どうも、仙道です!
コーチングで安定的に案件を受注するなら、良質なランディングページ(通称LP)が必要不可欠。ただ、あまり知識がないために、上手く作れない方も少なくありません。
そこで本記事では、「LPは大事だけど作り方が分からない」「なかなかうまく作れない」と悩む方に向けて、LPの基礎知識と作成までの3ステップを解説します。
要点さえ掴んでしまえば、LPは誰にでも作成可能です。自身のコーチングビジネスを加速させるためにも、ぜひ参考にしてください。
コーチングのLPで押さえるべき基本知識
ランディングページの基本を知る前に、本記事では以下のような定義で解説していきたいと思います。
初心者は理解できないかもしれませんが、ランディングページを次のように表現する方も多く、定義が異なるだけで適した施策も変わってきてしまうのです。
本記事の内容をしっかり身につけるためにも、「LP=リストの獲得」と覚えておきましょう。
- オプトインページ
- スクイーズページ
- リード獲得のページ
参考までに、ランディングページ(英語でLanding Page表記)はLP(エルピー)と略すのが一般的。
そして、ランディングページで見込み客のメルマガリストを獲得できなければ、PR効果が激減し、売上アップが困難になります。
そのため、「コーチ・コンサル・セラピスト」にとって見込み客のメルマガリストが得られるランディングページの作成は急務と思ってくださいね。
ランディングページ(LP)で集客する流れ
極論を言うと、ランディングページを作成するだけなら誰にでも可能です。しかし、ただ公開しただけでは誰にも見てもらえないので、意図的にアクセスを集めなければなりません。
- Twitter → ランディングページ(LP)
- YouTube → ランディングページ(LP)
- SEO → ランディングページ(LP)
- Facebook → ランディングページ(LP)
- Facebook広告 → ランディングページ(LP)
上記のような導線を設置することで、ランディングページの露出度が高まり、自然とアクセスが集中しやすくなるでしょう。
見事ランディングページでリストを集められたら、見込み客のメールアドレスやLINEにPRを発信していけば集客の体制構築は完了です。
ランディングページ(LP)の特徴
一般的なブログやその他SNSと違い、ランディングページの目的は「リストの獲得」という一点に尽きます。すなわち、記事内ではサービス訴求以外に『リスト獲得に繋がるボタン』だけを設ければ良いのです。
ランディングページ(LP)の構成
ランディングページの構成要素は、大きく分けて以下7つとなります。
上記画像の「各要素」という部分に、自分が見込み客に届けていきたいメッセージを追加していきます。
https://sendo-coach.com/landingpage/
しかし、こうした縦長タイプのランディングページをいきなり作成しようとするのは、ちょっとハードルが高いことも事実です。
そこで今回は、シンプルな形だけれども、リスト獲得ができるランディングページの構成を1つご紹介します。それは次の画像が示す5つの要素。
7要素が揃ったランディングページに比べると、万全の体制とはいえませんが、上記を押さえておけば十分リストは集められるでしょう。
「めんどくさそう」「難しそう」というマインドブロックで進めないくらいなら、5要素を揃えたランディングページを作った方が遥かに有益。具体的な作り方に関しては、のちほど詳しく解説します。
シンプルなのに反応が獲れるデザインのポイント
先ほど触れた通り、ランディングページはシンプルなデザインでも十分リストが獲得できます。ただ、そのためには以下3つのポイントを押さえなければなりません。
- 設置するのは、リスト獲得のための登録フォームのみ。
- オファー画像は、魅力的な画像を作る
- デザインの配色はシンプルにする(5色以上使わない)
- ベースカラー
- アクセントカラー
- ボタンの色
コーチングで稼げるLPを作る3ステップ
コーチングのリストが獲得できるランディングページ(LP)は、次の3ステップで作成していきます。
- ステップ1.キャッチコピーを作成する。
- ステップ2.魅力的なオファー画像を作成する
- ステップ3.作成ツールでWEBページ化する。
いずれも重要なポイントとなるため、ぜひ参考にしてください。
ステップ1. LPキャッチコピーの作り方
ランディングページの品質は、キャッチコピー次第で大きく変わります。正直なところ、多少構成が崩れていてもキャッチコピーが良質ならリストは獲得できるため、以下3つのポイントを参考に作り込んでいきましょう。
- 分かりやすくシンプルである。
- 見込み客にとってのベネフィットを提示している。
- 具体的な言葉、表現を盛り込む(嘘は厳禁)。
参考イメージ
配色やキーワードを適切に盛り込んで、伝えたい情報を確実にアピールできるよう、試行錯誤してみてください。
LPのキャッチコピー作成3つの手順
キャッチコピーは3つのステップで作成できますが、良質なランディングページを構築するには、まずマインドからセットしなければなりません。
- 誰に?(どんなターゲットに)
- 何を伝えるのか?(どんなメッセージを)
上記の2点をしっかり意識した上で、手順を確認していきましょう。
手順1.見込み客をリサーチする。
・見込み客がよく見るWEBサイトや雑誌をチェック
・Amazonレビューやこれまでのお客様の声をチェック
手順2.見込み客を分析する。
・全てのリサーチ内容をもとにして見込み客を分析
・見込み客の悩み、不安などを知る
・見込み客がよく使う言葉・表現を探す
手順3.メッセージを考える。
伝えたいメッセージを考え、それを文章をにする。
もし、より詳しいキャッチコピーの作成方法が知りたいのなら、以下の記事もおすすめ。ここでじっくり時間をかければ良質なランディングページを作れるので、ぜひチャレンジしてみてください。
ステップ2. 魅力的なオファー画像を準備する
ランディングページでは、メルマガ登録と引き換えに「見込み客がベネフィットを感じる特典」をプレゼントするのがおすすめ。
この時、プレゼントする特典の画像が魅力的なら、たったそれだけで反応率は目覚ましく高まるでしょう。
たとえば、以下2つの画像を比較してください。
どちらが明確にイメージ出来て、欲しいと思うかは言うまでもありませんね。まったく同じ内容であっても、画像が違うだけで印象はガラリと変わります。その点を理解したうえで、オファー画像を作るようにしていきましょう。
オファー画像を作る2つの方法
オファー画像の作成方法は主に以下2種類。自分で作れるのなら、あらかじめ自分が作成したいパターンをいくつか見つけておくとスムーズになりますよ。
②自分で作成する
PowerPointで作成。
Adobe Photshopで作成(有料ツール)
https://www.adobe.com/jp/products/photoshop.html
Canvaで作成(無料ツール)
https://www.canva.com/ja_jp/
ただし、外注はコンセプトや希望が上手く伝わらないと、良質な画像が作れません。したがって、こちらもイメージ画像を提示し、制作者が判断しやすくしてあげましょう。
ステップ3.作成ツールでWEBページ化する
キャッチコピーとオファー画像を作成できたら、WEBページ化していきます。WEBページを作るためには次のツールがおすすめです。
- ペライチ(無料・有料)
- サイポン(無料・有料)
- WordPress(無料・有料)
実際に使用感を試し、使いやすいものでLPを作成していきましょう。ただ、WordPressはパソコン初心者に少しハードルが高いので、ペライチかサイポンがおすすめです。
サイポン:https://saipon.jp/
どちらのツールも無料で使えるテンプレートがあるため、初心者でも標準的なデザインから作り込んでいけます。ツールの操作に慣れれば、よりスピーディーにランディングページを構築できるはずですよ。
補足:LPに掲載するべき必須情報
ランディングページの最下部(フッター)には、『プライバシーポリシー』と『特定商取引法に基づく表記』を記載する必要があります。
プライバシーポリシーとは
企業が自社における個人情報の利用目的や管理方法を文章にまとめて公表したもの。
プライバシーポリシーの作成は企業の義務である。
個人起業家であっても掲載する。
プライバシーポリシーに書くべき一般的な記載事項
1.個人情報取り扱いに関する基本方針
2.個人情報の定義
3.個人情報の取得方法
4.個人情報の利用目的
5.個人情報の管理方法
6.個人データの共同利用について
7.個人データの第三者提供について
8.個人データの開示、訂正等の手続きについて
9.個人情報の取扱いに関する相談や苦情の連絡先
10.SLセキュリティについて
11.Cookieについて
特定商取引法に基づく表記とは
消費者トラブルが生じやすい特定の取引を対象に、トラブルを防止し消費者の利益を守るためのルールを定めている法律。
訪問販売や勧誘行為、通信販売など消費者トラブルが生じやすい取引類型を対象に、事業者が守るべきルールとクーリング・オフなど消費者を守るルールが定められている。
特定商取引法に基づく表記のページで書くべき項目
・販売業者
・運営統括責任者名
・所在地
・商品代金以外の必要料金の説明
・申込有効期限
・不良品
・販売数量
・引渡し時期
・お支払方法
・お支払期限
・返品期限
・返品送料
・資格・免許
・屋号またはサービス名
・電話番号
・連絡先メールアドレス
健全に事業を運営するには、いずれも漏れなく記載しなければならないので、忘れずに盛り込んでおきましょう。
【最重要】コーチングのLP作成はPDCAまでがセット
ここまで解説した通り、コーチングのランディングページは誰にでも作成できますが、WEBに公開したら終わりではありません。
「反応がどの程度とれているのか?」「リストの推移は?」と分析を行い、必ず改善・実施(PDCA)を繰り返していきましょう。
とにかく大切なのは、3つの制作ステップ+PDCAを回すこと。試行錯誤すれば着実にクオリティは高まっていくので、まずはとにかく作成・公開して、見込み客の反応をチェックしてください。
コーチングはLPでリストを取って見込み客にアプローチ
本記事では、コーチングの売上アップに繋がるランディングページの作り方や画像の作成方法を解説してきました。
ランディングページは、「リスト獲得」というたった一つの目的のために作るウェブページ。SNSやブログと連携させれば、効率的に見込み客の情報を集められるでしょう。