あなたがコーチやコンサルタントとして起業しているなら、メルマガを使っている可能性が高いと思います。しかしメルマガを使っていても集客が思うようにできない悩みを抱えている可能性もまた高いでしょう。
メルマガを使う場合、集客に繋がるように、クライアントが獲得できるように文章を書く必要があります。私は起業してからほぼ毎日メルマガを配信してきました。そして今では年商5億円にまで届きました。
ここでは、そんなメルマガをどう書けば売り上げに繋げることができるのかを解説します。
メルマガの書き方4つのポイント
- 件名をしっかりと明確に書く
- 名前をしっかりと明記する(○○です、From.○○)
- 1人に向けて語りかける(みなさんではなくあなた)
- 1メルマガ1コンテンツ(伝えたい事は一つに絞る)
メルマガで価値を伝える、商品やサービスを購入してもらうことが主たる目的ですが、そうした目的を達成する為にはメルマガの作り方をしっかり抑えておく必要があります。
件名をしっかりと明確に書く
件名とはメルマガのタイトルのことです。
ユーザーのメールボックスにはあなたからのメールの他にも多くの情報が毎日届いています。
そうした大多数の中からあなたのメールを見てもらう為にも、ユーザーがクリックしたくなるようなタイトルを作る、ユーザーが思わずクリックしてしまうタイトルを作ることがポイントとなります。
名前をしっかりと明記する(○○です、From.○○)
メルマガを開いたら、誰からのメールなのかをユーザーにしっかりと伝える必要があります。
こんにちは!
○○コンサルタントの○○です!
こんにちは!
株式会社○○の○○です!
上記のように、誰からのメッセージなのかを伝えることで、ユーザーはあなたの名前を覚えていき、価値ある情報を提供し続けることであなたからのメールを読む必要性や読みたいという欲求を作ることができるようになります。
1人に向けて語りかける(みなさんではなくあなた)
メルマガは多数の人に向けて送られる為、つい「皆さん」などの言葉を使ってしまいがちですが、ユーザーから見ればあなたから届いた1つのメールでしかありません。
手紙でも多数の人に向けられたものよりも、個人宛に向けられたものの方が大切なものです。
メルマガを書く際には、必ず「あなた」などの言葉を用いて一人の人に向けてのメッセージとして作ることを心がけましょう。
1メルマガ1コンテンツ(伝えたい事は一つに絞る)
情報を発信していると、つい言いたいことが広がってしまい内容が膨らみすぎてしまうことがあります。
メルマガを作る場合には、1つのメルマガの中で伝えたいメッセージは1つに絞ることをここがけましょう。
脱線をしてしまうようなら、次のメルマガで発信するなどをして、1メッセージに絞り込みユーザーにわかりやすく、読みやすい内容を作ることがメルマガを発信する際のポイントとなります。
売上アップに繋がるメルマガの書き方は構成で決まる
メルマガを書く際には下記の構成を一つの参考として1つづつ組み立てていきましょう。
- 送信者名
- 件名
- オープニング
- ストーリー
- スイッチ
- コンテンツ
- クロージング
- P.S.
送信者名
これは、メルマガの初期設定で一度決めておければ毎回設定する必要はありません。
誰からのメールなのかが一目でわかるように名前を記載しておきましょう。
ポイントとしては、個人名や会社名でなくても問題なく、登録してくれた際のプロモーション名を記載しておくのも効果的です。
件名
先ほどにも解説したように、件名はメルマガのタイトルを指しています。
読みたくなる、ついクリックしたくなる、読む必要性がある。
そうしたタイトルを作ることを心がけていきましょう。
オープニング
オープニングは、毎回同じでも問題ないのでテンプレートとして作ることもオススメするパーツですが、冒頭の挨拶と自己紹介、そして何を伝えるのかの「結論」を伝える場所になります。
ストーリー
ストーリーとは、あなたが体験したことや、あなたの身時な話などを用いてユーザーがつい読んでしまう流れを作る場所になります。
人はストーリーのあるものには興味を持ちやすく、読みやすさからも読んでもらいやすくなります。
スイッチ
メルマガであなたの話ばかりをしていても、ユーザーに価値が提供できなれば今後読む必要性がなくなってしまいます。
ストーリーの部分での内容をユーザーにとって必要なものに置き換える為にスイッチという手法を使い、文章を切り替えていきます。
- しかし
- そうしたことは
- ですが
- では
上記などの言葉をストーリーとノウハウなどの切り替えの合図として、文章にメリハリをつけることができます。
スイッチの参考例(簡略的に紹介します)
こんにちは、○○です!
今日は「コンサルタントとしての在り方」についてお伝えします。
今日もいつものように行き着けてのカフェに向かっていました。
その道中でタバコのポイ捨てをする人に遭遇しました。
タバコを吸う人の気持ちもわかりますが、ポイ捨てをする気持ちは理解することができません。
タバコを吸ったなら自己責任でちゃんと吸い殻入れに捨てなさいと思ってしまいます。
こうしたことはコンサルとして活動していても起こることです。
タバコのポイ捨ての話をしましたが、セールスというものに置き換えて考えてみてください。
人の感情を煽ってでもセールスを成功させたいという気持ちはわかる。
しかし、成約をした後に顧客のフォローをしない人や顧客の為に活動できない人はタバコのポイ捨てをする人と同じだと考えます。
・目的=タバコを吸う:売上を作る(セールス)
・その後=ポイ捨てをする:顧客に寄り添わない
実際に私の周りでも、こうした被害に遭っている人を何人も見ています。
クライアントを獲得したなら、責任を持ってクライアントに寄り添う。
あなたもコンサルとして活動するなら、ポイ捨てする人になるのではなく、寄り添える人になってください。
それがコンサルタントとしての在り方です。
上記は一例ですが、冒頭で伝えたことを「しかし」という言葉を用いてビジネスに関連する内容に転換させています。
※内容は思いつきなのであまり詮索しないでください
スイッチはこのように前の情報と後ろの情報を切り替える際に効果的に活用することができるので、手に入れておいて損のないものでrす。
コンテンツ
コンテンツとは、ユーザーにとって価値のある情報、あなたが伝えたい情報の部分です。
- ノウハウやハウツーなどを伝える
- 伝えたいメッセージを伝える
- ユーザーが自分ごとと捉えられるものを伝える
内容はどのようなものでも問題ありません。
大切なことはユーザーにとって価値ある情報を提供することだと覚えておきましょう。
クロージング
クロージングは販促を目的とした場合に必須となります。
セールスレターに繋がるURLをクリックしてもらう、申し込みフォームのリンクをクリックしてもらうなど、ユーザーに取ってもらいたい行動はありますが、そうした行動を取ってもらう為に誘導する文章がクロージングとなります。
言い換えれば、クリックする背中の後押しをする。
クリックする必要性をユーザーに伝えることです。
P.S.(追伸)
メルマガを開かれた場合、最初と最後が一番見られるという統計が出ています。
冒頭で何を伝えるのかの「結論」を伝えているのであれば、P.S.の箇所ではまとめの内容やユーザーに取ってもらいたい行動を再度伝えることで、伝えたいメッセージを見てもらいやすくすることができます。
最初と最後が肝心とは言いますが、メルマガでも同じことです。
中身でどんなに素晴らしいことを言っていても、最後がまとまっていないものは読まれなくなってしまいます。
気をぬかずにメッセージを作っていきましょう。