どうも、仙道です!
成功の土台となるマインドセットの中に活動を続けるというものがあります。ですが、以下のような理由で活動をやめたくなることがあります。
- 失敗で大きな損失を追ったとき
- クライアントに役立てなかったとき
- 他人から自分の活動に対する否定的な言葉を受けたとき
- なかなか結果がでないとき
上記4つなどのように、自分の活動を続けたくないと思ってしまうような状況になっても、自分の目標のために活動を再開できるのです。
マインドセットは成功には欠かせませんので、身につけていきましょう。
起業家の成功の土台、マインドセットとは?
起業家として成功するためには、起業家としての土台を作ることが大切です。土台とは信念や仕事に対する意義。つまり、マインドセットです。
マインドセットを基準に仕事をすることでピンチを乗り越えたり、自信を持って高額商品やサービスをクライアントに紹介できるのです。
マインドセットの正体
マインドセットは成功のための土台といいました。 ただ、マインドセットの正体がわからなければ、使うことが出来ません。
【マインドセットの正体】
マインドセットの正体とは、ビジネスに対する自分の『あり方』です。
・クライアントにどんな未来を手に入れてもらいたいか
・自分がどんな起業家になりたいか
・自分が本当に実現したいこと
『あり方』の重要なポイントを3つほど挙げてみました。『あり方』はマインドセットの正体と言いました。正確に伝えると『あり方』を根幹にしてマインドセットを作ってい行くのです。
【あり方を見つける方法】
「あり方を見つけることができません」という方もいらっしゃると思いますので、『あり方』を見つける方法をお伝えしていきます。あり方を見つける方法は、私がブログやメルマガなどでも伝えている『3C分析』が役立ちます。
3C分析とは『顧客』『ライバル』『自分』を分析することを言います。顧客・ライバル・自分を分析することで自分がクライアントに対して提供できることが見えてきます。また、提供できるサービスなどが売れるのかも把握することができます。
3C分析を行うことで自分が顧客にどのように役立てるのかを知ることができます。また、ニーズやウォンツを見つけているのでクライアントが欲しい情報やサービスを提供できるようになります。
【3C分析を使ったあり方の見つけ方】
3C分析の結果に『あり方の素』をプラスすることで自分の『あり方』を見つけることが出来ます。
■あり方の素
・クライアントにどんな未来を手に入れてもらいたいか
・自分がクライアントに提供できることはなにか
・自分がどんな起業家になりたいか
・自分が本当に実現したいこと
上記4つと3C分析で導き出した結果をもとに『あり方』を見つけていいきます。
【『あり方』の見つけ方】
- 見込み客のニーズやウォンツを知る(3C分析)
- 自分の強みを知る(3C分析)
- ライバルの分析(3C分析)
- 自分の強みと『あり方の素』を結びつける
- 『あり方』が見つかる
上記5つ手順であり方を見つけます。ただ少し分かりづらいので同じ手順で例を上げていきます。
例:集客コーチの場合
- 集客、とくにweb集客に対するニーズやウォンツがある(3C分析)
- 自分の強みはブログやSNSでの集客だと判明(3C分析)
- ライバルはSNSの集客が苦手なようだ(3C分析)
- SNSを通してクライアントに安定的な集客をして欲しい。そして成功してほしい(あり方の素と3C分析を結びつける)
- SNS集客でクライアントの成功をサポートしたい(これが『あり方』)
上記の例のような流れで『あり方』を見つけることができます。
【『あり方』を根幹にマインドセットを作る方法】
ここまで『あり方』についてお伝えしてきました。次は『あり方』を根幹にしてマインドセットを作る方法をお伝えしていきます。
あり方を根幹にしてマインドセットをつくるには次の3つを組み合わせていきます。
- クライアントへの想い
- 自分の未来への想い
- 家族への想い
これら3つを『あり方』と組み合わせていきます。わかりにくいので先程『あり方』の見つけ方で挙げた例で使った集客コーチのあり方「SNS集客でクライアントの成功をサポートしたい」で、説明していきます。
参考例
- 自分を信じて着いてきてくれるクライアントにSNS集客で成功してもらい自由を手に入れてほしい。
- 自分が得意とするSNS集客のコーチングでクライアントを幸せにしたい。
- SNS集客のコーチングで成功して家族との自由な時間を手に入れたい
マインドセットは上記3つの例に上げたように作っていきます。
成功するまで動き続ける力
成功できない起業家の特徴として『行動をやめてしまう』というものがあります。成功するためには行動を続けなければなりません。
成功のために行動を続けるのは簡単なことではありません。思わぬミスや問題が出てきて仕事を投げたしたくなるようなこともあります。そんなときにマインドセットの使い方を知っていると、行動が少しのあいだ止まることがあっても再び成功に向けて動き出せるのです。
【マインドセットの使い方を知ると成功まで行動できる理由】
マインドセットは自分の行動の理由になるものです。人間が行動するためには理由が必要です。特に『心からやりたい』と思えることは、自身の活動の理由になります。
『成功の土台になるマインドセット』の項目で作っていただいたマインドセットは自分が本当に実現したいことですので、行動の理由になります。行動には理由が必要だと言いました。つまり、マインドセットの使い方は自分のマインドセットに従って行動するということなのです。
【目的を達成するために必要なのは情熱】
情熱は行動のエネルギーになります。情熱に燃えているとき人間は行動力が上がります。目標を達成するためには行動を続けることが必要です。ですので、情熱を持っている起業家は目標を達成しやすくなると言えます。
情熱は自分のために燃やします。他にも家族やクライアントのためにも燃やすことが出来ます。
自分の情熱を見つけるには以下の3つを意識して自分が情熱を持てることは何かを考えて見て下さい。
- クライアントへの想い
- 自分の未来への想い
- 家族への想い
ゴール達成までの指針
マインドセットは自分が進むべき道を示すコンパスとしての使い方もあります。起業家にはさまざまな仕事の依頼やジョイントベンチャーなどの話もきます。この時、自分やクライアントにとってプラスになるかを判断することができるのです。
仕事やジョイントベンチャーなどが自分やクライアントにとって必要かを判断する方法。それは、自分のマインドセットに合っているのかで判断できます。
もし、あなたがクライアントにSNSの集客を学んでもらいたい。クライアント自身の事業の成功に役立ちたい。そう思っているのに『チラシについてのセミナー講師をしてほしい』という依頼には答えることは難しいです。
起業したばかりの方や成功していない方は自分のマインドセットからハズレたことはしないことをオススメします。自分や自分が幸せになって欲しい方に使う時間が減ってしまうからです。
マインドセットの使い方
マインドセットの使い方についてお伝えしていきます。マインドセット自体は自分の中にあるものです。あるだけでも良いのですが意識的に使うことで様々な場面で役立ちます。
マイナスをプラスに変える
マインドセットはマイナスをプラスに変える使い方があります。一見、自分の短所でもマインドセットを使えば長所に変えることが出来るのです。
【マイナスをプラスに変えるマインドセットの使い方】
- 自分のマイナスだと思える部分が出てくる
例:クライアントへの質問の回答が遅い
- 理由を考える
例:クライアントの質問への回答に時間がかかるから
- マインドセットに照らし合わせてみる
例:自分はクライアントに成功してほしい。だから時間をかけて回答しているんだ。
- マイナスがプラスに変わる
例:自分はメールの返信が遅いのではなくて、クライアントにしっかりと時間を掛けて向き合っているんだ。
上記のように自分がマイナスだと思っている部分も、マインドセットを通して見てみると実はプラスに変わる場合があります。マイナスだと思うことが出てきたら『マイナスをプラスに変えるマインドセットの使い方』を試してみて下さい。
モチベーションをアップさせる
起業家として活動しているとモチベーションが下がることがあります。『クライアントに迷惑をかけてしまう』『クライアントが獲得できない』『他人に自分のやり方を全否定された』ときなどです。
そんなモチベーションが下がったときに、このようなマインドセットの使い方が役立ちます。
【モチベーションを上げるマインドセットの使い方】
- 自分のモチベーションが下がっている理由を分析
例:起業家仲間に「SNS集客なんて学びたいやつなんか居ないよ」と言われた。
- 自分のマインドセット(あり方)を確認する
例:クライアントがSNS集客を使って事業を成功出来るようにサポートする
- 起業仲間が言ったこと。自分のマインドセット。どちらが自分にとって重要なことかを考える。
この3つの流れで考えると、自分がなんのために起業した本来の目的を思い出すことができます。思い出した本来の目的は「やりがい」に繋がり行動のモチベーションが再び上がるのです。
自分がやるべきことを知る
起業家として活動するために、さまざまな勉強をします。学ぶことはとても良いことです。ただ、自分の活動とは関係がないけど魅力的なノウハウや情報を知ることもあります。
成功できない方の特徴として『軸がブレる』というものがあります。つまり、魅力的だからといって自分の活動とは関係のないノウハウを実践するのは成功への遠回りなるのです。
【軸がぶれそうな時のマインドセットの使い方】
- 魅力的なノウハウや情報に出会い実践してみたくなる
- 自分の『あり方』を通してノウハウや情報を見る
- 「本当にこの情報やノウハウは自分に必要か」と自分に質問する
- 必要だと判断した時。「すぐに必要か」と自分に質問する
上記の流れでノウハウや情報を判別すると良いです。ただ、一つ注意があります。自分にとって必要なノウハウや情報だと判断しても、すぐに必要でなければ急いで使う必要はありません。
自分の活動の優先順位を大切にして下さい。
【目標達成の力になる】
マインドセットは自分が行動する上で軸になります。マインドセットという軸を大切にして活動していくと目標達成につながるのです。なぜなら、マインドセットには以下のような自分の『3つのあり方』が組み込まれているからです。
- クライアントへの想い
- 自分の未来への想い
- 家族への想い
『あり方』はマインドセットの土台、そして情熱です。クライアントや家族を幸せにしたい。自分が理想の未来を手に入れたい。この想いは目標達成の原動力になります。
例えば、自身の仕事を通してクライアントに成功してもらいたい。という想いがあるとします。クライアントに成功してもらうためにどんな活動をしたら良いのか。どんな情報を提供すれば良いのか。クライアントへの想いがあるからこそ見えてくるのです。
マインドセットがうまく使えない時の対処法
「マインドセットがうまく使えない」という方もいらっしゃいます。ですので、自分がマインドセットをうまく使えていないと思った時の対処法をお伝えします。
『うまく使えていない』と思うのは実は勘違い
『うまく使えていない』と思っているのは、自分だけかもしれません。なぜなら自分から見ている視点と他人から見ている視点が違うからです。本当はうまくマインドセットを使えているのに自分で勝手に『うまく使えていない』と判断して悩んでいる場合もあります。
マインドセットをうまく使えていないと感じたときには、まずは結果を見てみましょう。
- クライアントは結果を出しているか
- 自分や家族は幸せか
- クライアントから感謝されているか
結果は仮定があるから出ます。自分のマインドセットに沿った結果が出ているのであれば、うまく使えていると言うことになります。
マインドセットは書き換えるもの
マインドセットがうまく使えない人の中には、以前のマインドセットが残っている方も多くいらっしゃいます。マインドセットは自分の状況や立場が変わっていくたびに書き換えるものです。ですので、古いマインドセットが残ったままではうまく使えないのです。
【マインドセットの書き換え方】
マインドセットを書き換えるコツは『繰り返す』です。繰り返すとは自分が書き換えたいマインドセットを何度も口に出すことです。
■マインドセット書き換え方の例
クライアントにSNS集客で成功してもらうためのコーチの場合。『私はSNS集客でクライアントを成功に導けるコーチです』と毎朝10回いいましょう。つまり、自己暗示を自分にかけるのです。
自分に暗示をかけ続けると潜在的に『自分はSNS集客でクライアントを成功に導けるコーチなんだ』と刷り込まれて行きます。なお、紹介したマインドセットの書き換え方はまずは1ヶ月、試してみてください。考え方や行動が変わっているのを実感できます。
自分に質問する
マインドセットの使い方がうまく行っていないと思った時、自分に質問すると改善方法が見つかることがあります。自分への質問は以下の通りです。
- マインドセットをうまく使えていると思う所はあるか
- 使えていないのなら何を変えれば使えるようになるか
- マインドセットを使えている自分はどんな自分か
上記3つのような質問を自分にしたときに出てきた答えが、マインドセットの使い方がうまくいくヒントになることがあります。
自分に良いマインドセットのお手本と身につけ方
「自分のマインドセットを」という方がいらっしゃるかもしれません。ですので、マインドセットのお手本として参考になるもの。参考にしたマインドセットの身につけ方についてお話していきます。
有名人の名言に学ぶ
ビジネスやスポーツを始めとした様々な業界には偉人や有名人がいらっしゃいます。そんな偉人や有名人はマインドセットにつながるような名言を残しています。なぜなら、成功や栄光を手に入れるまでにたくさんの失敗や挫折を乗り越えて結果を出しているからです。
失敗や挫折を経験しても結果が出るまで行動を続けられるのは、自分の『あり方』を持っていなければ難しいです。そんな、成功者のあり方を学ぶことは自分のマインドセットのお手本になるのです。
「他人のマインドセットが役立つとは思えません」という方も、いらっしゃいます。マインドセットは表現のしかたは人それぞれですが、本質は一緒ですので問題ありません。
【マインドセットに関する名言】
■孫 正義氏(ソフトバンク創業者)
大事なことは誰がなんと言おうと一直線に志しに向かっていくこと。
■藤田 田氏(日本マクドナルド創業者)
みんなが「ダメだ」というから成功すると思った。
■スティーブ・ジョブズ氏(アップル創業者)
もし今日が人生最後の日なら、やろうとしていることは本当に自分がやりたいことだろうか。
■ビル・ゲイツ氏(マイクロソフト創業者)
自分をこの世の誰とも比べてはいけない、それは自分を侮辱する行為だからだ。
■イチロー氏(元メジャーリーガー)
小さなことを重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道だ。
メンターのマインドセットから学ぶ
メンターつまり師匠がいる場合メンターのマインドセットを参考にするのも良いです。なぜなら、自分の起業活動にはメンターから学んだものだからです。メンターから学んだノウハウや知識はメンター自身のマインドセットに深く関係してると言えます。
メンターになるような方は成功していますので、成功したマインドセットは最高のお手本にもなります。『学ぶ』という言葉は『真似る』が変換して出来た言葉だと言われています。つまり、マインドセットを学びたいなら成功者であるメンターのマインドセットを真似ることが大切です。
自分のメンターのマインドセットをまずは『真似て』活動をしていき、少しづつ自分らしいマインドセットに変えていってください。
欲しいマインドセットの身につけ方
偉人やメンターを参考にマインドセットを作ることが出来たとしても、身に着けることが出来なければ意味がありません。どうすればマインドセットを自分に定着させることができるのかお伝えしていきます。
【マインドセットを定着させる方法】
参考にしたマインドセットを自分の軸にして行動していく。これがマインドセットを定着させるために大切なことです。マインドセットは行動することでしか定着させられません。偉人やメンターのマインドセットを軸にどんな小さなことでも良いので実践に活かすようにして下さい。
偉人やメンターのマインドセットを自分に定着させるコツは、もう一つあります。それは『マインドセットの意味』を考えながら行動することです。
- メンターや偉人は、このマインドセットをなぜ実践したのか。
- このマインドセットを定着したらどんな自分になれるのか。
- 偉人やメンターはどうなったのか。
上記3つのことを考えながら実践してください。なぜなら、マインドセットは単なる習慣ではなくて自分のビジネス。そして人生の指針になるものだからです。マインドセットの意味を知る目的は、『自分の未来をどう変化させたいか』をちゃんと意識することです。
自分の方向性を理解していればブレることが少なくなりますし、もしブレることがあっても自分の軸に戻すことが出来るのです。
マインドを定着させて起業家としての人生を良いものにしていきましょう。
まとめ
マインドセットとは自分の『あり方』と『クライアントや家族などへの想い』を元に作り上げていくものです。3C分析を使って『あり方』を見つけ出し、自分が大切な人やクライアントなどにどうなってもらいたいかという『想い』と『あり方』を組み合わせることで作ることができます。
マインドセットの使い方として3つお伝えしました。
- マイナスをプラスに変える
- モチベーションをアップさせる
- 目標達成の力になる
上記3つのマインドセットの使い方もそうですが、自分が起業家としての活動をするときに立ち止まってしまうことがあったとき、自分のマインドセットに沿った行動を心がけることで、思い描く自分に近づくことができます。
起業家としての成功をおさめるために、まずは偉人やメンターの言葉やマインドセットを真似して実践。なれてきたら、自分の『あり方』と『想い』を組み合わせて、自分らしい自分のためのマインドセットを作っていただければと思います。