どうも仙道です。
Facebook広告をこれから試したいいけど、本当に効果があるのか。2021年もFacebook広告から集客ができるのかを解説します。
- Facebook広告を使った方が良い理由を知りたい
- Facebook広告で得られる効果を知りたい
- Facebook広告が自分に合っているのか不安
ここでは、こうした悩みや不安を解消します。あなたがコーチやコンサルタントとしてFacebook広告を使うべきか否かの判断材料としていただき、ビジネスの成長に役立ててください。
私は起業してからFacebook広告を使い続け、毎月見込客のリストを獲得し続けています。今では年商5億円を超えるまでになりましたが、Facebook広告はその成果を出す上で欠かすことはできいませんでした。
その理由やコーチ・コンサルタントとFacebook広告の相性についても紹介します。仙道塾生の事例も合わせて紹介するので参考にしてください。
Facebook広告の効果が高い9つの理由
Facebook広告は、2015年からサービスが開始し、今でも「成果の出る広告媒体」として注目を浴びています。Facebook自体、プライベートとして利用されるよりも、ビジネスにおいて利用される傾向があります。
Facebookの利用者数も、年々増加傾向にあり今後もさらに増えると言われています。下記画像はアメリカの統計会社が発表している2017年から2025年にかけての日本国内におけるFacebookのユーザー数と予測数値のデータです。
ユーザー数の傾向と予測を見るだけでも、Facebook広告の効果は期待できますが、より詳細な理由を9つ紹介します。
ターゲティング精度が高い
Facebook広告の効果が高いとされる1番の理由はターゲティングの精度の高さにあります。ターゲティングとは「誰に向けて広告を出現させるか」を決める情報です。
ターゲティングの精度が高い理由は2つ存在します。
①登録ユーザーはプロフィールを詳細に記載する
Facebookは実名登録制を採用しています。プロフィール設定では、年齢・性別・住んでいる地域・興味のある分野・勤務先や趣味まで、事細かい情報が集められています。
他にも、いいねをしたコンテンツやシェアしたコンテンツの情報も蓄積されており、あなたのビジネスターゲットとなる人により近しい人に向けた広告出稿ができるようになっています。
②他のサイトやアプリとの連携が優れており情報が充実している
登録情報の他にも、Facebookのアカウントを利用したログイン情報が存在します。アプリや他サイトのサービスを使用する際「Facebookでログイン」を使用したことがあるかもしれません。
実はこうしたFacebookアカウントを利用したサービス・アプリの情報も蓄積されており、Facebookユーザー(ここでは見込客)の興味関心などを断片的にではなく、横断的に蓄積することが可能となっています。
その結果が、Facebook広告を出向する際のターゲティングの精度を高めることに成功させる要因となっています。
BtoB向けのマーケティング活動に高い効果
Facebookを使用する人は、プライベートで使用するよりもビジネスなどで使用しているケースが多い傾向にあります。そのため、BtoB(Business to Business)において高い費用対効果に繋げることが期待できます。
後述しますが、BtoB向けではない場合でも、インスタ映えするケースなどの場合はFacebook広告とInstagram広告を使い分けることができるので、目的達成に向けた高い効果を得やすくなります。
SNSの強み!拡散が期待できる
SNSには、「いいね」や「シェア」という機能が搭載されています。Facebookにももちろん存在していますよね。Facebook広告も「いいね」や「シェア」の対象となります。
あなたがタイムラインに投稿するコンテンツではなく、広告自体がシェアされるため、より多くの人に向けたリーチをかけることが可能となります。もちろん「いいね」を押されることで、そのユーザーのタイムラインに表示されるので、それだけでもリーチ数を伸ばすことが可能です。
ターゲット層の友達には、似た傾向の人が集まりやすい傾向があります。(例:コンサルの友達にはコンサルが多いなど)類似するユーザーに向けて広告を表示することで効果を高めることができるわけです。
なお、「いいね」や「シェア」された広告には「〇〇さんがいいねしているから見てみよう」という心理も働きやすくなるので、広告の効果を高めやすくなります。
低予算から成果が出せる
広告を出す場合、GoogleやYahoo!を通じて出すAdWords広告とFacebook広告を混同して考えられることがあります。AdWords広告に比べFacebook広告は広告費を低予算から出すことができる特徴があります。
1日数百円からの広告を出稿することもでき、A/Bテストを含むマーケティングのテストがしやすくなっています。広告費を低予算でスタートできる理由には、ターティングの精度が高いことがあると言われています。
あなたが出したい広告のジャンルやカテゴリーなどの情報も元に、より質の高い見込客層に広告を出せるため、広告費を抑えられる。その結果、Facebook広告を出す広告費を安価にスタートできるということです。
課金方法が2種類から選べる
Facebook広告には課金方式が2種類あります。一つは広告をクリックされた時に費用が発生するクリック課金、二つ目は広告が1000回表示された時に費用が発生するインプレッション課金です。
例えば、ブログ記事やコンテンツを拡散したり、ブランディングに繋げたいい場合にはインプレッション課金を、リスト獲得や資料請求などを目的とする場合にはクリック課金を使用するというように、目的や施策に合わせた課金方法を選ぶことが可能となります。
低予算でスタートでき、課金方法が選べることからもFacebook広告を使用することで、目的達成がしやすいことがイメージできるでしょう。
A/Bテストがしやすい
低予算でスタートできるの中でも紹介したように、Facebook広告はテストがしやすいのが大きな特徴の1つ。広告を出す時には、コピーや画像などを変更しながらコンバージョンを高める施策が重要です。
そうしたコンバージョンを高めるテストを「A/Bテスト(エービーテスト」と呼びます。予算や課金方法(目的)に合わせてA/Bテストがしやすいからコンバージョン率を上げやすくなります。
もしAdWords広告を使用した場合には、予算を大きく確保する必要があります。さらにターゲティングの精度もFacebook広告と比較すると簡易的な情報になります。こうした点からもFacebook広告におけるA/Bテストのしやすさがわかるでしょう。
広告のフォーマットが充実している
広告のフォーマットとは、目的に合わせて使用できる広告を表示させるテンプレートのようなもの。「いいね」を集めたい、「資料請求を増やしたい」「購入や問い合わせを増やしたい」などのコンバージョンを目的とした場合などのようにエンゲージメント重視からコンバージョン重視まで11種類のフォーマットがあります。(2020年12月24日現在)
Instagramと併用した広告運用ができる
InstagramはFacebook社のグループ傘下にあります。そのため、Facebook広告の出稿と合わせ、Instagramへの広告出稿も可能になrます。ただInstagramにも広告が出せるわけではなく、Facebook広告のターゲティングの精度の高さをそのまま引継ぎ使用することができるので、高い効果を期待できます。
あなたが扱う商品や目的などに合わせ、インスタ映えするような場合はFacebookとInstagramを使い分けて広告を出せるようになるので、より高い効果を得やすくなります。
コーチ・コンサル起業との相性が良い
仙道塾や私自身の広告運用の結果から見て、Facebook広告はコーチ・コンサルとして起業する人、活動する人との相性が高いと言えます。
私の場合、Facebook広告からメルマガ読者を獲得して年商を伸ばし続けています。(2020年の段階で年商5億円)仙道塾の参加者にもFacebook広告についてノウハウややり方を伝えていますが、実践した人から高い集客効果を得ています。
コーチ・コンサル起業の場合、最初のクライアントが獲得できた時点でFacebook広告を低予算からスタートさせることで、その後の集客からクライアント獲得までを安定しやすくできます。
Facebook自体、ビジネスで活用している人が多い傾向にあり、コーチやコンサルタントなどの起業家の多くも使用していることが相性の高さを際立たせてくれています。
Facebook広告の効果に影響する3つのポイント
Facebook広告の効果が高い理由について解説しましたが、プラスの点もあれば、マイナスになり得る要素もあります。予算を注ぎ込めば効果が出せるワケではありません。ここからはFacebook広告に影響する3つのポイントを紹介します。
初心者には難しい
Facebook広告は初心者にはハードルが高い傾向にあります。その理由は3つあります。
- 専門用語が多い
- 広告の種類で悩む
- ターゲティングの設定が困難
専門用語が多い
普段Facebookを使っていても聞き馴染みのない用語が沢山出てくるので、前もった知識がある、何かを見ながら設定を進めていかないと用語の意味がわからず断念することになりかねません。
広告の種類で悩む
そうした専門用語の多さの要因の1つが広告の種類です。フォーマットが絞られていても、広告の種類は10以上存在しています。
- 画像広告
- 動画広告
- カルーセル広告
- ダイナミック広告
- コレクション広告
- スライドショー広告
- リード獲得広告
- クーポン広告
- インスタントエクスペリエンス広告
- プレイアブル広告
- イベント参加広告
- Messenger誘導広告
- ページへの「いいね」広告
これらは広告の出稿位置や見せ方などの違いを作りますが、知識が状態では何を使ったら良いのかと迷ってしまいます。目的を決めていても用語でつまずかにように専門家に相談する、情報を見ながら設定を行うようにしましょう。
ターゲティングの設定が困難
ターゲティング設定を行う際、オーディエンスという言葉が出てきます。オーディエンスとは、広告の受け取り手(広告を見る人)です。オーディエンスの設定にも種類があります。
- 詳細ターゲティング
- カスタムオーディエンス
- 類似オーディエンス
詳細ターゲティングでは、Facebookの登録情報や行動に基づくセグメント機能です。年齢・性別・言語などのデモグラフィック属性や趣味・興味関心などの情報を元に設定が行われます。
カスタムオーディエンスは、Facebookピクセルが設定されているページ情報を基にセグメントする機能です。サイトに訪問したユーザーに対してはリターゲティング扱いになるのも特徴。
類似オーディエンスは、カスタムオーディエンスを基に、類似するユーザーをセグメントします。
このように説明を聞いても、この時点で意味がわからなくなるかもしれません。このように専門用語が並ぶことが初心者にはハードルが高くなる理由になってしまいます。
Facebook広告を活用する際には、専門家に相談、解説しているブログや書籍を参考にして進めていきましょう。
広告感の出し過ぎに注意
Facebook広告だからと、広告感を出しすぎるとユーザーに敬遠されてしまいます。興味関心があるユーザーに対して、クリックしやすい状態を作ることが大切です。
1クリックでリスト登録になるのも良いですが、「記事ランディングページ」「記事風広告」などと呼ばれるWEBページを設定しておくことも効果的。広告とクリックした先のページの一貫性やコンセプトを考えておくこともFacebook広告の効果に影響するので抑えておきましょう。
動画は使用する?しない?
Facebook広告を出稿する際、シンプルに画像広告と動画広告に分けて選択することができます。Facebook広告で動画を使うことは効果的です。動画の準備ができるのであれば活用していきましょう。
ただし注意点もあります。それは、広告館を出しすぎないこと、ユーザーが見てわかる動画を用意することです。Facebookを使用する時、音を出して使用している人は少ないでしょう。そのため、テロップを入れるなどの工夫をして、聞かないとわからない広告ではなく、見てわかる広告を作ることがポイントとなります。
他にも、業種やターゲットによっては動画の効果を得にくいケースもあります。しかし動画の作り方次第で改善はできるので、動画のシナリオを考える際に考慮しておくようにしましょう、
Facebook広告の効果とは|まとめ
Facebook広告の効果はとても高く、Facebookの両者数がまだ伸びると予測されています。これから起業する、すでに起業しているのであれば、Facebook広告を使わない理由はないでしょう。
ただし、初心者には専門用語や設定におけるハードルが高くなりがち。専門家や専門書やブログなどを参考にしながら設定を進めていきましょう。
何よりも大切なこととしては、Facebook広告を使う目的を決めておくこと。誰向けて何を求めるのか。マーケティング活動の肝ですが、Facebook広告として考えると意外と抜けてしまいがちです。
そうした注意点さえクリアしておけば、あなたのビジネスに大きな効果をもたらしいてくれるものとなります。