ども、仙道です!
コーチ、コンサルとして活動をする上で、ランディングページを作った方が良いと言われ自分で書いてみたことはあるかもしれません。しかし、ランディングページを書いてみたもののなかなか思うようにメルマガリストを集めることができないという悩みは多くの人が経験する一つの壁になってきます。もしかしたら、あなたも同じ悩みを抱えてるかもしれません。
ランディングページを書く際にテンプレートに沿って書く方法はよく用いられていますが、メルマガリストを獲得するページを作ることはとても難しいものです。なぜなら、ランディングページの成約率を上げるためには、重要な3つの要素があるからです。この3つの要素が含まれていないと成約率を上げることができません。
逆に、この3つの要素を抑えてランディングページを書くことができれば、成約率の高いランディングページを書くことができるようになります。ランディングページをブログの成果(=売上)につなげるためにも、3つの要素を確認して、ぜひご活用ください。
高い成約率のランディングページを作る3つの要素
高い成約率ランディングページを作るためには、3つの要素が必要になります。以下の3つの要素です。
- キャッチコピー
- オファー
- CTA(コール・トゥー・アクション)
この3つの要素がランディングページの成約率を左右する重要な要素になるので、1つずつポイントをお伝えしていきます。「プロのコピーライターでもこの3つの要素を書き忘れると成約率が低くなる」というぐらい重要な要素になるので、しっかり確認してください。
要素1:キャッチコピー
ランディングページを作成する際に、ついつい勘違いしてしまうことは「必ず見てもらえる・読んでもらえる」と考えることです。実は、ランディングページは作成したからといって、必ず見たり読んだりしてもらえるものではありません。
WEBページを見た瞬間に「興味がない」と感じて、すぐにページを閉じてしまった、という経験があなたにも1度はあると思います。これと同じで、ランディングページも「興味がない」と判断された瞬間に見てもらうことができません。当然、見てもらうことができなければ、ブログの成果に繋がることもありません。
なので、ランディングページは見た瞬間に「興味がない」と判断されるのではなく「興味がある」と感じてもらう必要があります。そのために必要となるのがキャッチコピーです。キャッチコピーとは、その名の通り、ページを見てくれた読者の目線をキャッチ(引きつける)するコピー(文章)です。キャッチコピーがうまく書けていると、ページを訪れた読者が「興味がある」「私のことだ」と感じてくれて、ランディングページを見てくれます。つまりキャッチコピー次第で「ランディングページを見てもらえるかどうか・読まれるかどうかが決まる」ということです。
ランディングページやブログ記事などを書くときに言えることですが、コピーを書く際に忘れてはいけない読者の心理があります。それは以下の3つです。
- お客さんは広告を100%読まない
- お客さんは広告を読んでも100%信じない
- お客さんは広告を読んでも100%行動しない
これを「3つの壁」もしくは「3つのNOT」といいます。このうち「1.お客さんは広告を100%読まない」という壁を突破するために、キャッチコピーが非常に重要になるということです。ランディングページが表示された瞬間に、キャッチコピーで読者の注意を引きつけます。逆にキャッチコピーがダメだと、ランディングページの本文がどんなに上手に書けていても、そもそもページを見てもらえないということです。
ライティング初心者にオススメのキャッチコピーの書き方
ライティング初心者はキャッチコピーのテンプレートを使って、キャッチコピーを書くことがオススメです。テンプレートとは『型』のことです。実際に反応率が高かったキャッチコピーの型を真似して書くということです。3つテンプレートをご紹介しておきます。
テンプレート1:○○と□□の違いはとは?
【例文】
毎月10人集客できるブログと全く集客できないブログの違いとは?
【ポイント】
〇〇と□□を両極端な状態で示すことがポイント
テンプレート2:なぜ、○○が、○○できたのか?
【例文】
なぜ、フリーターだったバンドマンが年商1億越えのコンサルになれたのか?
【ポイント】
「人生ドン底の状態から大成功」という変化を上手に伝えることがポイント。注意点としては、「大成功」の状態がウソくさくならないこと。
テンプレート3:〇〇で○○する方法
【例文】
自宅で育児をしながら毎月30万稼ぐコーチとして起業する方法
【ポイント】
「〇〇する方法」は、読者(ターゲット)にとって、予想外、思いもつかない方法であるなど、意外性があるほど、効果的。
キャッチコピー作成で意識する3つのポイント
キャッチコピーはただ何となく思いつきで書いても、読者の興味を引きつけることができません。なぜなら、読者の興味を引きつけるためには、押さえるべきポイントが3つあるからです。3つのポイントを抑えることで、読者の興味を引きつけるキャッチコピーを書くことができます。その押さえるべきポイントをお伝えします。
- 誰にメッセージを出すか
- 何を伝えるか、何を言うのか
- あなたが何屋さんなのかわかる(提供しているメソッドがわかる)
<各ポイントの例文>
- ブログで集客したいコーチコンサルの方へ
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キャッチコピーでよくある間違い
キャッチコピー作成において、よくやってしまう間違いを簡単にご紹介します。間違いを見つけるチェックリストとしてご活用ください。
- センス重視のおしゃれな表現にこだわって書いている
- 専門用語が多すぎて分かりづらい
- キャッチコピーで商品を売ろうとしてしまっている
- ターゲットが興味のないことを書いている(自分の言いたいことだけを書いている)
- 上手くいってるライバルのキャッチコピーをそのままパクっている
要素2:オファー内容(オファーを伝えるコピー)
オファーとは、読者がメルマガ登録してくれることに対して、あなたが提供・提案する条件のことです。このオファー内容が魅力的ではなくて、メルマガ登録率を下げてしまうケースが多くあります。
「魅力的ではない」とは、単純に「欲しいと思わない」ということです。オファー内容はメルマガの登録率に大きく影響します。逆にオファーが魅力的なだけで、メルマガ登録率がアップすることもあります。つまりオファーはランディングページの成約率に大きく影響するということです。
オファーを魅力的にするためには、読者の興味や関心を引きつける単語や表現を使って、オファー内容を強くすることを意識してください。オファー内容を「強くする」とは、読者がオファー内容やコピーを見た瞬間に「欲しい!手に入れないと損だ!」と感じてくれる内容にすることが重要になります。
オファー例
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オファーでよくある間違い
オファーを考える上での間違いは「オファー=特典」と考えてしまうことです。「特典=オファー」と考えていると、特典の“質”にこだわり過ぎてしまい、自己中心的な考え方に陥ってしまう傾向があります。「こんなにいい特典を用意したから、絶対にメルマガ登録してくれるだろう」という考え方です。
オファーは「特典」も含めた上で、価格、保証、数量、人数、特典を提供する方法など、メルマガ登録をするときの「すべての条件」のことを示します。特典内容を魅力的にすることが、オファーを魅力的にすることではありません。読者が「欲しいと感じる」「魅了的に感じる」ように、オファー内容を用意したり、コピーで表現することが重要になります。
<例>以下のような内容を“すべて”含めて「オファー」といいます。
- メルマガ登録の特典
- 〇〇の無料体験付き
- 限定〇〇名のみ!
- Skype相談1回無料!
- 〇日間のメルマガ講座
- 〇〇月〇〇日まで!
<例文:オファーの特典をコピーで魅力的に表現する>
『特典:ブログ集客の方法をまとめたPDFファイル』のケース。
▼欲しくならないコピー
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要素3:CTAのコピー
キャッチコピーで読者を惹きつけてランディングページを読んでもらい、魅力的なオファーを提示したとしても、メルマガ登録をしてもらえないことがよくあります。その原因は「CTA」が欠けていることです。CTAとは、「Call To Action」の略語で、「行動を促す、呼びかける」ことを意味おり、成約率が低いランディングページでは、この「CTA(=行動の指示)」が欠けていることが多くあります。
ランディングページにおいては、
- 行動を促すためのコピー(文章)
- メールアドレスを登録するための「登録フォーム」
- 登録のための「ボタン」
をまとめて「CTA」と表現しています。
なぜ「CTA」が重要なのかというと「お客さんは広告を読んでも100%行動しない」という原理原則があるからです。(この原理原則については、キャッチコピーの部分でお伝えしました。)なので、読者に「どうゆう行動をして欲しいのか」を具体的に伝える必要があります。例えば、以下のようなコピーを書いて、読者に行動を促します。
- 今すぐボタンをクリックして、メルマガに登録してください。
- 今すぐ下記のボタンからメルマガ講座にご参加ください。
- 今すぐメールアドレスを入力して、メルマガにご登録ください。
このように文章で行動を指示してあげることが重要になります。さらに、「CTA」の中でポイントになるのは、メルマガ登録してもらうための「登録フォーム」と「ボタン」です。それぞれのポイントをお伝えします。
登録フォーム
「登録フォーム」はシンプルにすること。 シンプルにするとは、「メールアドレス」の登録だけにすることです。「名前」や「住所」まで登録してくださいという登録フォームだと、登録率が落ちてしまいます。なぜなら、誰でも、知らない人、まだ信用していない人に、大事な個人情報は教えたくないものです。なので、登録フォームはメールアドレスのみにしましょう。
ボタン
「登録フォーム」の下にある、登録ボタンも重要です。具体的には、ボタンに書いてある「コピー」が重要になります。ボタンの上のコピーで、読者に具体的な行動を促すことがとても重要になります。以下に、良い例と悪い例を記載しておくので、あなたがボタン内のコピーを考える際の参考にしてください。
<良い例>
- 今すぐ無料で登録する
- 無料メール講座に参加する
- 今すぐ無料プレゼントを受け取る!
<悪い例>
- メルマガ登録はこちら
- 参加はこちら
- プレゼントはこちら
登録率を高めるポイント
前述したように、メールアドレスだけとはいえ、誰でも個人情報を教えることには抵抗があります。なので「個人情報を保護します」という旨の内容記載、そして、メルマガが不要であれば「いつでも解除できます」という言葉を一言の記載しておくことで、読者の登録に対する抵抗感を減らすことができます。抵抗感がなくなることで結果として、登録率をいくらか高めることができます。
CTAでよくある間違い
「登録フォーム」もシンプルにして、「ボタン」に行動を促すコピーもしっかり書いたとしても、安心してはいけません。最後によくやってしまう間違いは、「CTAがわかりにくい」「目立たない(目が止まらない)」ということです。キャッチコピーの部分でもお伝えしましたが、「お客さんは広告を100%読まない」という原理原則があり、読んでくれたとしても、しっかり目を通してくれる読者はほどんどいないと思ってください。
ランディングページ全体を読者がさっと流し読みしたとしても、「CTA」の部分が目に止まるようになっていることが重要になります。
ブログ運営の目的に合わせたランディングページの作り方
集客ブログにおけるランディングページ成約率を上げるために大切なことをお伝えします。「目次1.高い成約率のランディングページを作る3つの要素」でお伝えした内容は、ランディングページの成約率を上げるためのスキル・テクニックの部分でした。
しかし、このスキル・テクニックだけに頼りすぎてしまうと、ランディングページの目的を達成することができません。なぜなら、スキル・テクニックだけでは、読者にランディングページで伝えたい内容に納得・同意しもらうことができないからです。
あなたも1度は、コーチングスキルだけに頼って、お客様を無理やり納得させようとしている残念な方を見たことがあるかもしれません。ランディングページもそれと同じでスキルやテクニックだけで、読者を納得させることは難しいです。スキルやテクニックだけに頼ったせいで、目的を達成できないことがよくあります。
ここまでにお伝えしたスキル・テクニックを最大限に生かし、成約率の高いランディングページを書くためには「文章の構成」が重要になります。文章の構成は、ランディングページの目的に合わせて構成する必要があります。「文章の構成」とは、読者が知りたい内容を伝える順番であると考えてください。
集客ブログにおけるランディングページの目的は、以下の3つであることが多いです。この3つの目的ごとに、どのように文章を構成していけば良いのかを解説していきます。ランディングページの目的を果たすことで、集客ブログを構築する最終目的の成果(売上)につなげることができます。
目的1:メールアドレスの獲得
目的2:サロン・店舗への集客
目的3:商品・サービスの資料請求
※注意
これからご紹介する「構成事例」はあくまでも1つの例として捉えてください。これが絶対正解というものではありません。
目的1:メールアドレスの獲得
集客ブログにおけるランディングページの目的で一番多いのが、「メールアドレスを獲得すること」です。メールアドレスを獲得する目的はメルマガを配信するためにですが、最終的には、メルマガから成果(売上)につなげるためにメールアドレスを取得しているといえます。
FacebookやLINE、InstagramといったSNSで見込み客(あなたのお客様になる可能性がある人)とつながって、成果につなげるというやり方もあります。しかし、これらのSNSサービスを利用するときも必ず「メールアドレス」を登録してアカウントを作ります。つまり、それぐらい「メールアドレス」というのは、重要な情報であるということです。
ブログ読者のメールアドレス獲得が目的のランディングページの構成事例をご紹介します。ブログに設置するランディングページは、「メルマガ講座」という形式をとって、メールアドレスを登録してもらうことがポピュラーな方法です。下記でお伝えしている構成事例の紹介でも、「メルマガ講座に登録してもらうためのランディングページ」という前提で構成事例をお伝えしています。
状況設定
あなたはコーチとしてのブログを運営しています。読者(見込み客)のメールアドレスを獲得したいので、ランディングページを作ります。
構成事例
【〇〇な方へ】
【キャッチコピー】
【オファー内容(特典、保証、限定性など)】
【メールアドレス登録フォーム(CTA)】
【こんなお悩みありませんか?】
(5~10個箇条書き)
【その悩みの問題点を伝える】
【悩みの具体的解決策の提示】
【私だからできる「ここが違う」(ライバルとの違い) 】
【オファー内容(特典、保証、限定性など)】
【メールアドレス登録フォーム(CTA)】
【メルマガ講座の内容を提示(どんな内容なのか)】
【お客様の声(インパクトの強い物が2つ・3つ以上、ない場合入れない)】
【プロフィール】
【オファー内容(特典、保証、限定性など)】
【メールアドレス登録フォーム(CTA)】
【追伸】
【オファー内容(特典、保証、限定性など)】
【メールアドレス登録フォーム(CTA)】
ポイント
- オファー内容(特典、保証、限定性など)
- メールアドレス登録フォーム(CTA)
この2つはランディングページの中で2~3回、入れるようにしてください。読者がランディングページのどの部分を見て、登録していと感じるかはわからないので、登録してもらうやすいよに、2~3箇所に登録フォームを設置します。「オファー内容」を一緒に提示することで、登録してもらいやすくなります。
目的2:サロン・店舗への集客
サロンや店舗への集客を目的としたブログを作っている場合、ランディングページの目的はブログから実際のサロン・店舗への集客に結びつけることになります。サロン・店舗の集客のためにブログを構築している場合は、メールアドレスを登録してもらうよりも、直接予約の電話やお問い合わせをいただく方が、成果(売上)に直結します。なので、予約の電話やお問い合わせにつながるようなランディングページの構成事例をご紹介します。
状況設定
あなたはセラピストとして、東京の南青山にサロンを構えています。このサロンに来てくれるお客様をブログから集めることが目的のランディングページを作ります。
構成事例
【右上に「電話番号(ボタン)」と営業時間】
【実績】
【キャッチコピー(特に「何屋さんなのか」を明確にする)】
【当サロンが選ばれている3つの理由】
【当サロンのサービス(どんなサービスなのか)】
【サービスを受けるとどうなれるのか】
【お客様の声+お客様の写真】
【アクセス方法】
【CTA(どうやって連絡するのか、わかりやすく伝える)】
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<CTA例文>
ご予約は電話で受付ております。
「ブログを見ました」とひと声お知らせ下さい。
初回料金を半額にさせていただきます。
今すぐ下記の番号にお電話くださいませ。
0120 – × × × – × × ×
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ポイント
- 読者の知りたい情報を、知りたい順序で伝えてあげること
- ご予約用の「「電話番号(ボタン)」」はランディングページの右上に配置しておくことで、「いつ、どうやって予約できるのか」がわかりやすくなる
目的3:商品・サービスの資料請求
商品やサービスの資料請求をしたもらうことが目的のランディングページの構成事例をご紹介します。高額商品・サービスを提供している場合は、資料請求のランディングページを作ることが効果的です。ランディングページで商品・サービスに興味を持ってもらい、資料請求から成果(売上)につなげるという流れになります。
状況設定
あなたは女性起業支援のコンサルタントです。起業して収入を獲得できるようになるためのコンサルティングサービスの内容を、ブログ読者に伝えるために資料を作りました。サービス内容をまとめた資料請求をしてもらうことが目的のランディングページを作ります。
構成事例
【〇〇な問題・悩み・不安・欲求を抱えている方へ 】
【キャッチコピー】
(あなたのサービスを受けると、どんな変化ができるのか・未来が手に入るのか)
【キャッチコピーの内容を強化・補足するコピー】
<例文>
(権威ある方)からも推薦されています!
ビジネス経験ゼロでも、大丈夫!結果を出すことができます!
【あなたはこんな問題・お悩み・不安・欲求を抱えていませんか?】
【もしあなたがそのようなお悩みを抱えているなら、(商品)という解決策があります】
【ライバル商品との比較・違い(ライバル商品ではダメな理由)】
【(商品)が選ばれている3つの理由 】
【サービスの紹介】
【お客様の声+お客様の写真】
【オファー内容】
<例文>
・期間限定で〇〇プレゼント!
・無料請求(送料かかりません)
【あなたの想い・メッセージ】
【CTA(電話番号+コピー)】
<例文>
今すぐ資料請求する 0120 – × × × – × × ×
今すぐ無料で資料を受け取る 0120 – × × × – × × ×
【よくある質問】
【CTA(電話番号+コピー)】
<例文>
今すぐ資料請求する 0120 – × × × – × × ×
今すぐ無料で資料を受け取る 0120 – × × × – × × ×
ポイント
- キャッチコピーで、見込み客の手に入れたい未来像を上手く描くこと
- 見込み客が抱えているであろう疑問・不安を解消できるような内容を掲載すること
1~3共通ポイントのまとめ
1~3全てのケースに言えることですが、ランディングページで成約率を高めるためには、「読者(ターゲット)が知りたい情報は何か」をしっかり考えることです。そして、読者の頭の中で考えていることに合わせて、「必要な情報を、必要な順番」でしっかり伝えてあげることが重要になります。
ランディングページ成約率と売上の関係性
ランディングページの「良い・悪い」を判断するポイントを「目的の達成数」で考えてしまう方がいますが、それは間違いです。
例えば、
- 今月はメルマガ登録者が30名だった
- 今月はブログからの集客が10人だった
- 今月は資料請求が20件あった
と考えてしまうことです。目的の達成数はあくまでも1つの結果にすぎません。なぜなら、「目的の達成数」だけでは、「どれだけの人がブログを見てくれたのか」という要素が抜けているからです。
例えば、メルマガなら『1ヶ月間に、どれだけの人がブログを見てくれて、そのうち何人がメルマガ登録してくれたのか』という数字を確認しておくことが重要になります。この数字を『成約率』といいます。成約率が重要な理由は、ブログの成果(=売上)の数字に大きく関わってくるからです。成約率が1%違うと、どう違うのかを以下に説明していきます。
成約率の計算式(今回は、1ヶ月間の成約率を計算するものとします。)
(1ヶ月間のメルマガ登録者数÷ 1ヶ月間のランディングページのPV数(ページが表示された回数))×100%
仮に1ヶ月間のメルマガ登録者数が10人、ランディングページのPV数が1000回だったとします。この時、1ヶ月間のランディングページ成約率は1%ということになります。
もし、このランディングページの成約率が2%になったとします。その場合、ランディングページが1000回表示されたら、20人がメルマガに登録してくれることになります。
この場合たった1%の違いで10人の差が生まれます。もし仮に、メルマガ登録者のうち2%の人が30万円のあなたのコンサルを契約してくれるとわかっていたら、以下のような違いが生まれます。
成約率1%の場合
10人中2人が30万円のコンサル契約をしてくれる
=1ヶ月の売上60万円
成約率2%の場合
20人中4人が30万円のコンサル契約をしてくれる
=1ヶ月の売上120万円
ランディングページ1%の違いが、1ヶ月の売上に2倍の差を作るということです。これは極端な例ですが、成約率とは、それぐらい「売上」という結果に大きな影響を及ぼすものなのです。だからこそ、ランディングページの成約率は重要であるといえます。
さらに極端な例ですが、もし1ヶ月間のランディングページのPV数が1万回あったとしても、成約率が0%であれば、1人もメルマガには登録してくれないことになるので、売上も当然0円になります。
少し難しく感じたかもしれませんが、『ランディングページは成約率が重要』と、まずは覚えておき、少しづつ知識を身につけていきましょう。
集客ブログにおけるランディディングページの基礎知識
ランディングページを簡単に説明すると、GoogleやYahoo!からの検索やWEB上の広告、ブログの中のボタン・URLをクリックした時に、最初に表示されるページのことです。ランディングページは、必ずしも縦長である必要はありませんが、縦長であることが多いです。
LP事例:仙道達也のランディングページ
http://sendo-coach.com/landingpage/
集客ブログにおけるランディングページの目的は『読者にメールアドレスを登録させて、リストを獲得すること』です。集客ブログを構築してから実際に売上(収入)につなげるためには、「リスト」が不可欠になます。
ランディングページの役割は、読者に「メールアドレスを登録してもらうためプレゼンができる場所であること」です。なので、ブログにおけるランディングページは、「メルマガ取得LP」といわれることもあります。(LPとは、ランディングページ(Landing Page)の略語です。)
ワードプレスブログのようなSEOを意識するブログにおいて、ブログ記事というのは読者にとって「役に立つ情報」を提供する場所です。読者が知りたいことお伝えしたり、悩んだり、抱えている問題を解決する方法を記載して、読者のニーズに応えるためのページです。
なので、ブログ記事の中に『メルマガ登録してください』という内容ばかりを書くことは、読者が求めている情報を提供するというSEOを意識したブログの目的から離れてしまいます。当然、SEOという視点から考えても良いやり方ではありませんので、ブログの評価が悪くなってしまいます。あくまでも、ブログ記事は、読者にとって価値のある情報、内容を提供することが理想的です。
※ ワードプレスブログやSEOについて、詳しくはこちらの記事で解説しております。
ブログ記事とは違って『メルマガ登録してください。登録しないと損しますよ』という内容を読者にプレゼンすることができるのが、ブログにおけるランディングページの主な役割です。ブログ記事とは違い、ランディングページは読者に「メールアドレスを登録する」という行動をとらせることが最大の目的です。
まとめ
集客ブログにおけるランディングページの成約率を上げるために重要な3つの要素をお伝えしました。ランディングページの成約率はブログの成果に直接関わってくるので、必ず3つのポイントを抑えて、ランディングページを作成してください。
またランディングページは1度作ったら終わりというわけではありません。定期的に成約率を確認して、より良いものに編集していくことが必要になります。なので、ランディングページは「何度もなんどもテストを繰り返しながら、完成度の高いものを作っていく」ということを忘れないでください。
今回ご紹介した3つの要素はあくまでも、成約率上げるための基本です。ランディングページの成約率を上げる方法・要因は、他にもたくさんあります。例えば、ランディングページのデザインは成約率に関わってきます。色、コピーのフォント、写真の使い方など、デザインの1つ1つが成約率に関わります。でも、実際にそこまでの知識・スキルを身につけるのは難しく、時間もかかります。
なので、初めのうちは「あっ、これいいな」と感じるランディングページのURLをメモしておき、ランディングページを作る際の参考にしてください。1度作ったランディングページの成約率を「どのように改善していけばいいのか」については、無料で参加することができる「オンライン動画セミナー」の中でお伝えしています。ぜひそちらもチェックしていただき、ブログの成果につなげるためにご活用ください。