Webマーケティングの種類と使い方|個人起業家の取り組むべき手順まで解説

仙道達也

どうも仙道です。

Webマーケティングとは、インターネット上において商品・サービスの販売を行うものです。ですがマーケティング手法には様々な種類があります。SNS、ブログ、広告などが代表的な手法です。

ここでは、個人起業家が取り組むべきWebマーケティングの手法について解説します。合わせてどの順番で取り組むべきかも解説するので、Webマーケティング手法の取り組み方と一緒に学んでいきましょう。

Webマーケティングの種類

Webマーケティングの種類

マーケティング活動は、オフラインマーケティングとオンラインマーケティングに分けることができます。

オフラインマーケティングは、チラシやリーフレットなどの紙媒体、直接人と合うリアルによる活動などが該当します。

オンラインマーケティングは、ここで紹介するWebマーケティングが該当し、インターネット上において存在する全ての媒体を活用し集客から販売までを完結させるものとなります。

まずはWebマーケティングで用いられる手法目的ごとに分類し紹介します。

リスト獲得を目的としたWebマーケティング手法の種類

リスト獲得を目的としたWebマーケティングの種類

個人起業家にとって、リスト(メルマガやLINEの読者)獲得は、ビジネスの生命線とも言えます。そこでまずはリスト獲得を行うためのWebマーケティング手法を4つ解説します。

SNS

SNSには、Facebook、Instagram、Twitterなどの代表的なものを始め、アメブロもここに分類し考えることができます。SNSを使う場合、あなたがどのような情報(メッセージ)を発信していくかによって、リストが取れるか取れないか、どのような属性のリストが獲得できるかの差が生じます。

SNSと一括りにしても種類がありますが、あなたの見込客がいるSNS、あなたの得意とするSNSを使いましょう。SNSを使ったマーケティング手法において大切なことは継続し続けること。長く続けていくことを考え得意なものを選ぶことをおすすめします。

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YouTube

YouTubeはSNSの一つとも言えますが、あえて分けました。YouTubeはご存知の通り動画を使ったマーケティング手法になります。見込客が知りたいと思う情報、興味を持つ情報を動画で発信することで、チャンネル登録からメルマガ登録(LINE登録)へと促していきます。

YouTubeを使う場合は動画の撮影、動画編集といった工程が必要となります。これらのスキルはあなた自身が身につける方法と外注する方法に分けることができます。外注する場合は費用が発生するため、起業初期などにはおすすめできません。動画撮影から編集のスキルは、長くビジネスを続けていくのであれば習得しておいて損はないので、経験しておくことをおすすめします。

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SEO

SEO((Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)はグーグル検索などであなたのブログ記事を検索上位に表示させる手法です。ブログやホームページを使ったWebマーケティングにおいては必須と言えます。SEOを用いる際にはWordPressを使うことが必須と言えるくらいにWordPressとSEOの相性ば抜群なものです。

ブログ記事を検索上位に表示させるためには、キーワードと呼ばれるユーザー(見込客を含む)がグーグルで検索する時に使うワードを元に記事を作る必要があります。SEOで成果を得るには、ただブログ記事を書くだけではなく、ブログを見にきてくれた読者が見やすい、使いやすい、読んでためになる、次の行動をしたくなる、そうした設計が求められます。

SEOについては、WordPressを用い、有料・無料問わずテーマを導入することで必要なサイト内のSEO対策はほぼ完了させることができます。SNSも行っている場合は連動させて使うクロスメディア戦略を用いることで、より大きな成果につなげることが可能になります。

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広告

広告は、グーグル広告、SNS広告、YouTube広告などに分けることができます。広告を使うメリットとしては、ターゲティング設定が細かく行えることで、よりあなたのターゲット層に近い人へアプローチができることです。

広告を使用するデメリットとしては、広告費が必要になること。テスト運用をするにも広告費が必要となるため。起業初心者のうちから広告に手を出すことはおすすめしません。

ですが、広告は新規リストを獲得しやすい優秀なWebマーケティング手法の一つです。他のメディアを通じて売上が獲得できるようになった時点で出稿していくとビジネスを加速させてくれることになります。

また、広告の出稿方法にも様々な種類があります。ここでは下記の名称だけでも頭の片隅においてくと良いでしょう。

  • リスティング広告
  • ディスプレイ広告
  • リマーケティング広告
  • リターゲティング広告
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販促活動を目的としたWebマーケティングの種類

販促活動を目的としたWebマーケティングの種類

販促活動とは、獲得したリストに対し、教育から販売までを行うことです。リストを獲得したからといって、100人中100人があなたのファンなんてことはありえません。そのため、メルマガやLINEに登録してくれた方に向けて、接触を行い信頼関係を築く必要があるわけです。

メルマガ

メルマガ(メールマガジン)は、リスト獲得の際にメールアドレスを使い登録してくれた人に向け、あなたの情報を発信する手法です。個人起業家においては、メルマガを使うことは必須となり、メルマガを使いこなせるかどうかで売上が決まると言っても過言ではありません。

メルマガを使う際には次の3つのことを意識しておきましょう。

  1. 読者との接触頻度を増やす
  2. あなたのコンテンツに価値があると感じてもらう
  3. あなたの商品・サービスの必要性や価値を伝える

上記のことを意識して行うことで、あなたがメルマガを通じて商品やサービスを販売した時に、購入してくれる人が出てくるわけです。

接触頻度においては、多ければ多いほどその効果は高まります。言い換えればメルマガの配信頻度が高ければ高いほど良いということです。その理由は、メルマガに登録をしたからと、全てのメールを開封するとは限らないからです。

どのタイミングでメールを開封してくれるかわからない相手に対し、週に1回や2回の配信よりも毎日メルマガを配信した方が見られる確立が上がるのは容易に想像できるでしょう。

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LINE

LINEは、メルマガと同じ役割を持っています。メルマガとLINEどちらを使えば良いのかと考えれば、どちらでも良いと言えます。配信したメッセージの開封率ではLINEの方が高いと言われています。そのためLINEを導入する人が年々増加傾向にあります。

ただ、LINEを使うからメルマガは使わないという選択はもったいないことです。LINEに登録してもらった上で、メルマガにも登録してもらえるようにしておくことをおすすめします。理由としては、LINEはサービスが終了してしまえば集めたリストも同時に消えてしまいます。しかしメルマガの場合はメールアドレスを使用しているため、LINEのようなサービスに依存することがないためです。

 

Webマーケティングの成約率を上げる施策の種類

Webマーケティングの成約率を上げる施策の種類

Webマーケティングは、いかに数字を高められるかが重要な手法と言えます。たとえば、ブログのアクセス数、メルマガの登録率、メルマガからの商品の成約率など。それぞれの数字を高めていくことは、あなたの売上に直結するため欠かせない施策となります。

LPO

LPOは(Landing Page Optimization:ランディングページ最適化)のことで、メルマガやLINEに登録してもらう際のページ=ランディングページの成約率を高める施策となります。

 

LPOを行う際の代表的なポイント

  • コンセプトの改善
  • ヘッドコピーの改善
  • 全体的なデザインの改善
  • ボタンの色
  • フォントサイズ
  • フォントカラー
  • ヘッダー画像

これらはLPOを行う際に一般的に使われる改善箇所の例です。LPOを行う際には、次に紹介するA/Bテストと併用して行うようにしていきましょう。

 

A/Bテスト

A/Bテストとは、ランディングページのヘッダーを2パターン用意し、どちらの方が高い成約率が取れるかなどの比較改善を行っていく施策です。A/Bテストは次の要素に対して行っていきます。

 

  • ブログ(タイトル、導入文、見出し、本文など)
  • ブログに設置するバナー(ランディングページ誘導用)
  • ランディングページ(ヘッダー、コピー、ボタンの色など)
  • ステップメールのタイトル
  • セールスレターの(ヘッダー、コピー、ボタンの色など)
  • 広告のコピーテキスト、画像

 

共通することは、常に置かれているものに対して行うこと。メルマガやSNSの投稿などのように、時間帯や発信する内容が都度変わるものに対して行っても比較テストにはならない点です。

それに対して、ブログ記事、ランディングページ、ステップメールなどは、一度作ったらそこから改善を行っていく必要があります。違いは”一度作ったら”という点です。同じ条件の元、使われるコピーやデザインに対してA/Bテストを行うことで、成約率を高めていくことができます。2種類作って反応が良い方を残し使用していく。それを繰り返していくことで、常に反応の取れるWebマーケティングの仕組みが作れるようになります。

 

EFO

EFOとは、Entry Form Optimization,、日本後で入力フォーム最適化の略称です。一般的にはホームページの問い合わせフォームなどを最適化させるために用いられます。メルマガやLINEを用いる個人起業家にとっては、馴染みのない施策とも言えますが、LINEやメルマガを通して問い合わせをしてくれる人も中には存在します。

そうした人に向けて、問い合わせフォームをわかりやすく、使いやすく改善していくことが求められます。

 

個人起業家が取り組むべきWebマーケティングの手順

個人起業家が取り組むべきWebマーケティングの手順

ここでお伝えする内容は、私が主宰する仙道塾の中で実際に取り組んでもらっている手順になります。

  1. アメブロ or SNSを始める
  2. メルマガを始める
  3. ステップメールを作る
  4. ランディングページを作る
  5. セールスレターを作る
  6. 売上が立ったら広告を出す

マーケティングの実際の活動内容で考えれば、商品開発なども含まれますが、ここでは商品がある、コンセプトがある前提で解説をしています。具体的な作業内容やテクニックについては、下記の記事で紹介しているので、ぜひ合わせてお読みください。

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まとめ

ここではWebマーケティングの種類として紹介をしましたが、マーケティング活動において最も重要なことは、差別化されたコンセプトを作ることです。差別化ができていない状態で、ブログやSNSを頑張っても、リスト獲得は思うように結果が出ず悩み苦労することになります。

あなたのビジネスに、差別化されたコンセプトを作り、仕組みで売上を手に入れる方法については、今だけ無料で公開している動画講座で詳しく解説をしているので、下記からぜひ登録をしてみてください。

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