どうも仙道です。
コーチやコンサルタントがWebマーケティングの中で必ず使用されるツールがメルマガとLINE公式アカウントです。
今よりもっと売り上げを伸ばしたい場合や、新商品の認知度を高めたい場合はメルマガやLINEを有効活用していきましょう。メルマガやLINEを使用してマーケティングを始める際に真っ先に疑問として出てくるのは、どちらを使用するべきかということですよね。
それぞれのツールの特徴を知れば、自分が使うべきなのはどちらなのかが理解できます。ここではメルマガとLINE公式アカウントのメリット・デメリットやそれぞれの使い分けについて解説します。個人起業家として成功したいなら必ず使用するツールなので必ず抑えておきましょう。
メルマガのメリット・デメリット
メルマガは2000年よりもさらに前から続いているマーケティング手法です。
今の時代はプライベートでの連絡手段はLINEを使用する方が多く、その他のチャットツールも普及しているため、ビジネスでもメールを使う機会は減少傾向にあります。メールのアプリには何件も未読メールが溜まっている現代で、メルマガを使用するメリットやデメリットを把握しておきましょう。
メルマガを使うメリット
メルマガを使うメリットは以下の通りです。
- 受信拒否をされにくい
- 人との連絡に埋もれにくい
- 高齢者や新しい技術にうとい人にもマーケティングしやすい
それぞれ詳しく解説します。
受信拒否をされにくい
現代では、メールを普段の連絡で使用しない方が増えています。プライベートの連絡に企業からの販促がまぎれていると邪魔だと感じる人が多いでしょう。連絡を邪魔だと感じられると、すぐに受信拒否やブロックをされてしまいます。
メルマガであれば、プライベートの連絡で使用しないメールを使用するため、企業からの連絡が来ていても邪魔だと感じることはありませんよね。このため受信拒否はされにくい傾向があります。
また、LINEはブロックをする手順が2タップで済むのに対し、特定のメールアドレスからのメールを受信拒否したり、メルマガの登録を解除したりするのには多くの手間がかかります。人間は手間がかかる物事を放置する傾向にあるので、ひとまず読者のもとへ届けることには向いています。
人との連絡に埋もれにくい
今は人と連絡を取ろうと思えばすぐに取ることができるため、lineなどのアプリにも人からの連絡が溜まりやすいです。さらに受け取る連絡の多くは重要ではないため、何件も未読のまま溜まっている人もいます。
あなたが公式アカウントから送信したLINEも未読のlineに埋もれて気づかれない可能性があるでしょう。一方、メルマガであれば普段からメールで連絡を取る人は少ないため、プライベートの連絡に埋もれにくいというメリットがあります。
高齢者や新しい技術にうとい人にもマーケティングしやすい
高齢者や新しい技術にうとい人は、LINEなどのチャットツールを知らないことがあります。公式LINEを用いて予約を取るシステムがある店舗で、LINEそのものがわからず店員さんに「LINEってなに?」と聞いている人も何度も見ました。
このようにLINEを知らない方の多くは、企業から連絡を受け取るだけのためにLINEの使用を開始するとは思えませんよね。
一方、メールを知らない人はここ10年程度では見ません。現在知っていたり、使っていたりするツールの方がメルマガ等の配信サービスに登録するハードルは低いです。このため、高齢者や新しい技術にうとい人へのマーケティングはメルマガの方が活用しやすいと言えます。
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メルマガを使うデメリット
メルマガを使うデメリットは以下の通りです。
- メールアプリを開く人が減少傾向にある
- 返信がもらいにくい
それぞれ詳しくご説明します。
メールアプリを開く人が減少傾向にある
キャリアのメールやGmailなどのアプリを開く人は、普段から人との連絡やメルマガを読むためにメールを使用している人でしょう。メールはLINE以上に蓄積しており、もう何年も開いていないという人もいます。
メールよりも手間のかからないチャットツールが注目されている今、さらにメールを使用する人は減少していくと考えられます。マーケティング活動のために何通メールを送っても、メールアプリを開かれないことで件名すら読まれないということになりかねません。
このため、メルマガを使用する際にはメールアプリを普段から開く習慣のある層に向けて送信することがおすすめです。
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返信がもらいにくい
メールを返信することはチャットに比べて手間がかかります。ビジネスメールの癖で、誰に送信する際にも次のような文章を作成する人は多いでしょう。
いつもお世話になっております。
〇〇です。先日はご連絡いただき、ありがとうございました。
本文
以上、よろしくお願いいたします。
署名
上記の文章に比べて、チャットでは軽い挨拶と要件を伝えるだけで良いので手軽です。一方的に配信するだけのメルマガであれば問題ありませんが、返信を受け取りたい場合にはチャットツールよりもハードルが高くなるでしょう。
LINE公式アカウントのメリット・デメリット
LINEはプライベートで連絡をとる際に最も優先して使用される手段ですよね。ビジネスで連絡を取り合う際にはlineよりも、SlackやChatworkなどのチャットツールを使用されています。
しかし、主に配信する側と受け手側が決まっている際にはビジネスでもlineが使用される機会も多くなっています。
マーケティング活動にLINE公式アカウントを使用するメリットとデメリットを確認しておきましょう。
LINE公式アカウントを使うメリット
LINE公式アカウントを使用するメリットは以下の通りです。
- 普段のプライベートの連絡時に見てもらいやすい
- 若者にマーケティングしやすい
- 返信をもらいやすい
それぞれ詳しく解説します。
普段のプライベートの連絡時に見てもらいやすい
頻繁にLINEを立ち上げる人や、通知がきたらすぐに開く人には公式アカウントからのLINEにも反応してもらえることが多いでしょう。ブロックされたり、読まずにただ開封されたりするだけにしても、発見されないよりはマシですよね。
若者にマーケティングしやすい
若者は特にメールを使う頻度が低いです。さらにメールの通知をオフにしている人も多く、そのような方はメールが届いたことを知る術がありません。普段使っているツールに連絡をもらわないと、開封される可能性は低くなります。
このため、若者にマーケティングしたい場合にはline公式アカウントを使うと良いでしょう。
返信をもらいやすい
プライベートの連絡にLINEを使用している人が多く、メールのように返信に手間がかかることもないので、気軽に返信してもらうことが可能です。一方的な配信ではなく、やりとりをしたい場合はLINE公式アカウントを使うとハードルを下げることができますよ。
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LINE公式アカウントを使うデメリット
LINE公式アカウントを使用するデメリットは以下の通りです。
- ブロックされやすい
- LINEを普段使わない方にはマーケティングしにくい
それぞれ詳しく解説します。
ブロックされやすい
LINEもメルマガ同様に、邪魔に思われてブロックされることがあります。配信の頻度が高い場合は、よりブロックされる可能性が高まります。
メールのように普段使わないアプリであれば、開いた時にたくさんメールが来ていてもストレスは溜まりませんが、普段から使用しているLINEの未読の数が溜まっていくとストレスに感じる人もいるでしょう。
ストレスに感じられてしまうのであれば、高確率でブロックされてしまいます。さらにLINEの場合はブロックが簡単に行えるため、思い立った瞬間にブロックされてしまうこともありますよ。
LINEを普段使わない方にはマーケティングしにくい
高齢者や新しい技術を使うことに不安を感じる方などは普段LINEを使用しない場合も多いため、そのような方にはマーケティングしにくいです。万が一登録してもらうことができても、継続的に開封してもらうことは難しいでしょう。
LINEを使ってマーケティングする場合には、普段からLINEを使用している層に向けて行いましょう。
中には、LINEはプライベートに使用し、仕事は持ち込みたくないという人も少なくありません。そうした人はLINEで情報を取得することを嫌う傾向にあるため、マーケティングを行えなくなります。
メルマガとLINE公式アカウントの使い分け
マーケティングでメルマガとLINE公式アカウントのそれぞれを使うメリット・デメリットを確認した上で、自分はどちらを使用するべきかを判断しましょう。ここではメルマガとLINE公式アカウントの使い分けについてご説明します。
なお、どちらかを選択しなければならないわけではなく、併用してマーケティングを行うことも可能です。
メルマガを使うべき人
メルマガを使うべき人は次の通りです。
- 高齢者や新しい技術にうとい人に向けてマーケティングしたい人
- 受信拒否をされずに、何通かに1通でも開封してもらいたいと思う人
- 件名を見てもらえれば開いてもらえる自信がある人
さらにメルマガは近年、インフルエンサーが配信するためにも使用しているので、同じようなジャンルのメルマガであればメールアプリを開く習慣がある若者にも開封してもらえるかもしれませんよ。
LINE公式アカウントを使うべき人
LINE公式アカウントを使うべき人は次の通りです。
- 若者に対してマーケティングしたい人
- 返信を貰いたい人
- 配信したものが目に触れる可能性を高めたい人
現代の主流はメールではなくLINEです。多くのメルマガや公式LINEに登録している人は、自分が何に登録したか覚えていない場合も多々あるので、配信したものが目に触れやすいのも重要なポイントでしょう。
あなたに強く興味を持ってくれた人に対してであれば、わざわざメールアプリを開いてもらえるかも知れませんが、とりあえず登録しておこう程度の人にはLINEの方が目に触れる確率は高いです。
メルマガとLINEは併用することも可能
メルマガとlineのどちらを使用するか決めかねている方は、併用することも可能です。幅広い年代に向けてビジネスをされているのであれば、高齢者にも若者にも届けられるように両方使用しましょう。
また、性格によっては企業からの連絡はメールでなければ開かない、LINEでなければ開かないという方もいるので、少しでも多くの人に届けたい場合にもメルマガとLINEを併用しましょう。
注意点は、まったく同じ文章をメルマガとLINEで送ることは避けた方がよいということです。どちらも開封してくれる方をがっかりさせてしまう可能性があるので、最低限同じ内容でも文章を書き換えるなどの工夫をすることは必要でしょう。
もしくは事前にメルマガとLINEで配信する内容は完全に一致しているため、どちらか一方に登録すれば問題ない旨を伝えるようにしましょう。
仙道どうも仙道です。ここでは、わたしが過去に開催したウェビナーの映像を公開します。「ブログとメルマガ集客は何が違うんですか?」とよく質問されますので、その点に関して詳しい内容を講義した映像です[…]
メルマガとLINEを併用して集客に成功しよう
メールとLINEは主に届けられる層に違いがあるので、自分がターゲットとしている層に合わせて選んでください。少しでも多くの人に届けたい場合や、幅広い年齢層を対象にしたビジネスであるのならばメルマガとLINEを併用することも視野に入れましょう。
これらの配信ツールをうまく活用できれば大きな集客効果を生むことができるので、自分の配信スタイルや顧客の属性を加味して選択した方を試してみてくださいね。