「心理学なんて意味ない」と考える起業家に読んで欲しい記事

仙道達也

どうも、仙道です!

ビジネスをしていれば「心理学を学ぼう」と誰かに言われたことがあると思います。

しかし、心理学を学ぶことは意味ないような気がすると感じている起業家も少なくありません。

この記事では、心理学が本当に意味ないのか?なぜ意味がないと感じてしまうのか?という部分について、私の考え方をお伝えしていきます。

 

そもそも心理学の目的とはなにか?

そもそも心理学の目的とはなにか?

はじめに心理学の定義については「ベネッセ 教育情報サイト」に書かれている内容がわかりやすいので、ご紹介します。

人の心はとても曖昧ではっきりしないもの。しかし、長年にわたる多くの研究によって科学的な分析がなされ、「人がどういった心境のときにどんな行動をするか、身体はどう反応するか」といった心と行動・身体のメカニズムが、徐々に判明しつつあります。この心のメカニズムを科学的に解明していくのが「心理学」です。

引用元:https://benesse.jp/juken/201501/20150129-4.html

心理学は、人をどんな状態にしたいのか、どんな行動を起こさせたいのかといった「目的」と、「誰に」という「対象」により、さまざまな分野に分類されています。

・ 認知心理学:知覚・学習・記憶・思考など人間の基本的な心的機能の研究
・ 動物心理学:動物の心の動きと行動を研究
・ 神経・生理心理学:心と身体、それぞれの機能の関係を研究
・ 人格心理学:その人の人格が、どのような状況から形成されたかを研究

このような研究をもとに、社会心理学、臨床心理学、犯罪心理学、工学や医学など、心理学以外の分野と結び付けられた研究も発展しています。社会的な状況、環境の変化に伴って、まだまだ新しい発見も多い分野です。

引用元:https://benesse.jp/juken/201501/20150129-4.html

簡潔に言ってしまえば、人の心理を知ることで「クライアントとのコミュニケーションやセールスの場面に活かしていきましょう」というのが、起業家が心理学を学ぶべきと言われる理由だと思います。

しかし、心理学を学んだからといって「本当にクライアントの心が理解できるようになるのか?」という部分については多くの疑問があることも事実です。

 

心理学は意味ないと感じる2つの理由

心理学は意味ないと感じる2つの理由

 

「心理学なんて意味がない」という考え方をあなたどう感じるでしょうか?

実はこの言葉は、ホリエモンこと堀江貴文さんの考え方でもあります。

堀江さんが東京大学を中退した理由の1つに「心理学なんてバカな学問を教えてる大学なんて行きたくないと思ったから」というものがあったそうです。

なぜそのように感じているのかは、堀江さんに直接聞いたわけではないので、断定的なことは言えませんが、私が考えるには「心理学が意味ない」と言われる理由は次の2つがあると思います。

 

理由1.学んでも人の心は理解できない

きっとあなたもこの理由には共感できるのではないでしょうか。実際に心理学を学んだからといって、人の心が理解できるようになるのかというと、かなり難しいと思います。

例えば、心理学を学んで見ると次のようなケースが紹介されていることが多いです。

相手の表情や目の動き、手の動き、筋肉の強張りなどから推察して、相手の心理を判断する。

相手の動作や表情からある程度、推察することは確かにできるでしょう。しかし、それが100%確実なのかと言われればおそらく違うはずです。

本来、人の心理というのは流動的で、1分1秒ごとに変化していくものだと思います。その変化を表情や動作だけで断定しようとしてしまうことが、非常に無理があるように感じます。

「人の心の変化」を理解するための学問のはずなのに、学べば学ぶほど、人の心の変化をある種の型に当てはめようとしてしまうのです。

だからこそ、心理学なんて意味ないと感じる人が多くいるのだと思います。

 

理由2.人の心理は環境に大きく左右されるから

心理学というのは、相手の心にフォーカスを当てる学問だと思います。しかし、人の心だけに注目していても、相手の心を理解することはできないでしょう。それは「心」が環境によって育てられているからです。

「環境心理学」という学問もありますが、環境というのは流動的で常に変化するものですよね。だから学問で断定していまうことは、実際のところ難しいように感じます。

生活環境はもちろんですが、身体的な環境(自分の体の調子)なども環境の一部と考えることができます。そう考えると、人の心というものは本当に多種多様になるので、心理学という学問で分析するのは限界があるのかもしれません。

 

ビジネスにおいて、心理学は意味がないのか?

心理学はビジネスでも意味がないのか?

 

心理学は意味がないと感じられている理由を、私なりにお伝えしてきました。しかし、私自身は心理学を学ぶことは非常に重要だと思っています。

心理学を学ぶことで、ビジネスをプラスの方向に導くことができるからです。ここでは、心理学のメリットやデメリットをご紹介します。

 

心理学を学ぶと得られる3つのメリット

 

1.ネガティブをコントロールできるようになる

「ビジネスが思うようにうまくいかない…」そんな瞬間は誰にでもあると思います。そんなとき、どうしてもネガティブな思考になりがちです。

しかし、心理学を利用する「自分がネガティブに考えてしまう思考の癖」を理解することができます。そのため気持ちをコントロールしやすくなり、失敗ごとがあっても前向きに活動しやすくなるのです。

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2.苦手なクライアントとの関係がスムーズになる

人間の悩みのほとんどは、人間関係によるものであると言われています。もし仮に、地球上にあなた一人しか存在しなければ、きっとほとんどの悩みは解消されるでしょう。そのぐらい、人間関係というのは重要なものなのです。

ビジネスをしていれば、当然クライアントとの付き合いが出てきます。その中には、正直、苦手な人もいると思います。「苦手なクライアントは断ればいい!」という人もいますが、ビジネスをはじめたばかりであれば、そんな贅沢は言ってられないはずです。

しかし、心理学を活用することで、苦手なクライアントの気持ち・思考が理解しやすくなります。そうなると、苦手だと感じていた人でもうまく会話ができたり、円滑にコミュニケーションが取れるようになっていきます。

 

3.クライアントの「本当の悩み」に気付きやすくなる

コーチ・コンサルとして活動していれば、クライアントの悩みを聴く機会が非常にたくさんあると思います。

悩みや問題を相談された時に、クライアントの隠れた本音やクライアント自信が気づいていない本音に気づくことができれば、問題解決につながりやすくなります。また同時に、深い部分の悩みに気づいてあげることで、クライアントからの信頼も獲得しやすくなります。

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心理学を学ぶデメリットとは?

1.ビジネスで活用できるまでに時間がかかる

心理学は本格的に勉強したとしても、実践で使えるようになるには時間がかかります。書籍・セミナーなどで学べば知識は身につきますが、実践となると話は別です。

クライアントとの会話のなかで自然と使えるようになるまでは、何度もトライ&エラーを繰り返すことが必要となります。

「どのぐらい練習すればいいのか?」という基準はありませんが、最低でも半年以上は根気強くチャレンジしていくつもりで、心理学と向きあっていくことがオススメです。

 

2.何でもかんでも型にはめようとしてしまいがち

心理学を学んでいくと、ある種の心理パターンのようなものを学ぶことがあります。

例えば、『〇〇という反応をしたら、■■というタイプです』という具合です。こうしたパターンを学ぶと、どうしてもそのパターンに当てはめてクライアントを分析しようとしてしまいます。

しかし、クライアントは型にはめられることは非常に嫌がります。なぜなら、型にはめられたと感じた瞬間に、「自分は理解されていない」と感じてしまうからです。

型やパターンに当てはめるのではなく、そういったものを1つの基準にしながら、クライアントと向き合っていけるように練習する必要があります。

 

さいごに|心理学が意味ないと感じる起業家へ

さいごに|心理学が意味ないと感じる起業家へ

 

心理学が意味ないと感じてしまう気持ちもわかります。しかし、やはり心理学は学ぶできです。

クライアントとのコミュニケーションではもちろんですが、インターネットが普及している現代では、WEBの世界でも心理学は非常に役立ちます。

例えば、YouTube動画を場合。

「どんな内容で動画を作ると、それを見た見込み客がどんな心理状態になるのか?」ということを計算して見込み客にアプローチすることができます。

もしも動画を見た見込み客が「恐怖」という心理状態になるように設計しておけば、恐怖心を解消するための商品・サービスを動画の後にセールスすれば、成約率を伸ばしやすいです。

このように「心理学に基づいた」ビジネスの戦略・戦術を設計していくことで、あなたのビジネスの成功率を飛躍的に高めることができます。

実際におすすめの戦略・戦術については、無料オンライン講座で詳しくお伝えしているので、是非そちらもご覧になってみてください。

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