金のマインドブロック
  2. セールスのマインドブロック
  3. ライティングのマインドブロック

 

お金のマインドブロック

実際に起業しても、値上げしづらい、お金をもらうのがツライという方がたくさんいます。そのような場合は、お金がのブロック(お金に対するマイナスの思い込み)があると考えられます。

  • 自分のコンサルティングに対してお金を受け取れない
  • ついつい商品・サービスを安い値段で提供してしまう

お金のブロックを外すためには、『お金の定義』を変えることがポイントになります。

 

<例:お金の定義>

・お金=トラブルの元
・お金=苦労しないと手に入らない

 

このように、自分の中でマイナスに1番強く働く「お金の定義」を明確にする必要があります。そして、明確になったポイントを意識し、徐々に変化させていくことでブロックを弱めていくことができます。

 

セールスのマインドブロック

「セールス=悪いもの」というイメージを持たれている方は、コンサルタント起業を考えている人の中にも多くいるように思います。しかし、セールスができなければ、成果(売上)を手にすることはできません。

  • 商品やサービスの提案が苦手・できない
  • 高単価の商品・サービスを売るのは罪悪感を感じる

このように感じてしまう根本的な原因は、「嫌われたくない・傷つきたくない」といったあなたの潜在意識(自分では自覚できないが、行動や考え方に影響を与える意識)にあることが多いです。

▼セールスのマインドブロックを無くす大切な考え方

『セールスとは、売り込みでなくWin-Winの関係を実現する「価値と価値」の交換である。相手の人生を変えてしまう、一生分の価値をもたらすものを提供する。』

普段からこのイメージを意識して、自分の中に定着させていってください。セールスに対してポジティブなイメージを構築していくことが非常に重要になります。

 

ライティングのマインドブロック

文章を書き慣れていないと、「書けない」というマインドブロックが発生することがあります。

  • 私には文章が書けない。文章のセンスや才能がない
  • 文章を書き続けることに抵抗がある

しかし、文章を書くためにセンス・才能は必要ありません。また抵抗感を感じてしまうことも、「書く習慣」が身についていないことが原因であることが多いです。コンサルタントとして活躍するために、ライティングスキルは欠かすことができないので、こういったマインドブロックはしっかり外しておきましょう。

 

ライティングのマインドブロックを無くす方法

ライティングのマインドブロックを無くしていくことは簡単です。ブログ・Facebookなどの記事を書く際に、以下の方法を実践してください。

 

「5分だけ書いて終わりにしよう」

 

「5分」だけでも文章を書いてみると、脳が少し活性化されてきます。

  • 「書き始める前」よりも「5分後」
  • 「5分後」より「10分後」

 

そうすると、「5分」でやめるつもりが10分、20分と自然に文章を書くことができるようになります。この脳の特徴は「作業曲線」といい、ドイツの精神医学者クレペリンによって提唱されており、効果実証済みの方法であるといえます。ライティングに抵抗があるうちは『5分だけ書いてさっさと終わらせよう』というように、気軽な気持ちでこの方法を活用してください。

起業で失敗する人の5つのマインドセット【成功と失敗はこれで決まる】

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